望の富士山22

背中にデジイチ、ポケットにコンデジで富士を追いかけています。

R6.1.1 辰年の竜ヶ岳初日の出ダイヤモンド富士は激混みだった

2024-01-03 09:33:29 | ダイヤモンド富士

嫌~な夢で目が覚めた。これが初夢なのかと思うとちょっと悔しい。スマホを見ると1:55だった。

そして尿意((+_+))

フリースを羽織り、エアコンの効いた室内から出て、数m先のトイレへ。

もう一度寝直す気になれず、ヒートテックを脱ぎ、ジオラインexp上下に着替えた。登山用靴下と山ウェア中間着、カメラマンベストまで着れば70%準備完了だ。

毛布や布団を畳み、シーツを指定されたカゴに入れ、直ぐにでも出発できるようにした。ペアレントとの約束の前に行くのはマズいので、スマホに入れておいたH31年元日のレポを見直して時間調整した。今年は辰年でただでさえ混む駐車場はエライことになると予想されるので、今回は根原から登った際のものを見て、参考にしようという訳だ。

2:30丁度に下へ降りると、今日もペアレントは笑顔で見送りに出てきた。また来年よろしくお願いしますと挨拶して出発。

今日も20号へ出て、いつものすき家へ行こうと思いきや、なぜか見つけられず数分先の別のすき家へ。駐車場には車高を下げた族車が数台停まっており、店内には金髪茶髪のおにーちゃんたちが楽しそうにしていた。いつものすき家ではないが、元日深夜の客層は同じということか。

今日も牛丼小盛とサラダと味噌汁セット540円を注文した。昨日のほろほろチキンカレーが例外で普段はこんなものということ(^_^;)

食後は自宅で入力しておいた根原のGSにナビをセットしてリスタート。

精進湖ラインは交通量が少なく例年通りだったが、精進湖を過ぎ、赤池から139号に出た途端に車が増えた。その多くは竜ヶ岳だろう。数分後、本栖湖の交差点を過ぎても車はそこそこ多い。さらに数分後、右側にずら~り路駐が並んでいる。今度は竜神池のダブルダイヤ狙いだろう。そういえば、これも辰年にちなんでいるのだろうか。※上地図の富士芝桜まつりのこと。

この前後から便意((+_+))

目標のGSを過ぎて先、道の駅朝霧高原のトイレに行こうと思ったが、数分後に到着するとび~っしり満車。ここはNGの場所にも停まっている有様。タントを停めるのはムリだ。さすがに竜神池からは遠すぎるので、この車の目的は何だろう。

さらに数分先の公衆トイレまで行き、無事に出して一安心。そして、駐車場でハッキンカイロに点火した。明るい所でやっておく方が安心だ。

引き返して数分(数㎞?)、ナビにセットしたGS手前の細い道を左折して数十m進むと、駐車スペースには5台が停まっていた。5年前は1台も停まっていなかったので、これも辰年ならではなのか。

車内で山ウェアに着替え、ネックウォーマーとニット帽を付け、ハッキンカイロをポケットへ。

また、携帯ラジオをYBS765kHzにあわせた。東京の放送局よりも地元の方が入りが良いのではと思い、YHでセットしておいたのだ。ところが、この駐車場では殆どダメ(^_^;)

昨年は日本各地でクマの出没が多いと大騒ぎになっていたので、やれることはやろうと思っていた。勿論クマ鈴を鳴らせて歩くことにした。

着替える前に500円とカーナンバーを書いた紙を入れた小袋をこのポストへ入れた。小袋はダッシュボードに置いておいたもの。我ながら準備万端だ。(*^-^*)

4:32 出発する際にパチリ。これを撮った時に上述の車の持ち主がお金を入れにやって来た。彼はすぐ出発する感じではなかった。挨拶して出発。

 

最初は簡易舗装の一本道。10分少々でこの標柱へ

月齢19のお月様が空に輝いてそこそこ明るく、富士もクッキリ見えていた。

後から考えればどうかしているのだが、この標柱が示していない貯水池脇の道を進み、間違えたことに気付き、引き返した。10数分のロス(^_^;)

H31年もやらかしたとあるが、これは別の道。5年前と似たようなことをやっているな~

上の標柱から数m先にあるデカい東海自然歩道の看板

この先から樹林帯へ。ヘッデンの灯りでは正しいルートを進んでいるのか、自信ない時もあったが、5年前使っていたアプリよりはるかに進化したYAMAPのお陰で概ね正確に進むことが出来た。

途中でソロ男性、数分後にまたソロ男性に抜かれた。ポストで挨拶した方が含まれていたのか暗くて良く分からなかった。

5:23 東海自然歩道との分岐へ。

時間帯はぼんやりだが、ジオラインEXPの効果であっという間に暑くなり、ネックウォーマーを外し、袖をまくりながら進んだ。また、ラジオは辛うじて聞こえるようになってきた。どうやら『生島ヒロシのおはよう一直線』を放送していたが、生島さんと違うアナウンサーがしゃべっていた。そういえば去年の三湖台で聴いていた時もそうだった。

H31年レポには『ここからは峠道。緩やかにジグザグ道を上った』とあるので、レポを見た際には楽だったイメージだが、結構きつく感じた。

5:54 端足峠。確かに5年前よりかかっている(^^;)

数日前に見たヨッシーさんのレポにもあるように富士は木々が伸びて見づらくなっていた。

それに稜線に出たらスゴイ強風が吹き付けていた。これはたまらん(゚Д゚;)

ここで休むことも諦め、先へ

数分先で見通しの良いポイントを発見。強風はきついが、ここで撮らないと三脚を担いで来た意味がない。

5:58 やや補正しているが、肉眼で見てもクッキリ見えていた。

これを撮影中に3,4人のグループがやって来た。慌てて道の端に避けた。その数分後にもソロ男性、さらに数分後・・・それぞれ先ほどの駐車場から来たのだろう。5年前にこのルートで見かけたのは一人だけだったと思う。さすが辰年!

緩く下って登りへ。土止めがあり、短足の私には苦手なルートだ。

6:24 富士の右側に赤みが差してきた。デジイチを出したかったが、この先で撮りたいものがある。コンデジでパチリ。それにしてもコンデジの映りだね。

6:38 樹林帯を抜けるとスゴイ強風!

この付近はササヤブの丈が低い。このルートを選んだのだからデジイチで撮りたいよね。

ふと気づくと汗冷えが始まっている。ここでタイオンダウンを着た。これからが長いのだ。

強風でウェアを脱いだり来たりするのは一苦労だった。

デジイチを首にかけてアングルを探しながら進むと目的は直ぐに見つかった。

ここで撮りたかったのはH30年にヨッシーさんが撮ったアースシャドウの南アルプスだ。

6:43 よっしゃ~(^^♪

ほんの数分で色が濃くなった。

何度も撮ってしまう大好きな悪沢岳

そして白峰三山

この頃、「アレが甲斐駒やろか?」と女性の声がした。傍に彼氏さんが受け答えをしているが、自信なさそう。

「関西から来たのですか」

「いえ、三重県です」と彼女さん 

「初めてなのに良くこのルートをご存じでしたね」

「本栖湖の駐車場に行こうと思ったのですが、スゴイ渋滞していたので、根原からに切り替えました。」と彼氏さん

「あの雪がついていないのが甲斐駒です」←あ、撮っていなかった。

「北岳はどれですか」と彼女さん

「あれが白峰三山、北岳は右の高い山です」

「そして、向こうが八ヶ岳」←多分得意満面だったと思う('◇')ゞ

「遠くから来てきれいに見えてラッキーですね。初めてなら影富士も注目して下さい」

数m先の二人に「ほら、見えています」と声をかけると彼女さんは大喜びしていた。

などとお節介をしながら、南アルプスを撮りまくった。上の画像はほんの一部。竜ヶ岳に来たら、こっちも撮りたくなっちゃうよね。

例年、こちら側まで来る人はそれ程いないのだが、今日は多くの人たちと出会った。南アルプスを撮影し、歓声を上げていた。

カオスになっているだろう山頂へ行ってみた。やっぱりね((+_+))

さて、三脚をセットできるスペースは無いか・・・しばらく探したが、結局去年と同じ登山道左(西)側にした。多少は変化を付けたかったが、仕方ない。

レジャーシートを敷き、その上にザックを乗せ、三脚をセットした。これでスペース確保はバッチリだ。折り畳み椅子を出し、パンや煎餅を食べながら、テルモスのお湯で作ったタマネギスープで身体を温めた。昨日のようにお湯を沸かすのに苦労しているうちにダイヤタイムが来たら大変だ。それは後回しにした。

三脚をセットして数分後、近くにいたおばちゃんとどちらからともなく話し始めた。彼女はツアーで来たとのこと。私は10数回ここにきていること、ここからだと右寄りから昇ること。ダイヤタイムは7:41頃などと話した。

7:24 最初のパチリ。これ以降アングルは似たようなものばかり(^_^;)

相変わらずの強風、ハッキンカイロを触りながら寒さをしのいだ。この時間がしんどいんだよな~

7:35 HDR

7:39

7:41 もうすぐだ~

雪煙が舞ってピッタリではないが、これが最初のキラリだろう。

あとは撮りまくりだ

ひいてササヤブを入れないと竜ヶ岳と分からない。

数秒で大きくなるダイヤ

太陽の光って温かい(^^♪ 大分楽になった。 

月齢19のお月様(トリミング)、歩き出しはこれに助けられたな~

例年は山頂まで移動していたが、先ほどのカオス状態はそれ程変わっていないだろう。それにここなら風が気にならないのでコッフェルでお湯を沸かすにも適している。

このあっさりおいしいシリーズは麵の量が8割、53歳はこれで十分だ。当たり前だが安いのがありがたい。

食後、一通り片付けたところで、近くでたばこをふかしていたベテランさんに記念撮影をお願いした。

8:35下山開始

順光の南アルプスも撮っておこう。 ←またか!

大好きな悪沢と赤石

勿論白峰三山

忘れちゃいけない甲斐駒

そして八ヶ岳

樹林帯手前でデジイチをしまった。この付近で追い越して行った方がチェーンスパイクを付けていた。勿論ザックに入っていたが、必要なところは見つからなかった。メインルートはどうだったか

悪沢の上空で輝くお月様(*^-^*)

まだ薄暗い時間に撮った辺りでもう一度

A沢貯水池をズーム

土止めルートを下った後は緩く登り、端足峠へ(9:30)

このように木々が伸びて富士を撮るのは難しくなった。

この先は峠道で、風が気にならなくなった。すると数分で暑くてたまらなくなった。そうだよ。タイオンダウンを着たままだった(^_^;)

これは脱ぐことは出来てもジオラインは脱げない。ウェアの前を開け、袖をまくって歩くことが目いっぱいだった。

この付近の道はこんな感じ。このように楽な道なのだが、登りはキツかったな~

10:05 東海自然歩道との分岐へ

結構へばっていた。行動食のグラノラやチョコを食べ、カモノハシに残っていた水で喉を潤した。

往路を戻る。ヘッデンの光では気づかなかったが、それなりにテープが貼られている。

10:32 東海自然歩道のデカい看板

未明の時間は月明りに照らされてキレイだった富士を今頃パチリ。まぁ普通だよね(^_^;)

10:50 ゴール!

タントはここに。隣の軽自動車は多分未明に停まっていたものと同じ。道路の右側には3台が停まっていた。

車内で上下全部着替え、最後のパンとミカンを食べて一息ついた。

昨日の時点では二十曲峠でダイヤのリベンジなんてことも考えていたが、もうヘトヘトだ。帰ることにした。

速報、LINEなどを送ろうと思ったが、ここは電波が不安定だ。少し走って電波の良い所へ行こうと思ったのが甘かった。直ぐ先の国道139は本栖湖付近からそこそこ交通量が増えた。カーラジオをあれこれ回しても正月特番で聴きたいものも見つからない。その内、お約束の眠気がやって来た。メントール系のガムを噛んで眠気をごまかすしかなかった。それにこの付近はコンビニも無い。特に手強かったのが道の駅なるさわ手前、文字通りの渋滞。結構キツイ時間だった。

ようやく道の駅の駐車場へ入ることが出来、アラームを20分にセットして爆睡。アラームで起こされて、もう一度アラームをセットして爆睡!

なんだかんだで小一時間は眠ったのだろうか。スッキリした(*^-^*)

この時間は太陽が大分上に来ている。ず~っと富士は見えていた。

トイレで小用を済ませ、食堂を覗いてみたが超満員(^_^;)、諦めておやきを買い、車内で食べた。アツアツで美味しかった。後は行動食の残りなどがあるのでどうにかなるだろう。

正午頃なるさわを出発。139号、富士吉田市内はず~っと渋滞。大月付近でややマシになったが、その後もあちこちでプチ渋滞。

たしか藤野近辺を走っているとき、15:30から『文化放送 新春経済スペシャル 森永卓郎と森永康平の親子経済学』(音声記事)が始まった。森永卓郎さんは年末に膵臓がんステージ4をラジオ番組で公表したばかり、抗がん剤が効かなければ早くて2か月で死ぬと医者に言われていると明るく話していた。そんな状態なのに、文化放送でも言えなかったことを全部書いている途中であること。財務省が圧力をかけて・・・などこの放送でしか聞けなかったことをじっくり聞くことが出来た。いや、レポを作りながらタイムフリーで聴いているけど('◇')ゞ

放送の途中で能登半島地震(NHK)の速報が何度も入った。元日にエライことが起きたのだ。不謹慎だが、森永さんの話しをちゃんと聞きたかった。

どうにか自宅に着いたのが17:20頃。あ~疲れた(*_*)

 

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