今年も届きました、
同世代の友人で
ライターを生業とする
Oさんのクリスマスレター。
毎年この時季、
送ってくださる
カードじゃなくてレター。
都心の学生街に生まれ育った
Oさんの地元エピソードや、
読書家の彼女ならではの
本から拾った印象的なフレーズなどが
コラム集的に編まれた、
楽しいお手紙です。
何しろ文章のプロ。
簡潔な数行の中に、
クスッとくる(またはブハッと噴く)
ユーモアあり、
ふと考えさせられるヒントありで、
私信にしておくだけでは
もったいないクオリティ。
今回は国立競技場の
思い出話がありました。
(以下、転載させていただきます。
Oさん、勝手にごめんなさい)
「中学時代ハードル走をした国立競技場が更地に。競技会に出場したと聞こえるように書いたが、校庭が狭かったので、ただ場所を借りただけ」
おお、さすが都会っ子!
と感心しつつ、そう言えば…と
自分も思い出しました。
中学時代、渋谷公会堂のステージで
歌を歌ったことを。
なんて書くと、
子供の頃から大層な音楽活動を
していたかのような。
実際は学校のクリスマス音楽会で、
場所を借りただけ。
(その他大勢でパクパクしただけ。笑)
Oさんが国立競技場で走ったのも、
のり屋が渋谷公会堂で歌ったのも、
昭和40年代のこと。
学校の行事で
メジャーな会場を借りられた、
のどかな時代でしたね。
どちらも建て替えのため、
今は亡き思い出の施設に
なってしまいましたが。。。
昭和50年代になると、
渋公のスケジュールは
『8時だヨ!全員集合』やら
『紅白歌のベストテン』の公開収録で
先々までギッシリに。
「だからもう予約できないのよ」
と音楽の先生がボヤいていたのを
思い出します。
昔のことをやたらに思い出すのが、
この年末の傾向か。
何はともあれ、
メリークリスマス