2月も半ばになり、ベルリンもずいぶん日が長くなってきました。
いちばん日が短い時で午後4時には暗くなり始めていたのですが、今では6時くらいまでは明るいです。
今年の冬はあまり寒くならず、数日間-10℃の日が続いたら、あっという間に気温がプラス台に戻ってきました。
今現在の気温は、午後5時半でプラス8℃。夜もプラス3℃くらいになりそうです。
さてさて、今日は今現在僕がドイツで参加しているプロジェクト(セッションワークは含まず)をまとめてみたいと思います。
Falk Bonitz Trio
ベルリンに引っ越してきて最初の数ヶ月間は、ひたすらジャムセッションに通う毎日でした。
そんな中で知り合ったピアニストFalk Bonitzを中心に、ドラムのYatziv Caspiと僕で2012年に結成したピアノトリオです。
元々この3人で、とあるプログレッシブ•ロックのバンドのサポートをしていたのですが、それが縁でその後も一緒に演奏するようになりました。
Lyric, Latin, Jazzをテーマに、ドビュッシーやブラームスなどのクラシックの後期ロマン派や、ミシェル•カミロやチック•コリアのようなラテンジャズに影響を受けたFalkの曲を中心に演奏しています。
このトリオではもうすぐ良い発表が出来ると思うので、こちらでもまたアップしますね。
Damir Out Loud
対照的に、こちらは今年から参加しているコンテンポラリー•ジャズ•グループです。
トランペッターのDamirとは、また別件のレコーディング•セッションで知り合い、そこからバンドに誘ってもらいました。1月にドイツ西部の街Krefeldとベルリンで2回ライブを行い、バンドとしてもとてもまとまってきました。
こちらのバンドは既に一枚アルバムをリリースしているのですが(残念ながら僕は不参加)、近々セカンド•アルバムのレコーディングを予定しています。
このジャズ系の二つのバンドでは、エレクトリックとコントラバスと両方弾いています。
RJ's AfroJazz Experience
シンガー
Rachelle Jeanty(元セリーヌ•ディオンのバックグラウンド•ヴォーカリスト。日本にもツアーで何度か来たらしいです)を中心にしたアフロ•ジャズ•バンド。
このバンドはメンバーの出入りが激しく、つい最近までなかなか固定メンバーで演奏できなかったのですが、つい先日のライブからバンドメンバーがとても安定したと思います。そういう意味で、今後ますます楽しみなバンドです。
ちなみにこのバンドでは、ベースのみならずミュージカル•ディレクターも担当しています。
Sugarblock(カバーバンド)
このバンドは、シンガーはその都度変われど、バックバンド(ギター•キーボード•ベース•ドラム)はほぼ固定で動いています。ほぼいつもノーリハーサルで本番に臨むので、曲を覚えて譜面も準備して、いきなり演奏する、という、集中力とバンドとしてのパッケージングが求められます。
このバンドでは、実はいつも今のルームメイトからベースを借りて弾いています。この写真に映っているベースも僕のものではありません。自分のベースを買わなければなぁ、と思いつつも、いつも好意に甘えています。苦笑
そして、このバンドを通して70年代、80年代のファンク/R&B Classicsのレパートリーを、更には「ベーシスト」としていちばん大事な「弾きすぎない」という事を学んでいます。苦笑
他にも細かいセッションワーク等を含めたら色々ありますが、現在メインで活発に活動しているのは主にこの4つのバンドですね。
そして、現在は僕自身のトリオもヨーロッパで準備中。こちらも公開できる情報があり次第すぐにお知らせします!
……日本にいた時もそうでしたけど、こちらでもジャムセッション以外ではあまりストレート•アヘッド•ジャズを演奏していないかもしれません。参加しているジャズ系のプロジェクトはどれもコンテンポラリーなものばかり。僕がいちばん得意な分野なので、ありがたい限りです!!