心頭を滅却しても火は熱い

浅草橋に仕事場があるおにいさん(おじさん)がいまさら日々の徒然をつづります。

松本攻城戦記 壱 松本城の巻

2013-08-31 22:41:01 | 旅行
青春18きっぷがあまってたので、日帰りで近場に行こう!ということで松本です。

高尾始発で西へ。まず大月で乗り換えて甲府へ。

青春18きっぷの時期、幹線の乗換駅、見苦しく鉄ヲタ?のおっさんたちが、ヒャッハー状態でダッシュします。いい席欲しいもんね。
まあ見苦しいこと限りないですが(u_u)
大垣なんかだと、次の電車がどんどん来ますんでゆったり次の電車でも差し障りないですが、中央本線は本数少ないんで走らざるを得ない気持ちもわかります。

甲府でビールと朝ごはんを購入。俄然旅感が出てきました(((o(*゜▽゜*)o)))

車窓を眺めながらお弁当、てのは列車旅の醍醐味です。地元の学生たちが必死に試験勉強してるのも旅情をかきたてますが。。。尤も、学生さんにしたら、旅行気分で車内で飯くってんじゃねえよ、と思いますよねw
わかります。僕、高尾駅をずっと使ってますから、思春期のトンガってた時期は、高尾山登山客らしき連中が高尾駅でこれ見よがしに、あー!空気がきれいだ!とか言ってるのを聞いて、ふざけんな、と思ってましたし。
まあ仕方ないことです。

で、松本までは3時間半くらい電車乗ってましたね。

たまに見るこの0番線、て何なんだろ?
松本は涼しい!
空がきれい!(((o(*゜▽゜*)o)))


(コソッと)なんか、街並が発展してない八王子みたい。。。
でもさすがに旧制松本高校があった街。美しい。

とりあえず松本城へ。

途中にあった井戸大名小路井戸とのことです。
松本市内には水質のよい井戸が沢山あり、街の辻々で美味しい湧き水を飲むことができます。

で、国宝松本城さすがに美しい。惚れ惚れします。
ちなみに、黒い外観から、同じぐらいの時期に作られた姫路城と比べて、戦争向けっぽくも見えますが、実は白い姫路城の方が戦争向け。
外壁が白い漆喰の方が燃えにくいからです。外壁が木だとすぐ燃えてしまいますから。
なお、松本城は陥落させるの簡単そうだなあ。。。直近では去年高知城に行ったんですが、人殺しする気マンマンのなかなか恐ろしいお城でした。
対して松本城は平地の優美な城。
石火矢を、ガンガン打ちかけたら落城しそうな感じです。

もっとも城である以上、殺人施設は当然あります。
石落ここから石を落として。。。

創建当時の趣を残す城であるため、階段も容赦ありません。油断すると転げ落ちるレベル(゜д゜lll)
最上階の天辺にはお社が。
松本は岳都というだけあって見晴らしは最高(((o(*゜▽゜*)o)))
下る途中展示してあった変わり玉
ユーモラスな外見と呑気な名前に反して、クラスター爆弾のように爆発してして周囲に大被害を与えるおぞましい兵器です。

こういうのを見ると、その時代の最高の技術者が最高のワザと知恵を人を殺すために使う、ということに思いあたり背筋が寒くなります。日本刀なんかもこんな感慨を惹起します(u_u)

幸い、我が国は武器輸出三原則を堅持しており、人を殺すために日本国の同胞が日夜工夫して製品を作る、ということは基本的にはありません。
こればかりは素直に感心。

平城とはいえ立派な石垣。自分が攻め手の足軽だったら絶望です。

なんか面白いお話の札これ、そんないい話じゃないダロww

つづく

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