『カインの末裔』

『Cain's Descendant』
カインの末裔

2006年日本映画　90分
脚本・監督：奥秀太郎
出演：渡辺一志（棟方）、田口トモロヲ（松村）、古田新太（毛）、内田春菊（田村の妻・和江）、楊サチエ（ゆかり）、小松和重（ナオジ）、岸建太朗（田村）、飯田孝男（大森）、今奈良孝行（説教師）


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川崎の工業地帯。医療少年院を出た棟方は、国際電子工業という小さな工場に住み込みで働く事になった。そこには、牧師の松村、従業員の毛、下請け工場主の妻・和江らの姿があった。ある日、彼の部屋を松村の娘・ゆかりが訪ねてきて、棟方を「マルテル会・準川崎福音協会」の日曜学校へと誘う。更に棟方はテレビリモコン型改造拳銃の製造という秘密の仕事を命じられる。

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一言で言えば悪趣味。
終盤でゆかり役の楊サチエさんがヌードになるシーンがあるが、何ら必然性が感じられず、単に監督自身が彼女を脱がせたかっただけとしか思えない。
しかも内田春菊さんまでヌードにしてフェラチオまでさせるとは…。
勘弁してちょ。
お口直しに有島武郎氏の『カインの末裔』でも読もうっと。

個人的には古田新太さんの快演に期待していたのだけど、出番が少なくてがっかり。


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