望の富士山(blog版)

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R2.1.1 まさかの再会に感激 @精進湖 (元日その3) 

2020-01-04 15:37:52 | 富士撮影

12:34 写ば写ばを通過。もう誰も居ないんだよな~

近くのふじみ荘で栗林先生の情報を聞けないか、入ってみた。中に入ると食事をしているお客さんが一人。すいませんと声をかけて、少ししてから出てきた女将さんに栗林先生のことを尋ねると、奥様が昨年2月に亡くなり、相模原でお葬式があったこと、先生は樹海のガイドをしていることを教えてくれた。

聞くだけでは悪いので、取り敢えずチーズケーキ、紅茶のセット(700円)を注文

自分は写ば写ばの常連だったことなどを話したが、上述のことの他は知らないのか、話したくないのか、いずれにせよ積極的に話してはくれなかった。

店内には栗林先生の写真が飾られていた。

写ば写ばは1時間以上居ても先生や奥様と話していることはできたが、ここでは無理。そりゃそうだよね。

幸いポカポカ陽気で長時間外に居ても大丈夫そうだし、バス時刻まで湖畔に居ることにした。

未明から日の出時刻までは大勢が居ただろうが、この時間は数台が停まっているだけ、キャンパーが大音量で音楽をかけていた。観光客は居たが、その筋の方は居ない。まぁ太陽が真上に有るので、この時間は絵にならないんだよな~

13:27 取り敢えずパチリ

そういえば今朝、烏帽子岳に着いてからラジオは聴いていなかった。時間つぶしにイヤホンで聴こうとスイッチをつけてみた。でも、元日はいつも通りの放送は無い。テレビもそうだが、年末年始の番組ってどうしてこうつまらないのだろう。すぐに聴くのを止めた。

空を気持ちよさそうに飛んでいたトンビ(だよね)をパチリ。

まぁこうしてノンビリするのもイイじゃ無いか、自分に言い聞かせ時間を過ごした。

14:05頃バス停へ。

数分後、数十m先で写ば写ばの中へ入っていく2人の姿が見えた。え、先生は中にいらっしゃるの?

近寄って確かめたかったが、このバスを逃すと次は1時間後だ。車を回収してからまた戻ることにした。

定刻より5分ほど遅れてバスは到着した。

乗客は7,8人。車内でデジイチを構え、精進湖と富士をばしばし撮っていた方は話し声から中国(香港や台湾?)の方だった。

最初は山田屋ホテル前、その後精進民宿村などを経由して138号を西へ進んだ。

10分ほどで本栖湖へ到着。450円也。スイカで支払った。

バス亭から駐車場までは数十m。

車内で着替え、精進湖へ戻った。

15:02 再び写ば写ばへ

ドアをノックすると栗林先生が出ていらした。先ほど遠目に見えた2人は年配のご夫婦で、丁度出るところだという。入れ替わりに中へ入れてもらった。

中は一部改装され、高床に畳が敷かれていた。

先ほどふじみ荘で情報を聴いたこと、バス停で遠目に中へ入っていく夫婦の姿が見えたことなどを話した。

2月に奥様が亡くなって、色々な手続きをして忙しかったこと。樹海に別宅があり、しばらくはそこで暮らしていた。(私が最初に聞いた情報は先生はここに居ない。この時だったのか)その別宅は買い手が見つかり、ここを住めるように改装した。

奥様を亡くされてからご自分で写真を撮ることはしていない。でも、悄げてばかりはいられない。

写真ツアーは依頼があれば不定期でやっていること。昨年7,8月は樹海のガイド(こちら)を40日以上やった、今年もやる予定とのこと。

先ほど見たロープの話しをすると、あれは先生が設置した。崩壊がどんどん拡がっているので、道を付け替えたのも先生がやったという。おそらくはボランティアでされているのだが、先生のお陰で安全に登山を楽しめるのだと気付かされた。改めて感謝だ。

以前のパワフルな先生を良く知っているだけに、元気が無い今の先生と話すのは少し辛かったが、こうして登山道を整備したり、違うお仕事をされていることを聞けて安心した。

※ 先生のことを聞くだけでなく、私の近況なども話しましたがここでは書きません。また、これらのことを仲間に伝えること、ブログに書くことの許可も頂きました。

最後にいつも通りの記念写真をお願いした。

また来ますと話して外へ。

タントを湖畔に移動させ、三脚はそのままにデジイチだけを持って湖畔をブラブラしてみた。

12時頃と違い、三脚を設置した方も増えていた。また、車のナンバーを見ていると、石川、なんば、岡山・・・かなり遠方から来ている方も居るようだ。流石はお正月!

 

16:14 取り敢えず1枚。大分波が収まり、逆さが見えつつある。

この頃、先ほど入れ替わりで先生の所から出てきたご夫婦の旦那さんを見つけた。旦那さんは三脚をセットして時々富士を撮っていた。話しかけると、彼らは愛知県岡崎から何度も富士を撮影に来ており、栗林先生、奥様とは長年親交があった。数年前に写ば写ばが閉まったことに驚いた。今日はたまたま奥様が先生を見つけ、中に入れてもらったという。それを私が遠目に見かけたのもたまたまだ。前のレポに書いたようにバス時刻をちゃんとチェックしておかなかったやらかしが無ければこれも無かったわけだ。たまたまが重なったお陰で数年ぶりに先生に会えた。ご夫婦に感謝感謝だ。

時間は前後するが、旦那さんの傍に20代位のカップルが居て、スマホで富士を撮ったり肩を組んで富士をバックに自撮りしていた。彼らのどちらかが、旦那さんに気付き。そのモニターをじっと覗き込み、

SO~ COO~L !  O~H  BEAU~TIFUL!」と彼氏さん

※ 「~」の使い方は私のイメージだが、これくらいタメがあった。

旦那さんが片言の英語で返すと彼らはCHINESE。それ以上は聞き取れなかったが、どうやらこの写真が欲しいと言ったらしい。

旦那さんは車に戻り、以前撮った富士の写真を彼らにあげたところ、「THA~NK YOU」と大喜びしていた。演技でも何でも無く、彼らの気持ちを素直に表したのだろう。

その様子を見ていたベテランさんが近づいてきた。なんと彼も愛知県、名古屋の方だという。そして、岡崎の旦那さんのように 他の場所で撮った写真を彼らにあげたところ、またしても大喜びしていた。このようなおじ様達のご好意が日中親善に一役買ったら素晴らしいね

その頃、「のぞむさん」と声をかけられた。見覚えのあるお顔だが、すぐに名前が出てこなかった。筒井さん(ツイッター)のお友達。清水さん(HP)だった。さすが精進湖、富士山写真の達人が集まる場所なのだ。

 

16:31 色づきを期待したが、ドピーカンの空はそれほど変化することも無かった

 

岡崎の旦那さん、清水さんに挨拶して和温泉ユースを目指すことにした。

358号はそこそこ交通量も多く、カーブの連続で数分間緊張を強いられたが、渋滞することも無く、小一時間でユースに到着できた。

ユースの駐車場で翌朝すぐに出発できるようにザックの中身を整理してから館内へ。

ペアレントとママさんとはH16年から毎年会っているが、二人とも笑顔で迎えてくださった。

部屋に入り、シーツや毛布、布団の準備をして、スマホとデジイチの充電をすれば翌日の準備はOK。

18:30になり食堂へ。先客が一人、JR利用の方だったが、それほど話をしたい様子では無かったので、挨拶だけにした。

今日も美味しい食事をいただきましたヾ(^V^)K

食後、ヨッシーさん(ブログ)と連絡を取り、翌朝竜ヶ岳山頂付近で合流することを約束した。

そしてお風呂へ。ここのお湯は大好きだ。じ~~~っくり暖まり、今日の疲れを癒やした。

翌日は2:30にアラームをセットして、20時過ぎに布団に潜り込んだ。

続く

 

 

 

 

 

 



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