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西アフリカの太鼓工房滞在記(ガーナ、コートジボアール、マリ)。
西アフリカの文化、音楽。私的独言。

工房見学

2007-04-17 00:47:02 | 太鼓工房滞在記(コートジボアール)
2005年11月26日(土)の日記。
9:00起床。昨夜はママドゥと1時くらいまで話してた。
ママドゥは勉強家である。昼間は小学校で教師をやっていて、太鼓工房のオーナー。
子供達の教育、学校に行くことが出来ない若者に少しでも仕事をと太鼓工房をはじめた。
マザーランドとは比較的新しい付き合いだが彼の誠実な姿勢にひかれ今回工房を訪ねることとなった。
昨夜の話は、太鼓の海外マーケットの話から始まり、やはりコートジボアールがかかえる現状、歴史的背景。家族の話。
多くのことを教えてもらった。

2人で朝食。ミルクティー、バゲット、卵。
ゆっくりめに家を出て、まず皮を買いにいく。
うーん。厳しい。
ママドゥの友人に皮を持ってきてもらうことにする。
その間バスで1時間くらい行ったところにあるアーティザンへ。
海沿いの通りにずらーっと並ぶお土産屋さん。
あまりにも何も無いのですぐ立ち去る。

アジャメにもどりロープを買い、町にある3軒の工房を見学。
ママドゥと一緒だったせいもあるのか外国人に対する警戒心が強いように感じたが
ひたすら売り込もうとするのではなく、黙々と作業している。
イロコと呼ばれるコートジボアールの太鼓によく使われる木。
カービングはほぼ統一されていてよく目にするレグに3段の段差がついている。
工房では4、5人がカービング作業を行っていてこれがまたはやいはやい。
お喋りしながらテンポ良くシェルを削りだしていく。
しばらく見学させてもらい皮を受け取りにいく。
ママドゥの友人が持ってきてくれた皮は厚み、大きさ、鮮度ともすばらしかった。

夕方帰宅。
ママドゥが外出のため1人の時間。
アフリカに来てから1人の時間って無いなーっと思った。
コートジボアールに来てフランス語、ジュラ語でのやりとり。
両者ともにまったくの初心者の自分は意思疎通にかなりのパワーを使う。
しばしの1人時間をぼーーーーーっと満喫。

夜ドッソとママドゥがかえってきて夕飯を買ってきてくれた。
フライドチキン、フレンチフライ。
アメリカの工房から来た僕を彼らは半分アメリカ人だと思っているな(笑)
でもおいしい。鶏が新鮮。ペペもうまい。
雑談して今日ははやめに寝る。

zzzzz





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