いままでアップしたのはずいぶん前に書いたものです。書く時かなり調べた記憶があるけど、いま見ると冗長ですね。ブログ再開を機に、もすこしラクにいきます。
さて、ニール・ヤングの「Harvest」を選ぶとはずいぶんと軟弱な気がする。しかし1曲目の「Out On The Weekend」のスカスカ感を超えるほどルースな曲は、ちょっと他に思い当たらない。先日、このユルさにやられて田舎暮らしを始めたって人がテレビに出てたけど、さもありなん。
ここではニール・ヤングの歌もいいが、決めはなんといってもストレイゲイターズの演奏。ジャケにあるような納屋で一発録りしたらしいが、隙間感のすごさはジャック・ニッチェの才能だと思っている。もちろんケネス・バトレイのドラムとティム・ドラモンドのベースが織りなす乾いた感じも最高。ちなみにウチのオーディオはこの曲がいちばん心地よく聴けるようチューニングしています。
肝心のニールは、この頃腰痛で全力疾走できなかったというウラがありました。皆さんがお好きな「RUST」以降の「ニール・パンク」を聴く気になれない私には、この力不足感がぴったり。
しかしニールとバンドの蜜月状態はそう長く続かなかった。しかもその理由がしょぼい。翌73年の「Time Fade Away」ツアーはどこも超満員だったのに、ニールがバンドとスタッフのギャラをケチったらしい。ジャック・ニッチェがむくれ、ニールは高音が出なくなり、ケネス・バトレイはこの雰囲気がイヤで止めてしまう。変わりに入ったのがCSN&Yツアーでも演奏していたジョニー・バーバタ。これじゃ雰囲気が変わるのもしょうがない。
バトレイはナッシュビルの人なのですが、ノーバート・プットナム他マッスルショールズの人との仕事も多く、乾いた感じは独特なのです。私はトラフィックのベストアルバムが、プットナム/フッドが参加したライブだと思っている人間なので、ここは譲れません。
進化し続けるニール・ヤングは凄いと思うものの、これ一枚、というと、いつもこのアルバム。僕にとって遠藤賢司がいつまでも「カレーライス」なのと、どこか通じるところがあります。
さて、ニール・ヤングの「Harvest」を選ぶとはずいぶんと軟弱な気がする。しかし1曲目の「Out On The Weekend」のスカスカ感を超えるほどルースな曲は、ちょっと他に思い当たらない。先日、このユルさにやられて田舎暮らしを始めたって人がテレビに出てたけど、さもありなん。
ここではニール・ヤングの歌もいいが、決めはなんといってもストレイゲイターズの演奏。ジャケにあるような納屋で一発録りしたらしいが、隙間感のすごさはジャック・ニッチェの才能だと思っている。もちろんケネス・バトレイのドラムとティム・ドラモンドのベースが織りなす乾いた感じも最高。ちなみにウチのオーディオはこの曲がいちばん心地よく聴けるようチューニングしています。
肝心のニールは、この頃腰痛で全力疾走できなかったというウラがありました。皆さんがお好きな「RUST」以降の「ニール・パンク」を聴く気になれない私には、この力不足感がぴったり。
しかしニールとバンドの蜜月状態はそう長く続かなかった。しかもその理由がしょぼい。翌73年の「Time Fade Away」ツアーはどこも超満員だったのに、ニールがバンドとスタッフのギャラをケチったらしい。ジャック・ニッチェがむくれ、ニールは高音が出なくなり、ケネス・バトレイはこの雰囲気がイヤで止めてしまう。変わりに入ったのがCSN&Yツアーでも演奏していたジョニー・バーバタ。これじゃ雰囲気が変わるのもしょうがない。
バトレイはナッシュビルの人なのですが、ノーバート・プットナム他マッスルショールズの人との仕事も多く、乾いた感じは独特なのです。私はトラフィックのベストアルバムが、プットナム/フッドが参加したライブだと思っている人間なので、ここは譲れません。
進化し続けるニール・ヤングは凄いと思うものの、これ一枚、というと、いつもこのアルバム。僕にとって遠藤賢司がいつまでも「カレーライス」なのと、どこか通じるところがあります。