のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

プリントゴッカーは今

2015-12-21 00:08:56 | ひとりごと
プリントゴッコが生産終了になって、
何年経つだろう?

自分も'90年代前半までは、
年賀状作成時のマストアイテムだったが、
その後は家庭用コピー機を経て、
今は手描きとPCを駆使している。

そんな過去の遺物を
いまだにヘビーユーズしているのが、
我が両親(90代&80代)。

人呼んで「プリントゴッカーズ」。
(のり屋が呼んでるだけ)

生産終了時に買いだめした
インクなどの消耗品を
今もだいじに使いつづけているが…

さすがにストックが尽きてきたようで、
昨年末に作成した父の年賀状は、
文字がピンク色だった。笑。
(おめでたい感は醸していたが)

今年も、その時期になり、
見るに見かねて、母の年賀状は、
のり屋が手描きとPCで協力することに。

もともと35年来、
母用の原画も担当してきたし、
枚数も少ないので、
たいした手間もかからない。

問題は父だ。
仕事現役時代は700枚発送していた、
年賀状大好き人間。

「(年配者が亡くなり)
年々、出す枚数が減ってる」

と、ボヤきつつも、
聞けば今年も450枚は出す予定とか。

そんなに多いなら、
印刷にすればいいのに、
手作り+手書きにこだわる大正生まれ。

どうする、どうなる、
プリントゴッカー!?

インクもピンクしかないようだし、
今にも父から450枚の作成を
委託されそうでヒヤヒヤの日々…

それやってると、
自分の年賀状、
できなくなりますから~

とはいえ、のり屋も、
手作り好きDNAは受け継いでいて、
昔は個人年賀状で
手書きの1文字すら見当たらない
印刷モノをもらうと
内心ムッとしたものだ。

「こんな手抜き年賀状なら、
もらわないほうがマシ」

我ながら何様?笑。

最近はそんなこと、
思ってませんから

寛容のココロが育ち、
どんなお年賀状も有難く嬉しく
頂戴いたしております。ホントに。

コメント (2)
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