年1回開かれる、
柳家花緑独演会『花緑ごのみ』、
3年ぶりに行ってきました。
@霞ヶ関イイノホール
『柳田格之進』は
心温まる人情噺だけど、
もともと個人的に
あまり好きではなかった。
窮地の父を助けるために、
吉原に行くという娘を
止めない格之進。
お堅く真面目な父親が?
不甲斐なさすぎでは!?
という理由で。笑。
でも花緑版は
最後に登場人物の後日談があり、
格之進の娘の哀れ感が払拭され、
スピリチュアル風味の
明るいご教訓オチでまとまっていた。
本当はこんな噺だったのかな?
(自分が知らなかっただけ?)
それとも花緑師匠の脚色?
ともあれ今まで複数の噺家のそれを
聴いてきたなかで、
いちばん後味のいい柳田格之進だった。
今年は落語会どころじゃなかったので、
大好きなイイノホールも1年ぶり。
歩き慣れた道なのに、
終演後、霞ヶ関駅とは逆方向に
向かっていた
大丈夫か自分?笑。