企業経営を現実的に行なっている中で、様々なリスクが発生します。
企業は、その“予期せぬ事態”に的確に対応して行かなければなりません。
その予期せぬ事態の中で、最大級の被害をもたらすものが地震だと思います。次に台風や水害、河川の決壊、地滑り、崖崩れ、土砂崩れなどの自然災害です。
人災かも知れませんが、火災、ガス爆発なども当然大きな被害をもたらします。
また、政治的・経済的な要因も突然発生して、大きな . . . 本文を読む
6月27日に、弊社熊本工場の‘落成記念式典’を執り行なわせて頂きました。
新設した熊本工場は、九州・熊本県の荒尾市の工業団地内に竣工したと言うこともあり、弊社本社の横浜市からは、遥か遠方になってしまい、関東のお客様につきましては、主力のお客様だけをお呼び致しました。また、平日水曜日の業務の忙しい中にも係わらず、万障繰り合わせしてご出席を賜りましたお客様方一人ひとりに、心より感謝を申し上げます。
. . . 本文を読む
創業当時の話を少ししてから、表題の「成長エンジン」について書きます。
会社を創業して、間も無く丸21年(1986.10.08)になります。
本当に何も無い所からの船出でした。
ただ、‘モノづくり’をして見たい、係わりたいと言う思いからの出発でした。
それは、遡ることサラリーマン時代に友人とバイクや電車で、万葉の空気に触れて見たいという心持ちから‘奈良’に行く機会が数回あり、そんな中、訪れる先々で . . . 本文を読む
精密部品加工の‘モノづくり’の‘リーダー’はどうあるべきか‘リーダーシップ’は如何に発揮するべきか、について書きます。
今日、ここで書いて見たいのは、私たち‘モノづくり’の精密部品加工業に於ける‘工場長的な立場(弊社には工場長と言う役職はありません)’の責任者の‘リーダーシップ’についてです。最後の方で、表題の「リーダーシップ」と「CSM経営」を絡めて見たいと思います。
この立場の人は、経営ト . . . 本文を読む
現在、様々な企業で生産性や経営効率を高めるために、従業員の業務に対しての‘モチベーション’を如何に発揮させられるか、また役員に対しても経営者意識を更に高めてくれる様に‘ストック・オプション報酬’等のインセンティブ策の決定を取締役会、そして(臨時)株主総会へと諮りながら工夫を凝らしています。
そう言う中で、弊社に於いても色々な事、方策を考える機会に来ている様にも思っていますが、その前に先ず考えなけれ . . . 本文を読む
新 年 明 け ま し て お め で と う ご ざ い ま す!
本 年 も 宜 し く お 願 い 致 し ま す。
新しい年が始まりました。
本年も、皆様方のこの新しい一年が実り多き年で有りますよう祈願しています。
弊社は、昨年、将来に向けての事業展開の仕込みが出来た充実した一年でした。
今年は、それを成果に結び付けて、一つ一つ引き出して行く一年として、みんなで力を合わ . . . 本文を読む
今日は『世界経営者会議24日』の後半部分について書きます。
各基調講演者の講演内容が、‘同じ演題’についての講演になっているために、
少し重複してしまっているところがありますが、この重複の繰り返し中から新たな
概念を感じる事が出来れば幸いではないかと考える次第です。
この基調講演の内容をご紹介している一つの理由としては、読んで下さっている
方々と共に、これから少し先の未来のグローバル・トレンド . . . 本文を読む
11月1日と2日、第23回日本国際工作機械見本市(通称;JIMTOF2006)に見学
に行きました。
色々な展示会が‘有明・東京ビッグサイト’並びに‘幕張メッセ’では毎日の様に
開催されている訳ですが、私たち「モノづくり」の企業にとってはこの展示会が
「最大のイベント」でもあり、また加工関係者が集まる「お祭り」にもなるのであ
ります。
この展示会は、2年に一回、この‘東京ビッグサイト’で開催さ . . . 本文を読む
今日は前回に続いて『世界経営者会議』の初日の後半部分につて書きます。
現在、世界経済は目まぐるしく展開している訳ですが、グローバル競争の大きな
うねりの中で、企業経営者は正しい経営判断をスピーディに求められています。
『世界経営者会議』の基調講演の内容は、属する業界によってそれぞれ受け取り
方も色々あると思いますが、世界経済が近い将来必ず進んで行く方向性であるこ
とは間違いありません。
世界 . . . 本文を読む
今日は、先達て開催されました『世界経営者会議』について書きたいと思っていま
す。
今まで、この様な経営者会議があることを全く知りませんでした。
10月23日(月)と24日(火)の両日に第八回日経フォーラム『世界経営者会議』
(主催=日本経済新聞社、スイスのビジネススクールIMD、米スタンフォード大
学アジア太平洋研究センター)が、‘ホテルオークラ東京’で開催されました。
10月23日付けの日本 . . . 本文を読む
今日は『景気循環理論と経営①』の追伸と言う事になります。
私の持っている本の中に『コンドラチエフ 景気波動論』中村丈夫 編(亜紀書房:当時の値段で¥1,500)と言うのがあります。
その本を開いて見たら日経新聞の切り抜きで、昭和57年11月9日の記事を挟んでありました。昭和57年と言うと、西暦1982年と言う事になります。
また、その本の初版は、1978年2月15日となっていて、私が購入したの . . . 本文を読む
今日は、『景気循環理論』を絡めながら、弊社の『経営判断・戦略』の考え方についての話をしたいと思います。会社を経営するうえで‘景気動向’と言うのは、常に気になるところです。この‘経済動向’と‘景気循環理論’を考慮しながら、『経営判断・戦略』に絡めて行く事で、経営戦略の正確性を更に高めて行きたいと考えています。現在の‘景気動向’が云々と、言っているのではありません。ただ、現在の‘景気動向’が、景気循環 . . . 本文を読む
明日と明後日の2日間出張なので、普段は気にならない天気が少し気になっている処です。最近は、特に忙しくてブログも書けませんでしたので、出張の準備も気になるんですが、少し書けるところまで書いて、今日は終わりにしたいと思います。
今日の話は『ネクスト マーケット』の話をします。
只、弊社が製造している製品の目先を少し変えて‘新たなる市場’へと展開して行こうと言う話ではありません。それはそれで、新たな市 . . . 本文を読む
‘セミコン台湾’に行って来ました。
台湾は、今年で3年連続で4回目になります。最近は、特に観光も全くしなくなり、仕事中心の活動に専念しています。3年連続して視察に行くと、意識しなくても自然にはっきりと見えて来るものがあります。当然技術革新の変化も見て取れますが、それもさる事ながら、それ以外の、ある‘方向性’が見えて来ます。それは、弊社のこれから進むべき道、目指すべき方向性と云うのを教えてくれてい . . . 本文を読む
今日は‘ゼロ・ディフェクト’について書きたいと思います。
私たち「モノづくり」に係わっている人間に取って‘ゼロ・ディフェクト(Zero-defect)’と云う言葉は、非常に美しい響きのする言葉です。‘ゼロ・ディフェクト’と云うのは、本当は達成するのは不可能な話で、でも‘言葉’があるから一応‘みんなで目指しましょう’と云う‘標語’の様な感じのする‘言葉’だと思っている方も多いのではないでしょうか。‘ . . . 本文を読む