きょうは、わたちたちはかんけいないおはなしなので
「でばん」はないらしいでしゅ。。。
・・・って、桜子さん、一番最初に出てますけどぉ~
(笑)
きのうのこと、
時々買い物に出掛けるイ○ミヤで、
店内出張販売の和菓子屋さんが目についたきょうやん。
いゃ、目についたのはきれいに並んでいた「いちご大福」(笑)
普通、イチゴ大福は餅生地にアンコで包んだイチゴを包み込まれているのだけれど、
ああいった出張販売のイチゴ大福は大福もちに切り込みを入れて
そこにイチゴをはさみこんであるので、
遠目にもイチゴが目について思わず誘われてしまう。。。弱っ!(笑)
ま、敵としてもそこが狙い目なのだろうけれど、わかっていてもワナにはまるきょうやん(爆)
中身のあんも、”こしあん” ”つぶあん” ”白あん” といろいろ。。。
もち生地の白さとイチゴの赤みの生かすにはやっぱり白あん、
上品さならこしあん、なんだけれど、
きょうやんはつぶあんが好きなので
「つぶあんのを2個下さい♪」
すると、販売のおばちゃん(自分のことは棚に上げとく・笑)
小さいほうのパックに2個入れてくれながら・・・
「もうひとつ入りますけど?」
きょうやん、思わず笑いそうになりました。
普通、そんな勧め方しないでしょぉぉ~
他のお菓子もいかがですか?と勧めたり、
「3個買うといくら」とか、ちょっとお得になるような時に「もう一ついかがですか?」
なんてオススメはすると思うのだけど、
パックに空きがあるから、と勧められたのは初めて!(笑)
「いぇいぇ、ふたりなので・・・ 」
とお断りしながら可笑しくて仕方なかったきょうやん。
そんな折り、ふと少し離れたところにセッティングしてあった
ひな祭りコーナーが目につきました。
そっか。。。もうすぐお雛祭りなんだ。。。
と、思いながら、
きょうやん、突然あるものを思い出しました。。。それは・・・
「いがまんじゅう」
きょうやん的には、ひなまつりと言えば「いがまんじゅう」
イチゴ大福を買ったばかりだというのに「いがまんじゅう」が欲しくなっちゃったきょうやん、
ひな祭りコーナーに直行(笑)
・・・あれ?
ひなあられや、ひし餅などはあるのに「いがまんじゅう」がない・・・
もしかして大阪って「いがまんじゅう」ないの?
そいえば、いつもお買い物に行くKスパでも見たことないし、和菓子屋さんでも見たことないかも。。。
と、この4年間見たことなかったことに今さら気付くきょうやん(笑)
これが「いがまんじゅう」
右上の緑生地のはきょうやんは知らないのだけれど、
もち粉を熱湯で練った普通の白いもち生地にあんを包んで、
上にピンク、黄色、緑に色づけしたもち米を乗せて蒸した、
ひな祭りの時期のもち菓子です。
大体直径6㌢くらいかなぁ。。。
帰ってから調べてみると、
この「いがまんじゅう」は三河地区だけのもので名古屋地区にもないらしい。。。
そぉだったんだ・・・
そこで、思いが至ったのが。。。
先日、冬の七夕の時に、ブロママから頂いた
「やしょうま」
と、いう食べ物。。。おやつ、ってことでいいのかしらん。。。
出来たての柔らかい時はそのまま、
日が経って固くなったら好きな厚さに切って焼いたものに砂糖醤油をつけて食べるんですって。
教わった通りに食べたのですが、
「美味しい~~ヽ(^o^)丿」
変わった名前ですが、これももち粉を熱湯で練って作る生地に
青海苔やごまを混ぜて棒状にして蒸したもので、
お釈迦様の命日(涅槃会)にお供えするものなのだそうです。
添えられていた紙に書かれてあった名前の由来。。。
お釈迦様の臨終の間際、何も召し上がれないのを心配した「やしょ」という弟子が、
色をつけたもちを作って差し上げたところ、それを召し上がったお釈迦さまが、
「やしょ、うまかった」
と、おっしゃって亡くなられた
へぇ~ と思いながら、
確か九州に似た名前の「やせうま」ってのがあったよな~なんて思いついたきょうやん・
検索してみると、
「やせうま」は小麦粉を練った生地を平たく伸ばして茹でたものに砂糖きな粉をまぶして食べる、
もので、味噌汁仕立てにすると「だんご汁」になる、庶民的な食べ物とのこと。
いろいろ検索していたその中に
「涅槃会に供える米粉または小麦粉のだんごを、手で握った形がウマに似るところから痩馬(やしょうま;やせうま)という」
なるくだりがあり、また、
「やしょうま」で、検索した中にも
「やしょうま」または「やせうま」
と、書かれているものもあって、
まんざら関係ないとも思えなかったりするのよね~
ブロママにいただいた「やしょうま」は
こういうの
断面が
これに近い形だったのですが、
こんなのやら
こんなのやら
こんなのやら
飾り寿司とか金太郎飴のようにいろいろに成型するみたいです。
でね、
もひとつ思い出したのですが、
三河のくにに「いがまんじゅう」と同様に、ひな祭りにお供えする、
「やしょうま」と材料も同じもち粉を練って蒸して作る
「おこしもの」
と、いうのがあるのよね。
きょうやん実家は元々、三河のくにの出身ではないので
ひな祭りにこの「おこしもの」を供える習慣がなく、
大人になるまで「おこしもの」なるものを知らなかったきょうやん(汗)
今時分の季節になると金物屋さんなどに、
「」おこしものの型あります」
と、貼り紙がしてあるのを見るたびに
おこしものって何だろう。。。
と、思っていたのですが、
5年ほどパン教室で講師をしていた時に、
同じ教室の和菓子の先生から教えてもらって初めて疑問が解決した次第・・・
自分の実家のあるところの習慣を全然知らなかったという恥・・・きゃぁ~
こんな木型に
もち粉を熱湯で練った生地を押し、蒸します。
この木型、何千円もするらしいです、物によっては万のも・・・
ま、和菓子の押型ってどれもいい値段するけどね~
木型はほんとにいろいろな形があって、
↑の末広はじめ、立ち雛、宝船、梅、鯛、打ち出の小づち、やっこさん、だるま・・・
とにかく、いろいろあるらしいです。
出来あがったおこしもの
「やしょうま」と同じように柔らかいうちはそのまま、
固くなったら焼いて砂糖醤油をつけて食べます。
「やしょうま」をいただいた時、「やせうま」を思い浮かべ、
そしてイチゴ大福から「いがまんじゅう」
そこから「おこしもの」へと思考が発展していった訳ですが、
地方、地方でそれぞれに(余所からすれば)珍しい食べ物があって、
でもそれが、つながり?と思えるようなものがあって、
ほんとうに興味深いなぁ、と感じたきょうやんなのでありました。
本日の画像は、さくちゃん以外は(笑)借り物です。。。
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きょうのお天気朝のうちちょっと 強風でした