心頭を滅却しても火は熱い

浅草橋に仕事場があるおにいさん(おじさん)がいまさら日々の徒然をつづります。

沖縄戦におもう

2014-06-23 22:10:50 | 雑感
今日は沖縄駐留軍の牛島満中将が自決し、沖縄戦が終わった日です。およそ二十万人が戦死し、沖縄県民の死者は概ねその半分です。これは大変に悼ましいことであるのは間違いないです。
しかし、残りの半分の「軍人さん」も大変に悼ましいと思うのです、ぼくは。
職業軍人ならいざしらず、赤紙一枚で引っ張られてきた善良な市民ですよね?
沖縄県民と本土の軍人と、どちらがかわいそうか、ということではありません。
しかし沖縄戦の文脈でとかく悪者扱いされる軍人さんたち、故郷から遥か離れた縁もゆかりも無い離島で死なざるをえなかった、死んだ後は悪者扱いされている軍人さんたちの無念をおもうとやり切れません。
沖縄県民からすればヤマトンチュの帝国主義的言論に聞こえるかもしれませんが、生きたいのは沖縄県民も軍人さんも一緒でしょう。
ただちがうのは沖縄県民は故郷の土となり、本土の軍人さんは縁もゆかりも無い異郷の土となった、てことです。