社長のつぶやき

北区田端駅(田端新町3丁目)で頑張っている不動産屋さん。

電力不足?の懸念は?

2015年11月02日 14時04分15秒 | Weblog
 未曽有の災害をもたらした4年半前の東日本大震災は、いま国を挙げての復興が加速されています。
特に東京電力(株)福島第一原子力発電所放射能漏れ事故の影響ははかり知れなく、その解決には何世代にも及ぶであろうか?
 原発事故直後から電力不足が叫ばれ都内でも計画停電がなされ、産業界はじめ市民生活に不安が漂い、政財界からは原子力発電所の必要性が強く訴えられ、多くの市民は原発容認を誘導、植えつけられるに至ったのも記憶に新しい。
 原発の恐ろしさから全国50基余の原子力発電所全てが定期検査も重なり徐々に営業運転停止となり再稼働は地元の運転同意は得られず、代替エネルギーがままならない状態で今日に至っています。(川内原発1号機が今年8月11日再稼働ー9月10日営業運転)
 しかし火力、水力発電所のフル稼働によって原発事故以来1度も電力不足は発生せず、今夏の異常な夏も難なく乗りきり叫ばれていた電力不足は声を潜めている状態にあります。
あの危機感を持って叫ばれた電力不足の計画停電はいったい何だったのだろうか?今夏も原子力発電所が1基も稼働しない状態で最高電力消費の異常な夏期を乗り切っているではないか。
 東京電力は先月発表した平成27年9月中間連結決算は経常利益が前年同期比50.4%増の3651億円の最高益とした、燃料価格の変動があるにしても。
さて、原子力発電所の必要性をどこに見出すのだろうか?