「滋賀学園高校ジャズオーケストラ部」(東近江市建部北町、24人)はこのほど、「第38回ジャパン・スチューデント・ジャズ・フェスティバル2023」に出演し、優れた演奏に贈られる「大阪音楽大学特別賞」を受賞。
更に部員のドラムス担当の「渡邊樹希」さん(1年)が「ナイスプレイヤー賞」に輝いた。
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↑写真:滋賀報知新聞より
このイベントは、神戸市の夏の風物詩で、中高生ビッグバンドによるジャズの祭典。8月19、20の2日間、神戸市内で開催され、全国の36団体が出場した。
滋賀学園高校ジャズオーケストラ部は2020年の発足。それまでは吹奏楽部として活動していたが、地元のジャズイベント「びわこジャズ東近江」に出演する中で、さらに生徒の活躍の場を広げようと、2023年に現在の名称に変更し、管楽器とドラム、ベース、ピアノからなるビッグバンド形式に編成した。
練習は週6日こなし、ジャズイベントのほか、地域のお祭りなどで演奏を披露する。
ジャパン・スチューデント・ジャズ・フェスティバルには2020年に初出場。当時は新型コロナウイルスの影響のため動画審査で、今回は初めてホールで演奏を行った。
ジャパン・スチューデント・ジャズ・フェスティバルには2020年に初出場。当時は新型コロナウイルスの影響のため動画審査で、今回は初めてホールで演奏を行った。
創部3年目の栄誉に顧問の北川和哉教諭は「生徒がジャズのスキルを高めつつ、楽しんで演奏してきたことがよかった」と振り返る。
部長の齊藤純子さん(2年)は「個性豊かな部員が、楽しみながら演奏できた。来年も出場してさらに上をめざしたい」と声を弾ませた。
ナイスプレイヤー賞を受賞した渡邊さんはドラム歴4年目で、「率直にうれしかった。ドラムの演奏は時間を忘れるほど楽しい」と目を輝かせた。
同部は、9月16~18日に石川県で開催される金沢ジャズストリートに出演する。
<滋賀報知新聞より>