のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

ピーちゃんが行方不明

2010-05-11 00:33:11 | たまげた
先日から近所の老婦人が
「ピーちゃん」を捜している。

飼ってたインコが行方不明になったんだって。

たまげた

だって、この老婦人、
生き物嫌いで知られていた人だから。

昔昔の話。
のり屋のバーサン・バーサン(祖母)の
可愛がってた野良猫が
「うちの庭にフンをした
と、怒り心頭で電話してきた人だ。
(怖ぇ~~

バーサン・カーサン(母)が、
あわててフン掃除に駆けつけたっけ。

あれから30年近く経つかなぁ……

その間に、「婦人」は「老婦人」になり、
ひっそりと(?)生き物好きになっていたようだ。

いなくなったインコは、
生まれてはじめて飼ったペットらしい。

肩にとまったり、
一緒にお仏壇を拝んだり、
可愛くて可愛くて、
たいせつにしていたのに……

と、泣きそうな声で
ピーちゃんを呼ぶ老婦人。

わかりますよ。
突然いなくなるのはツラすぎる。

2年前、バーサンも可愛がってた飼い犬を
突然の心臓発作で亡くした。
朝まで元気だったのに、
本当に突然……。

その犬のことを思うと、
いまだに、いくらでも涙が出るからね

ピーちゃんは亡くなったワケじゃないし、
どこかで元気にしてると思いたい。
そのうち帰ってくるかもしれないし。

ピーちゃんの帰巣本能を信じて……

まるで親しみのなかった老婦人が、
急に近しく感じられた出来事でした。

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ほぇ~~♪

2010-05-09 22:06:31 | 犬猫と和む
風がキモチいい~

でも、お天気は明日から下り坂だって

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仁義なきニラメッコ

2010-05-07 18:59:51 | ひとりごと
言っちゃナンですが、子供がニガテです。
もともと子供も孫もいないし。

そのわりに、電車内などで、
赤ちゃんから笑いかけられることが多くて。
それはそれで、実は嬉しかったりして

けど、今日、
地下鉄丸ノ内線車内で会った女の子ときたら…

ピンク色のリュックをしょった、
小2くらいの子。

南阿佐ヶ谷から新宿方面に向かっていたら、
東高円寺から乗りこんできて、
隣りの席に座った。

とたんに、
斜め下からジ~ッとコチラをニラミつけてきた。
その目が怖い。
一瞬、ゾッ…

幼い子供の、
あれほど鋭い目つきは見たことがない。

あれ?この子の靴でも踏んでるのかな??
違う。
むしろ、この子が隣りに来たとき、
席を詰めてあげたし。

何なの、このクソガキ…
じゃなくて、オコサマは

そっちがそうなら、
こっちからもニラんでやろうじゃないの

負けないわよ。
こちとらだって子供の頃から、
「目ヂカラ」で鳴らしてきたんだから。
(トシとって、だいぶパワー落ちてきたけど

かくて、
地下鉄車内で「仁義なきニラメッコ」がはじまった

敵も怯むことなく、ニラミつづけてくる。
のり屋のバーサンもニラミかえす。
気分は海老蔵

中野坂上あたりまで、ニラミ合っただろうか?
ついに敵が目をそらした。

やった
勝った

我ながら、オトナげないけど…

女の子も敵ながらアッパレ
なかなかやるじゃない。
もう一戦くらい、交えない?

うつむいたオツムに念を送ってみたが、
バーサンが新宿で降りるまで、
チラリともコチラを向いてくれず…

それはそれで、内心さびしかった

何だったんだ、あの子。
子供時代のバーサンだったのかな

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サルえる・その2(サルエルの困惑)

2010-05-06 00:42:56 | おされマインド
以前の日記で「サルエルパンツが好き」と書いたところ、
大きな反響が……特にありませんでしたが
サルえるバナシ、第2弾です。

この冬、穿きまくったサルエルパンツを
クリーニングに出しに行きました。

「このズボンは~~何ですか?
 ショートパンツ?? 
 カタチは作業ズボンふうだけど……」

と、受付カウンターでパート店員と思しき中年女性。

「あ、もしかしてズボンのデザインが変わってると、
 料金割引対象外ですか?」

と、のり屋のバーサン。

「違うの違うの。
 ズボンのカタチによって、
 乗せる工程ラインが違うんですよ」

なるほど。
そりゃまぁ、そうだよね。

ただ、
「サルエルパンツです
と主張したところで、
このパートさんを困らせるだけ。

それ以前に、
専門の工程ラインができるほど、
市民権を得たデザインじゃなし。

ちょっと見、ジミな黒いフラノのズボン。
普通ラインでもイケそうだけど、
結局、パートさんの判断で
「ショートパンツ」ということになった。

ズボン丈も八分くらいあるし、
ショートパンツにしてはデカすぎだけどね


それにしても、
普通ズボンの工程ラインに
変わり型ズボンを乗せてしまうと、
どうなるのだろうか?

ハブにされ、いぢめられて、
あげくにフツーのスラックスになって帰ってきたりして

……なワケないか

クリーニング工場の工程ラインなるものに、
改めて想像をめぐらせてしまった


と、ここまで書いて、
中学生の頃、社会科見学で
白洋舎の工場に行ったことを思いだしました。
たしか大田区。下丸子?

クリーニング済みの、
水前寺清子の着物(ステージ衣装?)があったっけ

我ながら、どうでもいいことばかり記憶力が良くて、
肝心なことはサッパリ憶えていない。


とりあえず、
ショートパンツの工程ラインに乗ったサルエルパンツが、
仲間はずれに遭わないことを
祈っております

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「山道」発見!

2010-05-03 01:12:19 | 小さな愛用品
この3月から、
マンスリーで2巻ずつ発売されている、
『必殺 DVDマガジン 仕事人ファイル』。

全巻揃えるつもりはありませんが、
まず初回の【壱/中村主水(藤田まこと)】は必須

次は先月発売の
【参/知らぬ顔の半兵衛(緒形拳)】を買いました

35年前の作品。
緒形拳がツヤツヤで、若っっ。
草笛光子も、きれいっっ。
(この方、今も、お美しいですが)

あと、悪役の石橋蓮司。
誰かに似てると思ったら…
千原ジュニア
いや、中村獅童にも??

あ、逆か。
彼らが石橋蓮司に似てるのか


緒形拳が扮する「知らぬ顔の半兵衛」、
「仕事」道具に、
「剃刀」と「手ぬぐい」を使います。

その手ぬぐいの柄がシブい!

古典柄(時代劇だから当たり前か)の
「山道」です。
(「松葉」「松葉山道」という呼称もあるようですが)

紺地に白の松葉模様のうえを
ジグザグと縫う白い山道。

表稼業と裏稼業を行き来する
半兵衛の心情を表現しているのか?
なんて、深読みしすぎ??


この「山道」、
落語の故・古今亭志ん生師匠の手ぬぐいとして
知られてますね。

のり屋のバーサンもお気に入り。
思わず引っぱりだして、
DVDとツーショット撮影(画像)。


古い時代劇って、
ストーリー、配役はもちろんのこと、
小物など細部の発見も楽しいです。

オンエア当時は10代だったので、
手ぬぐいの柄の名称なんぞ、
それこそ、知らぬ顔の半兵衛…
ていうか、知ったこっちゃありませんでしたから。


さて、ここしばらくは、
「山道」の手ぬぐいを愛用しましょうか。
(影響されやすいバーサン

ついでに「仕事」にも使ったりして…
(仕事中、汗かいたときに拭くだけだよん


必殺シリーズ、
次回は【伍/念仏の鉄(山崎努)】を購入予定

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