オリンピックの合間に、
遅ればせながら、
『細雪』にハマっておりました。
NHK BSドラマ『平成細雪』の再放送を
まとめ録画&視聴していたら、
市川崑監督の映画版『細雪』を
いまだかつて観ていなかったことを悔やみ、
即DVDで
さすが80年代の
名作・傑作と呼ばれるだけありますね。
面白かったです
原作は言わずと知れた谷崎潤一郎。
没落名家の四姉妹のお話。
…ですが、主役は三女?
何考えてるか分からないけど、
実はいちばん肝が据わってる。
吉永小百合が怪演!
その三女と怪しくも妖しげな
雰囲気を醸しつつ、
ほかの女たちの間をもフワフワ立ち回る
次女の婿がウラ主役?
晴れ着の四姉妹がお花見する有名な場面でも、
ちゃっかり背後霊のごとく…笑。
石坂浩二が薄気味悪可笑しい。
終盤、その次女婿が
ヤケ酒するシーンで
チラッと登場する居酒屋の女将、
30ウン年前の白石加代子サマが
誰かに似ている…
誰…?
静止画にして数秒間、悶々…
あ
マコサマ
すんません…
どーでもいい感想で。笑。
ちなみに、
時代をバブル崩壊後に移した、
ドラマ版もなかなか楽しめました。
エンディング曲・G線上のアリアが
妙にハマってると思ったら、
映画版へのオマージュだったんだね。