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Noriaki Hosoya - 細谷紀彰のドイツ日記

ベルリン在住、日本人ベーシスト細谷紀彰のあれこれ。
www.noriakihosoya.com

リッツ・カールトンでライブ

2014-02-22 | 音楽-活動
本日は、ひょんな事からあのリッツ・カールトン・ホテルで演奏してきました。

セットアップは、ほぼいつも通り。


ただ、何が凄かったかって、やはりその内装。

あまりホテル自体の写真は撮ってこなかったのですが、
トイレが

こんな感じだったのにはちょっと驚きました。という事で、思わず撮った写真がこれです。
後ろにかかっている絵画といい、壷といい、鏡の枠といい、センスが統一されていて素敵です。

このシャツは、今回のヴォーカルの人の知り合いがわざわざバンド用に用意してくれたもの。まさに、至れり尽くせり。なので思わず自画取り。こうして自分を撮るのは初めてです。

演奏自体はいつも通りでしたが、シチュエーションが凄くて印象に残ったライブでした。

Falk Bonitz Trio CD release party on 24th Feb!

2014-02-20 | 音楽-活動
このブログを見ている人で果たしてベルリン在住の方がいるのかどうか分かりませんが、来週月曜日の2月24日、いよいよFalk Bonitz TrioがCDリリースパーティーをします!!!
ベルリンのMitteにあるSchlotというジャズクラブで、21時半からのスタートです。
今回はスペシャルゲストも招いて盛り沢山のライブにするつもりです!

というわけで、ちょとしたスライドショーを作ってみました。



Falk Bonitz TrioのデビューCD"Märzsonne"は、日本にもお届けできるように水面下で交渉中です。そしたら日本でもCDリリースコンサートやりたいな。

先週と今日のレコーディング

2014-02-19 | 音楽-活動
ありがたい事に、最近は二つのプロジェクトでレコーディングに参加させていただきました。

先週末に、知り合いのイスラエル人のピアニストIdoのプロジェクト"Jazz Traveler"の曲を2曲ほどレコーディングしてきました。一曲はピアノトリオで、もう一曲はセプテット。
そこそこ大編成とはいえども、そんなに大きなスタジオではなく、一つの部屋で一気に録音してしまうのがジャズ。
いくらバンドのメンバーが多くなるとはいえ、セッティングもそこそこ簡単でした。




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対照的に今日のレコーディングは、パーテーションもしっかり区切られた大掛かりなレコーディング。
ミュージシャンも、6管(トランペット、トロンボーン、アルト、テナー&バリトンサックス、フルート)+3ストリングス(ヴァイオリン、ヴィオラ&チェロ)+リズムセクション(ヴィブラフォン、ギター、ベース&ドラム)と、大人数。
こちらは、Damir Out Loudでも共演しているドラムのTom Dayanのラージ•アンサンブルのプロジェクト。彼の曲を大編成用にアレンジしたものをレコーディングしてきました。




いくらセッティングが大掛かりになろうと、バンドの人数が増えようと、僕のセッティングはと言えば、

常にDI直。簡単なものです。ベーシストで良かった。(肝心のDIはパーテーションの後ろに隠れていますが。)

因みにこの写真に映っているAdamovicは、どちらのレコーディングでも弾きました。
特に今日のレコーディングに関しては、エンジニアから「こちら(エンジニア側)で何もしなくてもとても良い音がする、良い楽器だね」と、お褒めの言葉を頂きました!

そんな話をfacebook経由で同じAdamovicユーザーとしていたら、他にもAdamovicのベースで同じような事を言われたことがある、という話を聞きました。
うーん、ここまで同じ事を言われると、それは偶然には思えないですね。お世辞抜きにAdamovicベース、何か持っているものがありますな。


レコーディングと言えば、僕はどちらかと言えばアンプの音の方が好きで、ヘッドホンでのクリア過ぎてハイが硬い(ように僕の耳には聞こえる)モニタリングは苦手なのですが、今日はそれでも気持ちよく弾けました。とは言え、アンプでの演奏に比べたら、まだまだ攻めきれない部分も多いにあるのですが。。。。
これにはコツがあるんでしょうか?ただ単純に普段からヘッドホンで練習して慣れれば良いだけなのかもしれませんけど。まだまだ練習が必要ですね!!


今回のレコーディングも、公開できる音源が届き次第改めて発表したいと思います!

現在参加しているプロジェクト

2014-02-16 | 音楽-活動
2月も半ばになり、ベルリンもずいぶん日が長くなってきました。
いちばん日が短い時で午後4時には暗くなり始めていたのですが、今では6時くらいまでは明るいです。
今年の冬はあまり寒くならず、数日間-10℃の日が続いたら、あっという間に気温がプラス台に戻ってきました。
今現在の気温は、午後5時半でプラス8℃。夜もプラス3℃くらいになりそうです。


さてさて、今日は今現在僕がドイツで参加しているプロジェクト(セッションワークは含まず)をまとめてみたいと思います。


Falk Bonitz Trio



ベルリンに引っ越してきて最初の数ヶ月間は、ひたすらジャムセッションに通う毎日でした。
そんな中で知り合ったピアニストFalk Bonitzを中心に、ドラムのYatziv Caspiと僕で2012年に結成したピアノトリオです。
元々この3人で、とあるプログレッシブ•ロックのバンドのサポートをしていたのですが、それが縁でその後も一緒に演奏するようになりました。
Lyric, Latin, Jazzをテーマに、ドビュッシーやブラームスなどのクラシックの後期ロマン派や、ミシェル•カミロやチック•コリアのようなラテンジャズに影響を受けたFalkの曲を中心に演奏しています。

このトリオではもうすぐ良い発表が出来ると思うので、こちらでもまたアップしますね。


Damir Out Loud



対照的に、こちらは今年から参加しているコンテンポラリー•ジャズ•グループです。
トランペッターのDamirとは、また別件のレコーディング•セッションで知り合い、そこからバンドに誘ってもらいました。1月にドイツ西部の街Krefeldとベルリンで2回ライブを行い、バンドとしてもとてもまとまってきました。
こちらのバンドは既に一枚アルバムをリリースしているのですが(残念ながら僕は不参加)、近々セカンド•アルバムのレコーディングを予定しています。

このジャズ系の二つのバンドでは、エレクトリックとコントラバスと両方弾いています。


RJ's AfroJazz Experience



シンガーRachelle Jeanty(元セリーヌ•ディオンのバックグラウンド•ヴォーカリスト。日本にもツアーで何度か来たらしいです)を中心にしたアフロ•ジャズ•バンド。
このバンドはメンバーの出入りが激しく、つい最近までなかなか固定メンバーで演奏できなかったのですが、つい先日のライブからバンドメンバーがとても安定したと思います。そういう意味で、今後ますます楽しみなバンドです。
ちなみにこのバンドでは、ベースのみならずミュージカル•ディレクターも担当しています。


Sugarblock(カバーバンド)



このバンドは、シンガーはその都度変われど、バックバンド(ギター•キーボード•ベース•ドラム)はほぼ固定で動いています。ほぼいつもノーリハーサルで本番に臨むので、曲を覚えて譜面も準備して、いきなり演奏する、という、集中力とバンドとしてのパッケージングが求められます。
このバンドでは、実はいつも今のルームメイトからベースを借りて弾いています。この写真に映っているベースも僕のものではありません。自分のベースを買わなければなぁ、と思いつつも、いつも好意に甘えています。苦笑
そして、このバンドを通して70年代、80年代のファンク/R&B Classicsのレパートリーを、更には「ベーシスト」としていちばん大事な「弾きすぎない」という事を学んでいます。苦笑


他にも細かいセッションワーク等を含めたら色々ありますが、現在メインで活発に活動しているのは主にこの4つのバンドですね。
そして、現在は僕自身のトリオもヨーロッパで準備中。こちらも公開できる情報があり次第すぐにお知らせします!


……日本にいた時もそうでしたけど、こちらでもジャムセッション以外ではあまりストレート•アヘッド•ジャズを演奏していないかもしれません。参加しているジャズ系のプロジェクトはどれもコンテンポラリーなものばかり。僕がいちばん得意な分野なので、ありがたい限りです!!