ドラマW『再生巨流』
2011年3月6日放送 WOWOW 109分
監督:鈴木浩介 脚本:久松真一
原作:楡周平『再生巨流』(新潮文庫刊)
撮影:柳田裕男 美術:黒田享大 音楽:羽岡佳
出演:渡部篤郎(吉野公裕)、中村蒼(蓬莱秀樹)、陣内孝則(三瀬隆司)、松重豊(近藤和幸)、長門裕之(曾根崎昭三)、黒川智花(蓬莱藍子)、奥貫薫(吉野時枝)、佐藤二朗(記者・星野武史)、中村育二(時任忠志)、尾上寛之(新規事業開発部・立川久)、山田麻衣子(同・岡本千恵)、京野ことみ(星野の後輩・飯島典子)、相島一之(バディ・勝部良二)、長谷部朝晴(同・鬼沢充史)、大高洋夫(同・藤崎昌宏)、霧島れいか(東亜物産社長秘書・黒崎沙織)、田口計(吉野公造)、田中実(義兄・田村孝久)、入江若葉(曾根崎の妻フミエ)、大塚良重(秀樹の母)、長内美那子(吉野の母)、宮田早苗(吉野の姉タマコ)、井上高志(秀樹の父)、高田宏太郎(秀樹の兄・蓬莱晋介)、大西武志(秀樹の上司)、松嶋亮太(飲料会社社員)、鎗田晟裕(吉野の息子・公太)、児玉頼信(バディ社長)、浜近高徳(野球部監督)、窪園純一、井上浩(プロンプト社長)、柄沢晃弘[WOWOWアナウンサー](野球実況)、雑賀克郎、吉川裕朋、高松泰治、中澤隆範(プロンプト配達員)、藤森太介(野球解説者)、北山雄二、加瀬澤拓未、谷更紗、牧橋美輝、朝見朱伽、久保田エミカ、野田サツミ(レメ[ター)、織川みよ、秋吉京、安達麗、池田サトミ、栗田かおり、鳥居峰明

スバル運輸第一営業部次長の吉野公啓はエクスプレス便を企画するが、極東通運の営業本部長・近藤はスーパーエクスプレス便で対抗。3ヶ月後、吉野と対立する営業本部長の三瀬は、吉野を新規事業開発部長に任命し、1年間で10億円の利益を上げるというノルマを課す。吉野の下には第二営業部の立川久と総務部の岡本千恵の2人が異動してくるが、どちらも戦力にはなりそうになかった。中学校で野球部に所属する息子・公太や、脳梗塞で唐黷ネがらも病院存続に懸命な父・公造との関係に悩みながらも、吉野は自動販売機の補充システムから新たな事業のヒントを得る。一方、スバル運輸野球部のエース・蓬莱秀樹は試合で右肘を痛めて引退。プロ野球入りへの道も閉ざされるが、妊娠をしている妻・藍子のため、セールスドライバーとして第二の人生を歩み始める。慣れない仕事に戸惑いながらもやりがいを感じる秀樹。3ヶ月後、電器会社に作らせていた通信機能のついたコピーカウンターが完成。吉野は文房具業界5位のバディと組むべく営業を開始する。前職・東亜物産時代に対立していた極東通運の近藤は業界1位のプロンプトと組む一方、バディを吸収合併するように勧める。吉野は成績トップで表彰された秀樹から、埼玉県で小さな電気店を営む実家の話を聞き、更なる事業の拡大を思いつく。莫大な準備金が必要なため、三瀬からは承認が得られない中、吉野は京都に隠居する曾根崎会長に直談判する。曾根崎の提案により、バディとの合弁会社が作られることになり、秀樹もくわわって会社の命運を賭けた事業が始まる。極東との価格競争に破れ、新規事業開発部は解散となるが、再生紙の古紙配合率偽装をきっかけに業務上横領の罪で加藤が逮捕される。
楡周平さんの同名小説をドラマ化。
『空飛ぶタイヤ』同様、社会派ドラマとして安心して観ていられる出来。
リアカー一つで妻とともに会社を興し、多くの人を笑顔にするために仕事をするという曾根崎会長と、自分のために仕事をすると公言する極東通運の加藤という対比も分かりやすく、対立していた三瀬や溝が出来ていた父との関係も最終的には修復。おまけに秀樹はアメリカで手術してピッチャーに復帰。
2時間という尺の中でやや展開が早いようにも感じられたが、逆境をはねのけていく主人公はついつい応援したくなる。地方の小さな電気店を救済するという展開もよかった。
どうしても男性キャストが多くなる中、黒川智花さんや奥貫薫さんが花を添え(霧島れいかさん扮する元同僚は何のために出てきたんだろう)、長門裕之さんの使い方も心得たもの。
最後十数分のところで突如、京野ことみさんを出すというのも贅沢。
2011年3月6日放送 WOWOW 109分
監督:鈴木浩介 脚本:久松真一
原作:楡周平『再生巨流』(新潮文庫刊)
撮影:柳田裕男 美術:黒田享大 音楽:羽岡佳
出演:渡部篤郎(吉野公裕)、中村蒼(蓬莱秀樹)、陣内孝則(三瀬隆司)、松重豊(近藤和幸)、長門裕之(曾根崎昭三)、黒川智花(蓬莱藍子)、奥貫薫(吉野時枝)、佐藤二朗(記者・星野武史)、中村育二(時任忠志)、尾上寛之(新規事業開発部・立川久)、山田麻衣子(同・岡本千恵)、京野ことみ(星野の後輩・飯島典子)、相島一之(バディ・勝部良二)、長谷部朝晴(同・鬼沢充史)、大高洋夫(同・藤崎昌宏)、霧島れいか(東亜物産社長秘書・黒崎沙織)、田口計(吉野公造)、田中実(義兄・田村孝久)、入江若葉(曾根崎の妻フミエ)、大塚良重(秀樹の母)、長内美那子(吉野の母)、宮田早苗(吉野の姉タマコ)、井上高志(秀樹の父)、高田宏太郎(秀樹の兄・蓬莱晋介)、大西武志(秀樹の上司)、松嶋亮太(飲料会社社員)、鎗田晟裕(吉野の息子・公太)、児玉頼信(バディ社長)、浜近高徳(野球部監督)、窪園純一、井上浩(プロンプト社長)、柄沢晃弘[WOWOWアナウンサー](野球実況)、雑賀克郎、吉川裕朋、高松泰治、中澤隆範(プロンプト配達員)、藤森太介(野球解説者)、北山雄二、加瀬澤拓未、谷更紗、牧橋美輝、朝見朱伽、久保田エミカ、野田サツミ(レメ[ター)、織川みよ、秋吉京、安達麗、池田サトミ、栗田かおり、鳥居峰明




スバル運輸第一営業部次長の吉野公啓はエクスプレス便を企画するが、極東通運の営業本部長・近藤はスーパーエクスプレス便で対抗。3ヶ月後、吉野と対立する営業本部長の三瀬は、吉野を新規事業開発部長に任命し、1年間で10億円の利益を上げるというノルマを課す。吉野の下には第二営業部の立川久と総務部の岡本千恵の2人が異動してくるが、どちらも戦力にはなりそうになかった。中学校で野球部に所属する息子・公太や、脳梗塞で唐黷ネがらも病院存続に懸命な父・公造との関係に悩みながらも、吉野は自動販売機の補充システムから新たな事業のヒントを得る。一方、スバル運輸野球部のエース・蓬莱秀樹は試合で右肘を痛めて引退。プロ野球入りへの道も閉ざされるが、妊娠をしている妻・藍子のため、セールスドライバーとして第二の人生を歩み始める。慣れない仕事に戸惑いながらもやりがいを感じる秀樹。3ヶ月後、電器会社に作らせていた通信機能のついたコピーカウンターが完成。吉野は文房具業界5位のバディと組むべく営業を開始する。前職・東亜物産時代に対立していた極東通運の近藤は業界1位のプロンプトと組む一方、バディを吸収合併するように勧める。吉野は成績トップで表彰された秀樹から、埼玉県で小さな電気店を営む実家の話を聞き、更なる事業の拡大を思いつく。莫大な準備金が必要なため、三瀬からは承認が得られない中、吉野は京都に隠居する曾根崎会長に直談判する。曾根崎の提案により、バディとの合弁会社が作られることになり、秀樹もくわわって会社の命運を賭けた事業が始まる。極東との価格競争に破れ、新規事業開発部は解散となるが、再生紙の古紙配合率偽装をきっかけに業務上横領の罪で加藤が逮捕される。
楡周平さんの同名小説をドラマ化。
『空飛ぶタイヤ』同様、社会派ドラマとして安心して観ていられる出来。
リアカー一つで妻とともに会社を興し、多くの人を笑顔にするために仕事をするという曾根崎会長と、自分のために仕事をすると公言する極東通運の加藤という対比も分かりやすく、対立していた三瀬や溝が出来ていた父との関係も最終的には修復。おまけに秀樹はアメリカで手術してピッチャーに復帰。
2時間という尺の中でやや展開が早いようにも感じられたが、逆境をはねのけていく主人公はついつい応援したくなる。地方の小さな電気店を救済するという展開もよかった。
どうしても男性キャストが多くなる中、黒川智花さんや奥貫薫さんが花を添え(霧島れいかさん扮する元同僚は何のために出てきたんだろう)、長門裕之さんの使い方も心得たもの。
最後十数分のところで突如、京野ことみさんを出すというのも贅沢。
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