日本フットボールリーグ(JFL)最終第30節で、「レイラック滋賀FC」は24日、彦根市の平和堂HATOスタジアムで」と対戦し、0-5で敗れた。前節終了時点の3位から順位を一つ落とし、14勝6分け10敗、勝ち点48の4位で今季を終えた。
「レイラック」は前半13、15分と立て続けに失点し、前半終了時点で4点差を追う展開に。後半はボール保持を増やして持ち直したが得点にはつながらず、追加タイムには駄目押しの1点を奪われた。
角田誠監督は「最後にふがいない試合をしてしまった。1失点してから、選手同士の距離感が離れてしまった」と話した。シーズン中盤から監督に就任した今季を振り返り「半年で気付いたこと、分かったことが結構あった。その整備をオフの期間にして、来年しっかり進みたい」と総括した。
今季のJFLのJ3昇格争いは、シーズン後半戦で上位2チームが3位以下を突き放した。「レイラック」は一時、9位まで順位を落とした。終盤には3位に浮上して昇格圏内の2位を追ったが、第28節終了時点で昇格の可能性が消えていた。
「レイラック」が昇格するには他に、ホームゲームの平均入場者数で2千人に達する必要がある。この日の入場者数は4126人で、今季はこの条件を達成した。
<記事・写真: 中日新聞より>