日々『元気』

キャバリア・元気と、はは・きょうやんのフツーの日常を綴ります。
いもうと・桜子も加わって、ますますにぎやかな日々です♪

1月17日

2007-01-17 18:57:15 | 日常

「ゆうべの雷すごかったね」
と言われ、「え?」状態で
まったく気づかず寝ていたりすることがあるきょうやんですが、
就寝中の地震に関しては、なぜか揺れる前に目が覚める。
へんな時間に目が覚め、なんだろうと思っていると
グラグラっとくる、ということが昔からよくあります。

12年前のきょうもそうでした。

当時は大阪の豊中市に住んでいたきょうやん。
目が覚めると、まだ外は暗く、まだ寝れるなぁ、なんて思っていると
カタカタカタ・・・と音がし始め、「?」
突然、突き上げるような揺れがきました。

畳の部屋に布団を敷いて寝ており、その足元のサークルで
先代のNovaを寝せていたのですが、
あまりの揺れの激しさで、Novaの元にいくことすら出来ず、
何秒経ったか、揺れが少しましになってから
やっとサークルの扉を開け、Novaを出し、
布団の中に入れ、頭から布団を被っているのが精一杯でした。

蛍光灯だけでなく、本気で天井が落ちてくるかも・・・
と過去に経験したことのない恐ろしい揺れでした。

揺れが収まり、急いでテレビをつけると
震源は兵庫県とのこと。
時間の経過と共に大変なことになっている様子が報道され始め。。。

東灘区に住んでいた元気ちちの叔父叔母宅が全壊。
数日後、水や食料を持てるだけ持ってそちらに出かけたのですが、
甲子園口駅から徒歩で約10km歩く途中の惨状はすさまじかった。
そして叔父叔母宅、屋根が腰の高さほどにつぶれていて、
思わず自分の目を疑いたくなるような状態。
家族3人と犬が無事だったのはまるで奇跡のような状態でした。
どちらも忘れられません。

住んでいた豊中市でも倒壊による死者も出、
住んでいたマンション近くにも仮設住宅が建ちました。

身近な人の不幸はさいわいにもありませんでしたが、
元気ちちの会社の同僚で、私もよく知る方の、
義姉さんと1歳のお子さんが亡くなりました。

6,400人以上の命が失われたこの地震と、
人の心の痛み、悲しみをずっと忘れることなく後世に伝え、
教訓を忘れずにいこうと思います。



けさの元桜兄妹またがりです。
こんな幸せな日常があることに感謝、です。

きょうのお天気のち時々