望の富士山22

背中にデジイチ、ポケットにコンデジで富士を追いかけています。

R5.5.4 久しぶりに未明の新道峠、早朝の御坂黒岳を満喫

2023-05-06 12:22:18 | 富士の撮影

この日も熟睡はできず、何度か目が覚めたがどうにか眠ることができた。天気予報は圏外で見ることは出来なかったが、心配していた寒さはそれ程感じなかった。

最後に目が覚めたのが1:50。アラームの10分前なので起きることにした。

重ね着をして車外へ出ると、とても明るいことに気付いた。そういえば5日が満月、山中湖で撮れることは数日前に調べていたが、大渋滞に巻き込まれることは間違いない。今回の行程で撮りに行くことは諦めていた。 ※筒井さんはパール富士をゲットしていた。

昨晩は周りに1台も停まっていなかったが、気づく範囲で4台が停まっていた。車中泊か徹夜か、いずれにしても新道峠まで三脚を担いで歩く目的は同じだろう。

トイレへ行き、個室へ。ウォシュレットでお尻を刺激してみたが、出るものは出なかった。平日の体内時計と全く違うのだから仕方ない。

お湯を沸かし、カップ麺タイム。今日の行程はそれほど長くないのでコッフェルや水を担いで登るより効率が良いと判断したのだ。さすがにそれ程食欲は無かったが、それでも完食した。

そして、テルモスにコーヒーを目いっぱい淹れた。

上は秋冬用のフリースの外側にウィンドブレーカーを着た。なお、タイオンダウンは上で直ぐ着られるようにザックの一番上に入れた。

下はボクサーブリーフを登山用タイツに履き替えたが、半パンではなく寝る時に履いていたワークマンのトレッキングパンツにした。気休めでもこの方が温かいだろう。できる範囲でやれることをやった訳だ。

2:48 体操をしている時にお月様をパチリ。ブレているが記録として

2:56 出発

新道峠まで3㎞、ほぼ平坦な舗装道なので小一時間で着くはずだ。

内容は覚えていないが、多分NHKのラジオ深夜便をスピーカーで、勿論クマ鈴も鳴らしながら速足で歩いた。

月は段々高度を下げ、大分低くなっても木々の間で輝いていた。

3:40 バスの駐車スペースに到着。3㎞を45分程ならまぁまぁか。

トイレをフラッシュ撮影。面白い出来になった。

階段を上り、セカンドテラスは通過してファーストテラスに着いたのが3:46。

先客は2人。バルブをやっているはずなので早めにヘッデンを消した。

テラスの端に荷物を置こうとすると、ベンチは濡れていた。夜露だろう。荷物を濡らしたくない。レジャーシートを敷き、ザックを置いた。そしてタイオンダウンを着こんで、テルモスのコーヒーで身体を温めた。

三脚をセットして撮影開始。

3:53 雲海だ~

3:56 上はWBが昼光色蛍光灯、これが晴天。何が正解なのか、よくわからない。

4:07 たった10分で随分明るくなってきた

この雰囲気を味わうのはかなり久しぶり。調べたらH29年GW以来だった。※H30年は空振り

ソロ男性、若いカップル・・・段々人が増えてきた。右奥の男性はなんとスーツ姿。後で話しを聞いたが、観光旅行のついでに来たとのこと。(4:26)

ちなみにザックに付けた温度計をチェックしたところ、この頃の気温は8℃程。もっと寒いかと心配したが、大分マイルドな気象状況だった。

この日の日の出は4:45。この雲海が赤く染まる様子が見たかったが

4:26 あれれ

ざ~~んねぇん(@_@)

4:33 スマホ

私よりも先に来て上下とも暖かそうな重装備で撮影していた方に話しを聞いた。彼は前日の23時からここで撮っており、月明かりがとても良かった。昨年同時期のここはもっと混雑していたなど教えてもらった。Facebookのアドレスをもらったが、見ることが出来ない((+_+))

ガスっているここに居て、晴れるのを待つのは時間がもったいない。当初の予定通り、黒岳を目指すことにした。

4:48 リスタート

第一展望台  カメさんは居なかった。

破風山。何も見えない

アレが黒岳の山頂かな

ツインテラスを出てからラジオをスピーカーで聴いていた。5時から生島ヒロシさんの声を聴いて今日は水曜なのだと思い出した。

5:18 すずらん峠

すずらん峠の数m上でデジイチを出した。数分前からガスが消え、樹間から富士が見えていた。富士を撮影できる場所を探していた。

よぉし!

その後はタチツボやエイザンを撮りながら進んだ。

この急登を過ぎれば山頂だ

5:48 黒岳山頂。直ぐに展望台へ

ひゃっほう♪

勿論デジイチタイム! 雲海がまだ残っている

富士の左(西)側も雲海が拡がる

左の平べったいのが十二ヶ岳、その奥の凸凹が昨日歩いた雪頭ヶ岳、鬼ヶ岳・・・あってる?

ここからも赤石、悪沢がキレイに見えていた (補正し過ぎたか)

また、この右(西)側は木々で見にくい。まぁ昨日たっぷり撮ったから良しとしよう。

テルモスのコーヒーとパンでまったり。贅沢な時間だった(^^♪

自撮り。2日剃っていないので髭がだらしない(^_^;)

出発前に富士をズーム! 

6:27 リスタート 山頂を右へ

ここはブナの森。たまたまだが、この画像気に入った♪

お花を探しながらノンビリ下った。

芽吹き前のツツジがいっぱい

大木を見上げる

カタクリの葉を見つけた。さすがに花期は終わっているが、ダマさんのカタクリポイントよりもずっと上でも咲くんだね。

特徴的な葉。何だっけ。アプリで検索した コミヤマカタバミ

緩やかに下るとこの付近で夫婦のハイカーに出会った。そういえばツインテラス以降誰にも会わなかったなぁ。

7:05 上芦川への分岐。

登山計画はどんべい峠経由で釈迦ヶ岳へ行くつもりだったが、2時に起きて動いている今、その気力は無くなっていた。一方、このルートを歩くのは初めてだ。どんな様子なのか知りたくもあった。

曲がってすぐ、多くのカタクリの葉を見つけた。

誰にも会わない道を進んだ。自分の足音、クマ鈴と森本さんの声、時々鳥の鳴き声だけが聴こえていた。この雰囲気良いなぁ

この付近では1,2週間前はカタクリがい~っぱい咲いていただろう

7:16 林道へ出た。YAMAPを見ながら赤線ルートへ

林道の脇ではタチツボが群生

深夜に通過したゲート。バスが通るまであと2時間弱かな。

このまま駐車場を目指せば10数分で着くのだが、往路と同じではつまらない。すずらん群生地を通るルートで帰ることにした。

ツインテラスから戻ってきた様子のハイカー、家族連れと出会った。暗い時間でもあれだけ人がいたのだ。日が昇った今頃は随分賑わっているだろうな。

犬連れで数m先を歩いていた二人組に追いつく頃、すずらん群生地への分岐へ着いた。

数分間は日陰で暗い遊歩道を進んだ。

すずらん群生地手前の小さな橋を渡り、獣害防止の電気柵へ。3本の電線を外すのは結構めんどうだった。でも、これはちゃんとやらないとね。

早朝の雰囲気、いいねぇ

さすがにスズランの花には早いか

その代わり(?)、イカリソウはあちこちで咲いていた

今度も3回電線を外して外へ

駐車場にはスゴイ数の車が停まっており、ハイカー、家族連れの観光客も大勢いた。

7:57 ゴール!

タント右前の軽ワゴン車には笛吹市と書かれていた。トイレットペーパーを持った70代位の男性に挨拶して話しかけた。このトイレは昨年秋に出来た。ここの便座は温かいが、新道峠直下は冷たいというナイスな情報ももらった。また、この駐車場付近でクマを見たという情報もあるので気を付けてほしいとのこと。深夜にラジオを点けながら歩いたと話すと、それが大事とも話してくれた。

車内で着替え、8:20頃に出発。若彦トンネルを過ぎたところで速報をアップした。後はひたすら下道を進んだ。この時間に走り始めたお陰で富士吉田、大月辺りまでは順調。上野原手前で眠気がやってきてセブンで20分の仮眠をとった。その先はやや混雑したが、それほどストレスなく運転を続けることが出来た。一方で相模原市内から大垂水峠辺りで20号大月方面がずら~~~り繋がっていたのはなぜか。高速はともかく、下道でこれだけ繋がっていたのを見たのは久しぶりだった。

正午前に帰宅。作戦成功だ!

 

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