曇り一時晴れ。明け方、夢の中でつくった俳句が思い出せず目が覚める。変な話だが推敲に推敲を重ねて「おっ出来た。われながらいいね」と思った俳句。突如、幻の如く消えた。どこへ、と追っかけていたら「な~んや夢か」だった。新聞を取りに起つ。
あさ、妻のS病院診察日。採血。「水分採ってください」。抗がん剤エスワン投与はあと一週間で2週間の休み入る、第一ラウンド終了の予定。微熱・下痢・食欲不振が続く。O医師「しんどいときは服まなくていいです」。第二ラウンドへの進み方はもう一週間様子を見て。お昼は、駅前のうどん店で。「おいしいね」。
南千里のバス停で、同じ長屋のIさんご夫妻とあう。車中、お互い病院通いの近況ぺちゃくちゃ。「おだいじに」。
午後、千里津雲台のスーパーへ。カルピス、缶ビール、出店の有田みかん買う。店内の七夕笹に少年の夢が短冊に吊ってあった。カシャ。叶うといいね。アジサイ、キョウチクトウ、千里みどりのさんぽもみちもカシャカシャ。
いい夢を忘れ七夕願掛けん 昇龍子