『うさぎドロップ』
2011年日本映画 114分
脚本・監督:SABU
脚本:林民夫 原作:宇仁田ゆみ
撮影:柳田裕男 美術:秋葉悦子 編集:坂東直哉
音楽:森敬 主題歌:PUFFY「SWEET DROPS」
出演:松山ケンイチ(河地大吉)、香里奈(二谷ゆかり)、芦田愛菜(鹿賀りん)、中村梅雀(河地実)、風吹ジュン(河地良恵)、池脇千鶴(後藤由起)、桐谷美玲(河地カズミ)、キタキマユ(りんの母・吉井正子)、佐藤瑠生亮(二谷コウキ)、高畑淳子(杉山由美子)、綾野剛(キョウイチ)、秋野太作(大吉の伯父)、木野花(伯母)、根岸季衣(大吉の伯母(良恵の姉))、斎藤洋介(伯父)、宮地雅子(叔母・幸子)、及川ナオキ(叔父)、吉田羊(従姉・前田春子)、長澤壮太郎(春子の夫)、田辺まり(娘・前田麗奈)、池田成志(大吉の上司・日高)、木村了(部下・鈴木雄一)、阿部亮平(倉庫作業員)、藤崎賢嗣[ランチランチ](同)、生方ななえ、内田尋子、片岡富枝、田根楽子、富川一人、佐藤智幸、塚原大助、鹿内大嗣(倉庫作業員)、河野マサユキ(同)、南優(同)、吉元哲郎(同)、福田久(同)、江戸川卍丸(同)、伊藤佳範(同)、兼松若人(同)、政宗アタル(同)、岡本奈月(保母・あき先生)、早川久美子、内山森彦、友倉由美子、鈴木ちえ、根岸晴子、平井雅士(祖父・鹿賀宋一)

子供と女性が苦手なサラリーマン・河地大吉が、亡くなったおじいちゃんのお葬式で出会ったのは、彼の6歳の隠し子・鹿賀りん。親戚中がりんの世話を押しつけ合う中、そのやりとりに腹を立てたダイキチは思わず、りんに声をかけてしまう。「俺ん家来るか?」ダイキチのスーツの裾をしっかりと握るりん。ダイキチの父・河地実は唖然とし、母・河地良恵、妹のカズミらが止めるも、後にひけないダイキチは、りんを連れて帰る。翌朝、りんに起こされたダイキチ。りんと一緒に朝ご飯を食べ、小さな手を引いてお買い物へ。りんからの一言で、保育園を探さなければならないと気付いたダイキチは、緊急一時保育先を、会社より遠いが24時間体制のある「ゆりかご保育園」に決定! 保育園初日。りんを保育園に届け、その後満員電車に乗って出勤するダイキチ。仕事をこなした後は、全力疾走でりんを迎えに行く…。そんな日々が続き、疲れ切ってしまうダイキチとりん。緊急一時保育も後3日となり、ダイキチは一つの大きな決断をする。それは、残業のない課に異動すること。ダイキチは残業のない倉庫勤務となり、新しく「はつはな保育園」に入園したりんは、やんちゃな男の子、コウキと友達になる。そんな中、りんが毎晩おねしょをするようになってしまう。ダイキチはりんのことを責めず、自分は小5ぐらいまでおねしょをしていたと言って笑わせる。突然しんみりとして、「ダイキチも死んじゃうの?」とたずねるりんに、ダイキチは「死なない」と答え、りんをぎゅっと抱きしめる。やがてりんは、おじいちゃんとの思い出を語り始める。徐々に絆も深まっていき、順調に見えたダイキチとりんの二人暮らし。だが、ある日、いつものようにダイキチが倉庫で働いていると、保育園から緊急電話がかかってくる。「りんが居なくなった!」。その頃、りんとコウキにしのびよる怪しい男の影が…。りんとコウキはどこへ向かっているのか。どうなる、ダイキチとりんの共同生活?【公式サイトより】
宇仁田ゆみさんの同名コミックを実写映画化。
SABU監督が子供が出てくる映画なんて大丈夫?と思っていたけど、結構大丈夫だった。もっとも途中までは、何でこんな面白くも何ともない話をだらだらやっているんだろうと思っていたけど、まぁ着地点はなかなかよかったかなと。
特に大吉に「河地りんになるか?」と聞かれたりんが、大吉が父親になることを拒否し、「大吉は大吉のままでいて」と答えるあたりはよかった。この2人の関係は既に実の親子に近いものがあるとすれば、そんな書類上の手続きなんて大した意味はないことをりんは幼いながらに理解しているのであろう。
それにしても本作と言い、『神様のカルテ』と言い、池脇千鶴さんはいつからこんな脇役に徹するようになったんだろう。宮﨑あおいさんはともかく、香里奈さんより扱いが小さいなんてありえない。
また、りんとコウキがいなくなってコウキの父親のお墓に向かった際、いかにも怪しげに登場するのが綾野剛くん。完全にドラマ『mother』を意識してのキャスティングでしょ。結局、彼が不審者でも何でもなく、大吉の妹カズミの恋人だったというオチにはしらけ鳥が飛んでたけど(笑)。
★★1/2
帰宅したら、本作では直接の共演はなかった香里奈さんと風吹ジュンさんが親子役でドラマに出演。そう言えば、香里奈さんは松ケン、ニノとGANTZな2人と共演しているのね。
2011年日本映画 114分
脚本・監督:SABU
脚本:林民夫 原作:宇仁田ゆみ
撮影:柳田裕男 美術:秋葉悦子 編集:坂東直哉
音楽:森敬 主題歌:PUFFY「SWEET DROPS」
出演:松山ケンイチ(河地大吉)、香里奈(二谷ゆかり)、芦田愛菜(鹿賀りん)、中村梅雀(河地実)、風吹ジュン(河地良恵)、池脇千鶴(後藤由起)、桐谷美玲(河地カズミ)、キタキマユ(りんの母・吉井正子)、佐藤瑠生亮(二谷コウキ)、高畑淳子(杉山由美子)、綾野剛(キョウイチ)、秋野太作(大吉の伯父)、木野花(伯母)、根岸季衣(大吉の伯母(良恵の姉))、斎藤洋介(伯父)、宮地雅子(叔母・幸子)、及川ナオキ(叔父)、吉田羊(従姉・前田春子)、長澤壮太郎(春子の夫)、田辺まり(娘・前田麗奈)、池田成志(大吉の上司・日高)、木村了(部下・鈴木雄一)、阿部亮平(倉庫作業員)、藤崎賢嗣[ランチランチ](同)、生方ななえ、内田尋子、片岡富枝、田根楽子、富川一人、佐藤智幸、塚原大助、鹿内大嗣(倉庫作業員)、河野マサユキ(同)、南優(同)、吉元哲郎(同)、福田久(同)、江戸川卍丸(同)、伊藤佳範(同)、兼松若人(同)、政宗アタル(同)、岡本奈月(保母・あき先生)、早川久美子、内山森彦、友倉由美子、鈴木ちえ、根岸晴子、平井雅士(祖父・鹿賀宋一)




子供と女性が苦手なサラリーマン・河地大吉が、亡くなったおじいちゃんのお葬式で出会ったのは、彼の6歳の隠し子・鹿賀りん。親戚中がりんの世話を押しつけ合う中、そのやりとりに腹を立てたダイキチは思わず、りんに声をかけてしまう。「俺ん家来るか?」ダイキチのスーツの裾をしっかりと握るりん。ダイキチの父・河地実は唖然とし、母・河地良恵、妹のカズミらが止めるも、後にひけないダイキチは、りんを連れて帰る。翌朝、りんに起こされたダイキチ。りんと一緒に朝ご飯を食べ、小さな手を引いてお買い物へ。りんからの一言で、保育園を探さなければならないと気付いたダイキチは、緊急一時保育先を、会社より遠いが24時間体制のある「ゆりかご保育園」に決定! 保育園初日。りんを保育園に届け、その後満員電車に乗って出勤するダイキチ。仕事をこなした後は、全力疾走でりんを迎えに行く…。そんな日々が続き、疲れ切ってしまうダイキチとりん。緊急一時保育も後3日となり、ダイキチは一つの大きな決断をする。それは、残業のない課に異動すること。ダイキチは残業のない倉庫勤務となり、新しく「はつはな保育園」に入園したりんは、やんちゃな男の子、コウキと友達になる。そんな中、りんが毎晩おねしょをするようになってしまう。ダイキチはりんのことを責めず、自分は小5ぐらいまでおねしょをしていたと言って笑わせる。突然しんみりとして、「ダイキチも死んじゃうの?」とたずねるりんに、ダイキチは「死なない」と答え、りんをぎゅっと抱きしめる。やがてりんは、おじいちゃんとの思い出を語り始める。徐々に絆も深まっていき、順調に見えたダイキチとりんの二人暮らし。だが、ある日、いつものようにダイキチが倉庫で働いていると、保育園から緊急電話がかかってくる。「りんが居なくなった!」。その頃、りんとコウキにしのびよる怪しい男の影が…。りんとコウキはどこへ向かっているのか。どうなる、ダイキチとりんの共同生活?【公式サイトより】
宇仁田ゆみさんの同名コミックを実写映画化。
SABU監督が子供が出てくる映画なんて大丈夫?と思っていたけど、結構大丈夫だった。もっとも途中までは、何でこんな面白くも何ともない話をだらだらやっているんだろうと思っていたけど、まぁ着地点はなかなかよかったかなと。
特に大吉に「河地りんになるか?」と聞かれたりんが、大吉が父親になることを拒否し、「大吉は大吉のままでいて」と答えるあたりはよかった。この2人の関係は既に実の親子に近いものがあるとすれば、そんな書類上の手続きなんて大した意味はないことをりんは幼いながらに理解しているのであろう。
それにしても本作と言い、『神様のカルテ』と言い、池脇千鶴さんはいつからこんな脇役に徹するようになったんだろう。宮﨑あおいさんはともかく、香里奈さんより扱いが小さいなんてありえない。
また、りんとコウキがいなくなってコウキの父親のお墓に向かった際、いかにも怪しげに登場するのが綾野剛くん。完全にドラマ『mother』を意識してのキャスティングでしょ。結局、彼が不審者でも何でもなく、大吉の妹カズミの恋人だったというオチにはしらけ鳥が飛んでたけど(笑)。
★★1/2
帰宅したら、本作では直接の共演はなかった香里奈さんと風吹ジュンさんが親子役でドラマに出演。そう言えば、香里奈さんは松ケン、ニノとGANTZな2人と共演しているのね。
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