1月9日朝、遂にFT8WWとの交信の機会が訪れた。
2週間ほど前からアフリカの「クローゼット島」の「FT8WW」局が1ヵ月強の期間運用を開始している。世界中からのコールに見舞われている。
知人やローカル局も早々と交信に成功していたが当局には相手の信号が弱くデコードできずコールさえできないでいた。アンテナの差が主な理由である。
信号さえ見えれば強い局は既に交信が済んでおり、弱小局にも機会はあると信じて毎日我慢し続けた。
その機会が1月9日朝の10MhzのFT8だった。始めはこれまで同様見えなかったが暫くすると見え出した。信号は強くはなかったが見えていた。
クリアーそうな周波数でコールを開始後直ぐに応答がったが尻切れに終わり交信不成立。その後10分程諦めずコールすれば再度応答があり今度は交信に成功した。やっとクローゼット島がゲット出来た瞬間である。
尚、 当方の前回の交信は39年前の、1983年10月17日に「FB8WI」局と14MhzのCW(電信)で交信している。
クローゼー諸島、クロゼ諸島、フランス語:Îles Crozet)
インド洋の南にあるフランス領の諸島。マダガスカルと南極大陸のほぼ中間点にあり、行政的にはフランス領南方・南極地域の一部である。
クローゼー諸島は氷河には覆われていない。ポセッション島の東海岸近くに科学研究施設のアルフレッド・フォール基地があり、そこに18人から30人の研究者が入れ替わりに在住している。
クローゼー諸島は氷河には覆われていない。ポセッション島の東海岸近くに科学研究施設のアルフレッド・フォール基地があり、そこに18人から30人の研究者が入れ替わりに在住している。