我が家のアイドル

我が家の朝は早い。

6時に配達が出発して、まずは一段落。

その後、家事をしに別棟の居間に行くと、我が家のアイドルが餌をもらおうとガサゴソガサ小屋から顔をだす。

「ちょっと待っててー」

「先にトイレ行ってくるー」

我が家のアイドルはハムスター

名前は「なっちゃん」

家に来た時にやっていたNHKの朝ドラのヒロインからもらった名前だ。

なっちゃんは、我が家で飼う3匹目のハムスター。

なっちゃんのお家は、日当たりのいいリビングの南側。

3代目だから、所々テープで補強したボロだけど、高台にあって、冷暖房完備の3階建て。

1階は、ふわっふわっのじゅうたんで、木の香りがする寝室に、トイレや水呑場、遊具もあって、吹き抜けになっている。

2階は、食堂。

3階は、ロフト。

風通しがよくって、天窓もあるから明るいよ➰

↑これがなっちゃんのお家だ。

「なーっちゃん、おーはーよー」

「お待たせー」

「ごはんだよー」

と、ハムフードをひとつまみ。

一目散にはしごをかけ上がり、すごい勢いでよくばるので

「そんなに急いで食べなくてもいいよー」

「だーれも欲しいってとる人はいないだからー」

「ゆーっくり食べなー」

頬袋がパンパンになって、まんまるになったなっちゃんが、今度は、はしごをかけ下りて小屋に入る。

「隠さなくても大丈夫だよー」

「だーれもとらないよー」

「出ておいでー」

・・・と、ハムスター相手に毎朝こんな会話をしている私。

今日は珍しく

いつもは、なかなかやって見せてくれないのですが、

ガラガラガラ

どう？

ガラガラガラ

どう？

と、言っているかのように回し車をやってくれました。

どや顔に見えたのは私だけ・・・？