goo blog サービス終了のお知らせ 

社長のつぶやき

北区田端駅(田端新町3丁目)で頑張っている不動産屋さん。

拉致問題考

2006年11月21日 18時21分08秒 | Weblog
昨日、政府は拉致被害者支援法に基ずき鳥取県米子市の松本京子さんを17人目の拉致被害者と認定し、北朝鮮に即時帰国させるよう求めたとの発表です。
失踪(拉致)から29年の歳月を経ての被害者認定は政治に翻弄された感は拭えません。
この北朝鮮による拉致疑惑は疾うの昔から囁かれ、各地の夕暮れ時の穏やかな海岸で忽然と、次から次へ400人以上の若者が行方不明(さらわれ}に至っては、捜査(警備)当局は海岸警備と、人攫いの証拠を確実に掴みつつも55年体制下の政治バランスの渦中に埋没せざるを得なかった状況下が続いたように思います。
今から15年位前と思いますが、当時民社党の西村慎吾議員が国会質問で、拉致問題の事実関係を質したことがありましたが、議場は嘲笑と罵声の渦と化し、テレビはそれを映し出したことを鮮明に思い起こします。
拉致問題は長くタブー視され、特に北朝鮮と繋がりのあった?とされる当時の野党S党k党はじめ、与党までもが北朝鮮に篭絡されてきたことになります。
これらの事実過程を考えた時、国家犯罪には国家を持って国民を救わなければならない時、政党と言えどもイデオロギーを越えて一丸となって解決に向かうべきことだったと思います。
事件当時から国家一丸の対処あれば、これほどまでに多くの犠牲者を出さずに、そして解決を長引かせることは無く済んだハズです。
30年近く経ての拉致認定は、「いまさら」と思う気持ちは当事者ならずとも、市民感情でありましょう。
いままで拉致被害者ご家族の会見を見聞するにつき、官僚とくに担当外務官僚と被害家族がなぜ遊離するのでしょうか?
被害者家族の相談に鼻先で笑うような応対は許せないですね。
国の舵取りを任せられている国会議員、官僚達は自分達に目を向けるのでなく、当然ながら市民本位の姿勢であってほしい。
ここに至る拉致問題は多くを語っているようです。



倒産が増加傾向

2006年11月18日 11時58分35秒 | Weblog
このところ、鳴りをひそめていた感の企業倒産が増加傾向にあると昨日、東京商工リサーチが発表、負債総額1.000万以上の倒産企業数が11.045件で、前年同期を2.9%上回り5年ぶりの増加情勢と言う。
一方、主要企業の冬のボーナスが過去最高の支給額になりそうと日本経済新聞社が掲載、全産業の一人当たり支給額は比較可能な企業で昨冬実績比1.9%増の868.932円と過去最高の見通しと。
これは両極端に明暗が浮き彫りになった形で、好調な鉄鋼、自動車、化学、機械、電子部品など主要企業は軒並み業績を伸ばし、輸出や設備投資の恩恵が及びにくい建設やサービス業の中小企業が、景気拡大局面での淘汰にさらされていることが鮮明になっています。
これはとりもなおさず格差社会、とりわけ貧富の差の広がりを意味し、かつて誰もが中流意識のなかにあった時代はよき昔話に遠のき、不安定社会に拍車をかけ、ともすれば益々犯罪社会に変貌する一因である懸念も。
やはり経済はある程度平等に潤ってこそ安定社会が保てることになり、データが示すような現実では、さまざまに悪影響が波及することにもなりかねず、それなりの覚悟を必要とする不安定な社会に突入したのかも。

「美しい国」への疑問

2006年11月14日 15時50分47秒 | Weblog
昨日の日経夕刊 「あすへの話題」 欄に慶大教授の清家篤氏が 「美しい国の条件」 を載せていました。
美しい国、品格のある国家といえる条件は、国の制度、政策のあり方もさることながら、その指導者達の品格が重要な要素となる、と。
清家教授の住まい近くに、元経団連会長の平岩外四氏のお宅があり閑静な住宅地に趣味の良い素敵なお家ではあるが、決して豪邸ではない佇まいが、「総資本の親玉」というイメージから程遠く、社会のトップ層にある姿として日本は美しい、と。
確かに同じく元経団連会長の土光敏夫氏のような立派な方もおられましたから。
もう一人が、元大蔵省財務官の内海氏で、「日本は人が嫌がるような仕事、辛い仕事をする人が比較的高い賃金を得ていると言う点で、素晴らしい国ですよね」と言われたそうで、トップエリートの言葉として感銘を受けた、とあり。
そして、平岩氏や内海氏がいる日本は、なかなか美しい国ではないか、と結んでありました。
そうであろうか?
元大蔵官僚の内海氏の言葉は感銘に値するだろうか?
実態は人が嫌がる仕事、辛い仕事をする人は弱者のほうに分類され、高い賃金とはいえないような。
一方、各省庁の多くの高級官僚の実態は、天下りの渡り鳥で、多い人で3~4度も特殊法人に天下り、なかには80歳過ぎても居座り続け、多額の報酬と退職金を積み重ね得る姿は庶民感覚と大きくズレ、 「美しい日本」 の定義と程遠く、省庁組織をバックに私利私欲をむさぼる集団にさえ映るではないか。
日本を背負い、背負ってきた気概ある官僚の皆さんは、元経団連会長の方々のような度量あってこそ、言葉に重みがあるのではないでしょうか。



磨き改める?

2006年11月11日 21時28分57秒 | Weblog
毎日のように暗いニュースばかりで、児童、生徒のいじめ、自殺、子供を殺す親、親を殺す子供、何かにつけすぐ凶器を使う犯罪傾向。
また相次ぐ知事の汚職、公共事業の談合、後を絶たない公務員の犯罪など、うんざりしてしまいます。
児童、生徒の犯罪の多くは家庭崩壊が招いている要素が顕著に現れているように思います。
その根底の一つに子供達を過保護に育てる親の責任が問われているようです。
もっともこの過保護は先進国一様なようで、アメリカではヘリコプター、ペアレンツと呼んで、いつも子供達の周りで親がホバーリングしていて、子供の要求を満たしてあげる。そんなことで自制心、我慢、自立心が育つのでしょうか。
そして、一向に改善見られない組織犯罪などは、長い間汚れてしまったものを急にはきれいにならないことを証明しているかのようです。
しかし、どれもこれも毎日毎日汚れを拭くならば、いつの間にかピカピカに。
この辺で、心を磨き改める社会の大スローガンが必要なのでは。

時代の流れ?

2006年11月09日 21時53分20秒 | Weblog
最近、近くの文房具店が店を閉じてしまい、50年以上続いた老舗が消えたことに、いささか惜しい気持ちにさせられています。
業界の流通革命が凄まじいまでに、きょう午前中の発注品が夕方には配達される時代とあっては、実店舗の要不要論を醸し出すのも当然。
新たな地域再生があるとは言うものの、身近な周りにあっただけに、地域の街並みの一角が崩れる思いです。
世の中の変化は、予想想定内とは言え、あちこちに出没する画一的、マニュアル化された殺伐とも言える殺風景な街並みは不安な社会を醸し出す一因のような。


景気見通し?

2006年11月07日 18時46分12秒 | Weblog
このところ、一部に景気回復が叫ばれてますが、現実とのズレを指摘するエコノミストの見解が目につきます。
4月と10月の日銀経済展望リポートでは景気は内需と外需の均衡拡大により、企業から家庭に波及するハズ、賃金も上昇するハズ、物価も上昇してデフレ脱却するハズとの従来型景気循環を唱えた形でしたが。
現実は消費は伸びず、内需拡大どころか、輸出頼み。企業の在庫増が目立ちはじめるに至っては、ここに来て過剰投資、設備投資リスクが今後の景気に悪影響与えるのでは?
あるエコノミストの分析では、新たな景気循環サイクルにあるらしく。
それは個人消費の停滞、企業と家庭の乖離、つまり企業は太り、家庭は細り、そして人手不足に関わらず賃金は上昇せず、社会の格差は広がる一方と。
「景気は良い」と旗振りの政府見解は続きますが、庶民感覚としてはエコノミストの分析が的を得ているような実感。
(政府はいざなぎ景気を超える戦後最長景気と言うが、最近の帝国データバンクの調査では企業でさえ77%強が「景気拡大の実感が無い」と回答しています)
景気の底上げあってこそ、そして格差社会の修正あってこそ、景気回復と言えるのでは。

預金金利上昇?

2006年10月31日 21時32分33秒 | Weblog
定期預金者が増加の傾向にあるらしく、「7年ぶりに定期預金の減少が止まった」と日銀の集計で明らかになっています。
国内銀行の定期預金残高は前年同月比0.1%伸び、現在223兆円近くで、郵便局の定期預金も4年半ぶりに増加とか。
これには日銀のゼロ金利政策解除以来幾つかの要因があるにしても、0.1%弱の預金金利は依然低すぎ、 0. を除外しなければ正常値に戻りつつとは言えないのでは。
この10年近く超低金利のせいで、本来預金者にいくべき340兆円もの預金金利が銀行と大企業に流れた結果、これらが史上最高益を上げ、巷との格差を広げた原因とも言われています。
考えて見ますと、公的資金で銀行を救い、庶民は超低預金金利で我慢を強いられ、その結果、銀行は史上空前の利益と嘯くに至っては不条理きわまりなく、庶民に還元すべきは筋ではないか?
庶民の犠牲のうえに多くの銀行の存続があるわけで、今まで社会悪の根源には常に銀行が見え隠れしてきたことは許し難く保護政策のもと巨大組織の横暴としか言いようが無く、例えば、消費者金融、サラ金会社への多額の融資さらにこれを子会社化するに至っては、これが社会に還元、貢献のあるべき姿だろうか? 
諸悪の根源と言われ、そして単なる金貸しと映っては蔑まれ悲しいことではあるまいか。
こうした市民の声がまだ「小さな声」であることを幸いにし、止むことなく巧妙な横暴があるならば、やがて「窮鼠猫を噛む」時が来るかも。
荒んだ世の中、少しでも正常値に近づける為にも、まず、目に見えることから始めるべきと思いますが。

肥満?

2006年10月30日 16時38分35秒 | Weblog
先達ての内閣府の「体力、スポーツに関する世論調査」では「自分は肥満」と思っている人は成人の4割に達し、過去最高の割合になったと。
なかでも40代が57%と最も割合が高く、自覚的肥満者が働き盛りの世代にも広がりを見せている結果のようです。
近頃、時代劇俳優にも肥満が多いようで、テレビに映る武士の殆んどが肥満顔で精悍な面魂とはほど遠く、太刀を持ったブクブク顔の時代劇には興醒めしてしまいます。あれで全身から迸る武士の戦う姿勢が感じられるだろうか。
昔の時代と違って、飽食で運動不足の現代ではお腹の出た武士も致しかたないのでしょうか、しかしその時代背景を背負う俳優は精悍であって欲しいですね。
今社会ではI Tに依存する仕事が多く、デスクワークから来る運動不足が大きな要因と言えるでしょうが、調査では30代の8割もが運動不足と答え、肥満の予備軍が迫っているようです。






思わぬ?イジメ

2006年10月28日 18時40分07秒 | Weblog
先頃から教師によるイジメの実態が明らかになっていますが、驚きました。
それも教師が先頭に立って一人の児童、生徒を一方的に継続しての言葉攻撃を加え、それをきっかけにクラスの悪ガキが乗じ、言葉で足りず身体にまで暴力を加え相手を心理的、肉体的に追い詰め死に至りしめた、と言うもの。
悲しさを超え怒りが込み上げてきます。人格形成の場である学校で、しかも教師がイジメの先鋒とは。
このイジメ問題は社会全体に蔓延しているらしく、家庭内や職場でのイジメ、そして地域社会、企業間に至るまでもが根底にイジメがあるとか。
世の中、改めて相当おかしくなっているように思います。
高齢者が集う身近なカルチャーセンターでも、習い事の高齢者を笑いものに楽しむ講師もいるとか。受講者には社会的地位の高い人も、博識の人もいれば。
講師が相手の人格や尊厳を踏みにじる言葉を発するに至っては、悪質な人格的欠点の持ち主といえようが、イジメ自体を娯楽の一種のように思っているのではないだろうか?
こうして見ますと、このイジメ問題は帰属するすべての人間のすべての世代に横たわっており、すべての人が共に考えなければならないハズのように思います。


約束

2006年10月27日 19時16分59秒 | Weblog
約束は当然に守られるものと思っていましたら平気で破る人もいて。
つい先日も、約束の時間に先方が、かなり遅れてきました。突発的なこともあるでしょうが、連絡は頂かないと。
待たされた方は苛立つし、遅れる方は少しくらいと思っているかも知れない。
よく言われることですが、1時間を60分とする人と1時間を50分とする人。50分の人はいつも10分余裕があり、60分の人はいつもギリギリ。要は心の持ち方ひとつで、時間は使える便利な道具と。
そういう人は、自分に約束したこと、法や社会に約束したり、時には神に約束するような時はどう実行されるのでしょうか?
小さな約束でも守ることが信頼、社会が成り立ってますから。
しかし、場合によっては約束も時々更新しないと事情が変わってしまう時も。
いつでも当てにできる約束がいいですね。