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「自由党」議員を応援するブログ

毎日新聞・朝刊

2014年07月17日 | 日記


どう打開?1強多弱

「政権狙い野党共闘を」生活の党・小沢一郎代表

 --野党再編についてどう考えていますか。

 「1強多弱」と言われるが、選挙結果を見れば分かる通り、非自民や反自民の候補者が1人のときは、ほとんど勝つか、良い戦いをしている。国民は自民党を良しとしているわけではなく、野党がバラバラで投票するところがなくて困っている。野党が全部一緒になるのがベストだが、なかなか難しい。民主党中心のグループ、日本維新の会中心のグループのような、二つくらいのグループになれば選挙区調整は割合簡単だ。野党はいかにして候補を1人に絞り切れるかだ。候補が1人になれば、次の衆院選で勝って政権交代だ。小選挙区制だからそうなる。そういうふうに僕が選挙制度を作ったんだから。

 --生活の党は衆参9人ですが、民主と維新のどちらに近い立場ですか。

 野党共闘して政権を目指そうという方に協力する。維新の橋下グループが石原グループとたもとを分かって、結いの党と一緒になり、民主以外のもう一つのグループができた。橋下徹共同代表も野党統一で協力しようと唱えているようだから大変いい傾向だ。

 --小沢代表はどのような役割を担いますか。

 僕は何でもするよ。自分たちの考え方を現実化しようとしたら、政権を取る以外方法はないのだから。政権を目指さない政党は解散した方がいい。ネズミを捕らないネコはいらないということだ。ただし、何でもするが、小さな政党なので先頭に立ってというわけにはいかない。民主が野党第1党だから、旗振りをやった方がいい。

 --民主党の現状をどう見ていますか。

 例えば集団的自衛権については憲法に関わる根本の問題なので、第1党として結論を出せないのはちょっと困る。自民党もどこの党でもいろいろな議論はあるが、最終意見をしっかりとまとめていくのがリーダーの役目だ。きちっとまとめて安倍政権と対峙(たいじ)していくことを望んでいる。

 --民主党が以前に野党だった時代、政権交代の実現を「最後のご奉公」と表現していました。

 民主党政権のときは民主の力不足と、私自身も裁判で政治活動を制約されていたから、甚だ残念な結果に終わった。自民政権がこのままというわけにはいかない。もう一度政権交代を実現して、議会制民主主義を定着させる基礎づくりをしたい。最後のご奉公の闘いが続いている。

7月17日(木)毎日新聞・朝刊




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