近江八幡市にある滋賀県立安土城考古博物館が3月18日(火)にリニューアルオープンするのを前に、新たに設けた安土城の天主がモチーフのシアターなどが公開された。
滋賀県立安土城考古博物館は、織田信長が築き「本能寺の変」のあと焼失した安土城の史跡などを紹介する博物館。
来年の築城450年に向けて進めていたリニューアル工事が完了し、3月18日の再オープンを前に報道関係者向けの内覧会が行われ、新たな展示が公開された。
このうち、安土城の天主をモチーフにしたシアターは縦4m、横23mの大きさのスクリーンがあり、最新の研究に基づいてCGで再現した安土城を信長が案内するドラマ仕立ての映像を見ることができる。
また、安土城周辺の地形の模型に映し出すプロジェクションマッピングの展示が新たに加わり、戦国時代のころの地形やいまの地形の映像を映し出して見比べることができるという。
滋賀県文化財保護課の仲井大貴係長は「年齢を問わず沢山の人に訪れてもらい、博物館の後には安土山にも行って貰って、歴史の魅力に触れて欲しい」と話していた。
滋賀県立安土城考古博物館は3月18日(火)にリニューアルオープンし、月曜が休館となる。
滋賀県立安土城考古博物館 近江八幡市安土町下豊浦6678 https://azuchi-museum.or.jp/
<NHK大津より>