あ・の・ろぐ

内容に一貫性は無いし、更新は滞ると思うし、言いたい放題で好き勝手にやってるけど、あしからず。

電車男とバイク男になれなかった只の男

2004年11月07日 | バイク
 イーエスブックスの総合ランキングで電車男がトップだった。ネットで見られるのに買う人多いんだなぁ。
 この話を最初に読んだ時、ブランド物のプレゼントで思い出したことがある。今から十数年以上も前の話だけど、駅で彼女と待ち合わせしてた時に自分の目の前を真っ赤な顔してFZR250を押してる女の子がいたんで「どうしました?」って声を掛けたんです。そしたらガス欠だと言うので近所のGSの場所を教えて一旦は見送ったものの、そのGSが休業日だったかもしれなかったし何だかヨロヨロしてたし…と不安になって後を追いかけたら、まだすぐ近くでヨロヨロと押してたんです。
 もう一度声を掛けて話をしたら、ガス欠しちゃったけど買ったばかりのバイクなので押し歩くのに慣れなくて何度か倒しちゃって…と汗だくで泣きそうな顔で話してくれたので、「あぁ、自分もそんな経験があったなぁ」と思いつつ、それなら…とGSまで代わりに押してあげることにしたらとても喜んでくれました。案の定、近所のGSは休業日だったけどバイクの話をしながら更に進み、計1.5Kmくらい行ったGSで無事給油完了。
 んで、帰ろうとすると連絡先を教えて欲しいと強くお願いされてしまい、固辞するのも変かなと教えたところ、数日後その女の子から自宅に電話(当時は携帯電話のサービスが始まって間もない頃で一般には普及してなかった)が掛かってきて会って欲しいと言われてしまったんです。
 勿論固辞したものの断り切れず、駅の近くの喫茶店で会ったら、MARIO VALENTINO(TOPのバイクにまたがる女性の写真がカッコイイ)のキーケースをプレゼントされたんです。当時の自分はブランド物の価値とか全然分かってないので気軽に貰っちゃったけど、それなりに安くない物だったと思うんです。おまけに、一緒にツーリングに行きませんか…とか誘われたのに「今付き合ってる子がいるから」とあっさりと断っちゃったり…(彼女がいたってツーリングぐらい行けばいいのにね)。彼女の話を持ち出したらその女の子の表情が段々(´・ω・`)ショボーンってなってしまったり…。おまけに「ご迷惑だったですよね」みたいな話になっちゃったし…。今思うと酷い奴ですよね私って。
 結局、その女の子とはそれっきり。あの当時、自分に彼女がいなくて、2ちゃんがあったら…(いや、2ちゃんが無くても充分違う話になってただろう)。あの時の女の子の優しそうな表情を思い出しては自分の甲斐性の無さを痛感するのでした。

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