『今日もみんなで良いモノつくります!』

『経営について』の考え方と従業員の『究極のモノづくり』に挑戦する姿を伝えたいと思います。

『 近 況 ③ 』(荒尾市に2万㎡土地取得)

2024年02月06日 | 雑  感
約半年ぶりの投稿になります。

新年も明けた元旦早々に、❝能登半島地震❞が発生して言葉では言い表せない状況を目の当たりにしました。
家屋の倒壊、道路の陥没や土地の液状化、崖崩れ、海底の隆起による港の被害等での漁業への影響、
輪島朝市の火災消失、伝統工芸の輪島塗のサプライチェーンの壊滅的打撃、上・下水道の崩落や電気
の断線等でライフラインが完全に崩壊した状態が続いています。生活の基本である「衣・食・住」が
失われる事が、人の心身をどんなに無惨な状況に陥れるのか思い知らされています。一日も早い普段の生活・復興を願うばかりです。

関東地方は昨夜(2/5)から夜半に掛けて降雪があり、停電の発生等で右往左往でした。
この横浜では4㎝程度の降雪でしたが、昨夜は家の周りの除雪作業に大童でした。
都会ではこの程度の雪でも、直ぐにインフラがダメージを受けて、こう言う環境に不慣れで大変な騒
ぎになります。この位の事で右往左往してしまう事を恥ずかしく思う次第です。

さて、半年ぶりのブログですが、この期間にも色々と弊社にも変化がありましたので、それを短く記したいと思います。
弊社は部品加工の受託加工を生業にしている会社ですが、常に「 効率・生産性・スピード・ コス
トダウン」を念頭に置いて、日々 部品の生産に取り組んでいます。
そう言う中、2023年7月末に横浜サプライセンターのFMSラインを20パレットから40パレットに倍増しました。
これにより量産部品やリピート部品の計画的な生産管理に余裕を持って取り組む事が出来る
様になりました。又、部品のセッティングステーションを2基に増やした事で、異なるワークの段取りが同時に出来る様になり効率が格段に良くなりました。
次に、熊本工場 第3工場の増設工事を2023年12月初めに着工して、この2月末迄には終了し、熊本
工場全体の機械を全体最適にレイアウト変更をする事で効率を上げ、更に新規設備を13台導入する
事で生産能力の拡大を目指します。世間一般では若干半導体製造装置は足元が弱含みな状態で調整
局面ですが、弊社は運良く好調を維持しています。更に医療機器の消耗部材の受注も客先様より今後一気に拡大するとの情報を頂いており、その対応も兼ねた今回の増築になります。
又、現在の熊本工場は荒尾市の❝水野❞に立地していますが、手狭になり今回が最後の増築工事となります。
そして、新たな場所を探していた所、❝荒尾市の産業振興課の皆様方❞のご尽力もあり、同じ荒尾市の❝ 聖 人 原 ❞ にタイミング良く物件の紹介を頂き、2023年11月末に❝20,000㎡❞の土地を取得するに至りました。今回、第一期工事として今年11月末頃の予定で新工場が完成します。この新工場は❝熊本ビジョンセンター❞と命名して、未来に向けて❝夢のあるモノづくり❞をみんなで目指して行こうと言う事で名付けました。
そして、加工の主要部分をロボット化して自動化ラインを構築し、無人化・長時間連続稼働を実現する事で効率化と生産性の向上を達成して、お得意先の短納期・低価格なモノづくりへの期待に確実に応えて行きたいと考えています。
この工場では、半導体関連部品の量産部品や消耗部品、リピート部品の更なる受注拡大に向けて営業活動を展開して参ります。又、受注状況に応じて第二期・第三期の工場建設を推し進めて、最終的にはこの❝聖人原❞地区での最大建坪面積 ❝12,000㎡❞を予定しています。

❝今日もみんなで良いモノつくります❞をモットーに、社員一丸となって今年も頑張りますので、ご期待下さいます様宜しくお願い致します。

1 コメント

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マルテンサイト千年神器 (グローバルサムライ)
2024-04-13 21:38:13
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム、人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。

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