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西アフリカの太鼓工房滞在記(ガーナ、コートジボアール、マリ)。
西アフリカの文化、音楽。私的独言。

復活!アフリカ太鼓工房滞在記 アビジャン編

2008-01-07 23:31:28 | 太鼓工房滞在記(コートジボアール)
2005年12月2日(金)の日記
ママドゥは実家に帰ったっきり帰ってこない。ドッソが深夜まで爆音でテレビを見ている。
かみさんと喧嘩してでてきたらしい。暑い。
町はアビジャン市内で銃撃戦があったらしく恐ろしく静かだ。
いつもなら3時くらいまでバーが大音量で音楽をかけているのに今日はまったくの無音。ちょっとした厳戒令がでているのか、ドッソは結局とまっていき、ママドゥは帰ってこなかった。
朝起きると2人もいなかった。
結局今日は1人で工房に向かう。バス2本、乗り合いタクシー乗り継いで工房へ(結構しんどい)。
ともあれ工房では、アメリカからもってきたロープが早くも底をつきドゥンドゥンは結局こっちのロープの5mm使う。(ちなみにアビジャンでも太鼓などに使われるロープのほとんどが漁具用のロープでそのほとんどが中国産である。)
ジェンベのリングがまたもやでかい。10セットやり直し。
工房長のチョマンデは目の上に血だらけの絆創膏を貼っている。どうしたのか聞くと昨日の夜タクシーの運ちゃんともみ合いになりハンマーで殴られた(!!)そうだ。痛そう。。昨日の騒動からなんやら町の雰囲気もぞわぞわする感じで、作業もうまく進まない。5本チューニングをし今日は終了。遅くなるとヤバいと思って5時に出たが、案の定1本目のバスをのり間違えたか 、ここはどこ??歩いていつもバスに乗るところを探したが益々迷ってしまった。路地に迷い込み辺りは真っ暗。あんまりよろしくない雰囲気(汗)。なんとか大通りを見つけタクシーを拾う。4台目で交渉成立。2500CFA。背に腹は代えられん。辺りは真っ暗。検問の数も昼間の数倍にふくれあがっている。
1時間後ママドゥー宅着。よかったよかった。ついた頃ママドゥが心配して電話してきた。っておそいっつーの(笑)飯(ガルバ、チキン、パパイヤ)をかってきてくれたので食し寝る。楽しい1日でした。


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2 コメント

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待ってました (オロミデ)
2008-01-08 13:43:20
待ってました、滞在記(この生活感・・・)。今、ケニヤが大変なことになっているみたいです(大統領選挙がらみで暴動が頻発)。ここ5年ほどは治安の向上が著しかっただけに残念です。コートジボワールも5年以上前は優等生(この呼び方は気に入らないのですが、国際協力関係の奴らがそう言ってました)といわれるほど政治がうまくいっていたみたいですが未だに安定していませんね(日本人からみて)。昨年コートジボワールからの研修生(彼は国家公務員です)に聞いたところ、最近のアビジャンは落ち着いているとのことでした。しかしこの「落ち着いている」という感覚が彼らと日本人では大きく異なるから要注意です。以前ケニヤ人に首都ナイロビの治安について聞いたところ、「夜間銃声が聞こえたり、稀に警察と犯罪者とのカーチェイスが見られるけれど、平和だ」と。今のアビジャンはどんなでしょうねえ。ところでアフリカで交渉するのって疲れますよね。宿とか乗り物とかいつも交渉が伴いますけど、最近は歳のせいか非常に疲れてしまいます・・・。
そうなんです (タクミ)
2008-01-09 00:59:24
はっきり言って自分は交渉べたです。交渉を省こう省こうと、できるだけ簡単にという社会で生きてしまっているもんだから、交渉相手を少なからず面倒な相手というところからはじめてしまう。。向こうはそんな次元では話をしてないと思うのですが。世間話、挨拶の延長で笑いながらシビアな交渉を展開していくのはまだまだ自分の人間力が足りない所だと私は思ってます。。

ケニアの情勢、とても残念です。もし詳しく知りたい方はこちらを見てみてください。お正月に知人が知らせてくれました。
http://harmony-pd.at.webry.info/200801/article_1.html

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