『今日もみんなで良いモノつくります!』

『経営について』の考え方と従業員の『究極のモノづくり』に挑戦する姿を伝えたいと思います。

『情熱創造(メンタル・モデル)企業構築へ!』

2007年04月21日 | 経営の事
現在、様々な企業で生産性や経営効率を高めるために、従業員の業務に対しての‘モチベーション’を如何に発揮させられるか、また役員に対しても経営者意識を更に高めてくれる様に‘ストック・オプション報酬’等のインセンティブ策の決定を取締役会、そして(臨時)株主総会へと諮りながら工夫を凝らしています。
そう言う中で、弊社に於いても色々な事、方策を考える機会に来ている様にも思っていますが、その前に先ず考えなければいけない事があります。今日はその話をします。

それは、社員が家族を思う様な気持ちで、会社の事や一緒に仕事をしている仲間・同僚の事を思える様な‘企業風土の創造’が大切ではないかと言う事です。
それは愛社精神へとも繋がっている訳ですが、自分達の造(扱)っている製品・モノに対しての‘熱い気持ちこそが一番大切’ではないかと思っています。これには経営者側に、そう言う‘熱い精神’を育てて行こうとするベクトル(大きさだけでなく方向ももった量)と具体的な態度が大切ではないかと思います。初めに、経営者が、そうした熱い・強い意志表示を指し示す必要があります。
自社の製品や加工品を‘熱く語れる・熱く語ってくれる’『情熱』を抱いてくれる社員を育てられる『会社の環境づくり』にこそ、それが秘められていると思います。

弊社では、現在、特別に従業員や役員に対しての‘インセンティブ’を考えている訳ではありませんが、此れまで自然な日常業務の流れの中で、確実に働く環境や待遇の改善を少しずつ充実させて来ました。
また此れからも、給料・福利厚生面等の待遇改善は勿論の事、肉体的な負担の軽減、責任や精神的な負荷の軽減も考慮しながら、業務に集中できる‘企業環境づくり’に会社として意識して取り組む事を、もっと明確に指し示したいと思っています。
これまで、このブログで何回も話はしていますが、弊社の‘成長戦略’である『選択と集中』の中で‘独自性の追求’とそれに伴う‘付加価値の創造’により、策定したロードマップよりも運良く1年程度早いペースで経営目標を達成して来ています。会社全体のより良い‘環境改善’をして行くための余力も充分に備える事が出来た様に思います。
ただ‘インセンティブ’を付与する事を考えるだけでなく、また初めに述べた様に色々な方策を巡らす前に、自分達の造っている製品を‘熱く’語ってくれる従業員を1人でも多く育てて行く事を念頭に、育てる側と育てられる側とが一緒になって、此れからの‘企業風土や環境’を造って行きたいと考えています。
従業員が会社の事を、仲間の事を、仕事の事を、製品の事を‘熱く語り合える’社風・会社づくりも重要な‘経営者の使命’の一つではないかと思います。

弊社もそうですが、これからの企業は『情熱創造(社員の仕事に対する情熱を成長戦略のエンジンにする事)企業』を目指す必要があるのではないかと思います。
この‘会社づくり’の考え方は、働いて楽しい‘モノを作って楽しい、会話をして楽しい、社会に貢献して嬉しいと言う、働く喜び’に繋がって行きます。本格的に取り組む事ができれば‘新たなビジネス・モデル’になるのではないかと思います。社員の‘モチベーション’策を会社が、特に意識する事なく、日常の中で、自然に後から付いて来る状態が生まれるのではないかと思います。これには、会社にもそれに応えられる‘製品やモノづくりの思想’がなければいけません。
また‘ビジョンや共通の価値観’を明確にして‘会社の目標と社員の働く環境との相関’が必ず取れていなければいけません。こう言う環境の中で、更に、社員や役員に対しての‘インセンティブ’を考えていければ良いと思います。
今日は短いのですが、ここまでです。

‘今日もみんなで良いモノつくります!’
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