国産最古級の電気機関車である「近江鉄道ED314の一般公開記念式典」が12月21日(土)に、東近江市の「近江酒造」敷地内で開催される。
前日の12月20日(金)午後、一足先に見学に出掛けた。当日の式典では、「ED314」に因んで「3時14分(15時14分)に除幕されるという。プロジェクト関係者以外の一般の人も多数式典に参加して欲しいといっていた。
また、このED314は6年前まで現役だったが車両はサビ・腐食が進んでいるので後日ペイント修理される見込みとのこと。
因みにED314が設置された「近江酒造」は大正9年(1920年)創業の地元の造り酒屋で、昔から地酒「志賀桜」などを出している。近江酒造は毎年4月末恒例の「びわこジャズ東近江」い協賛し、ジャズ開場の1つでもある。2020年ジャズフェスではED314見学の楽しみも加わるであろう。
主催: 市民団体「近江鉄道ED314保存活用プロジェクト」
開催日時: 12月21日(土) 15:00~、受付:14:30~。
場所: 近江酒造(東近江市八日市上之町9-16
ED314の保存をめぐっては、同プロジェクトがクラウドファンディングで輸送費などの資金を募り、目標の500万円を上回る約580万円を集め、近江鉄道と譲渡契約を締結。12月14日―15日にかけて、近江鉄道彦根車庫から近江酒造へ輸送、設置した。
尚、会場には駐車場がないため、来場の際は公共交通機関を利用すること(近江鉄道八日市駅からは、本町商店街、金屋大通りを経由して徒歩約15分)
問い合わせ: びわこ学院大学教授のパン・ジュイン氏 (0748-22-3388)
<滋賀報知新聞より>
↓一般公開記念式典準備中のED314