お昼は賢妻がつくったおにぎりとニンジン、ピーマン、鶏肉の炒めものとトマト。満腹する。Pスーパーのハム、卵など安売り商品を買いに行く。別のJスーパーには牛乳・パン・焼酎の安売りを買いに行く。動くだけで汗が出る。午睡。花壇の巡回。シャクヤクの葉がところどころ枯れている。枯葉を剪。ナデシコの枯れ株を抜く。ペチュニアの花がら摘みと枯葉取り。水やりする。「ごくろうさんです。暑い中気をつけて下さいよ」「ありがとうございます」。民生委員のMさんに声かけられる。夕方、在宅メンバーでマンション構内を巡回する。異常なし。
坪内稔典さんの「季語集」に睡蓮にまつわる面白い話が載っている。「睡蓮へちょっとよりましょキスしましょ」。稔典さんの軽いタッチの句。ある雑誌に「キスしましょ」という題で発表した。すると、非難と抗議の手紙が寄せられたという。いわく「生きることの切実さが感じられない」と。稔典さんは逆に睡蓮を通して心身のこわばりをほぐしてこそ生きることへの切実さに深く触れることができると思うのだがと反論する。お歳はぼくとあまり変わらない世代だがちょっとハイカラな感じの現代俳人。同感する。
睡蓮はスイレン科。池や沼に生える多年生の水草。根茎はみじかく直立する。花言葉は清純な心。古代エジプトでは神聖な花として装飾などにみられた。
睡蓮の池はひたすら水の音 愚老
