Noriaki Hosoya - 細谷紀彰のドイツ日記

ベルリン在住、日本人ベーシスト細谷紀彰のあれこれ。
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Pete Schmidt Strap購入、しかし……

2016-02-06 | 楽器と機材
さてさて、先日お伝えした通り、ようやくAdamovicのフレットレスを入手致しました。

入手する以前は、僕のHaloともボディシェイプも近いし、Haloに使っているRichter StrapのBeaver's Tailを使い回しして、2つのベースで一つのストラップを使えたら良いな、と思っていたのですが、フレットレスにHaloのストラップを使うと好みの高さよりも低くなってしまい、このアイデアは断念しました。

同じくフレットレス用にRichterを用意しても良かったのですが、同じモデルだと、どちらがどちら用のストラップか見分けにくくなりそうで、ここは敢えて違うストラップを探していました。

そこで見つけたのがPete Schmidtのストラップ。

カラーバリエーションも豊富ですし、何よりオプションで最短で34インチ(約86センチ)まで短く出来ることに惹かれて、そして新しいものを試してみたいとの好奇心にも駆られ、送料と関税がかかる事を覚悟して、アメリカのサイトからオーダーしてみました。

そして届いたのがこちら。


なかなか良い感じです。これはVintage Burgundyという色です。


写真だと伝わりにくいですが、肉眼で見るとこんな感じで少し光沢があります。
ストラップの幅は3,5インチなので、Richter StrapのBeaver's Tailと一緒ですね。


僕はショートサイズをオーダーしたのですが、このようにストラップの後ろの部分が2つ届きました。一つが標準の長さで、もう一つがショートサイズという事ですね。

という事で、早速フレットレスに着けてみました。

なかなか良い感じです。

このストラップは、裏地も革なので、Richter StrapのBeaver's TailやMoodyのスエード生地ほどのホールド感はないです。それよりももう少し滑る感じですが、Adamovicは楽器のバランスが良いので気にならず。
作りの面で言うと、正直な所、Richter StrapやMoodyには及ばないですが、その分お値段も安いので(結局送料や関税でそこそこのお値段になってしまいましたが)そこは目をつぶりたい所ですかね。とは言え、平均以上の作りにはなっておりますので、良い物だとは思います。

そして何より嬉しかったのが、先にも書きましたけど、オプションでショートサイズが選べる事!
フレットレスに手持ちのRichter StrapのBeaver's Tailを試しに着けていた時も、最短サイズにしているHalo用のストラップがフレットレスには短い、とあって、どうしたものかと思っておりました。が、Pete Schmidtにさらに短いストラップがあると知って、これは試してみよう、と。
結果、フレッテッドとフレットレスを持ち替えた時に違和感のない高さになったので満足です。


が、ショートサイズを注文した事によって、弊害も生まれてしまいました。。。

上の楽器に装着している写真でも分かると思いますけど、ショートサイズにする事によって、ストラップの幅広の部分がだいぶ楽器側まで来てしまいました。
それによって、演奏中にストラップが右手に当たって、これが結構気になります。




右腕がストラップに触っているのが分かるでしょうか?これが、弦移動の時などに腕にひっかかる感じがして、結構な違和感です。
標準サイズで使用していれば絶対に発生しないようなトラブルですね。僕も今回初めて経験しました。
オーダー品ですし、アメリカから取り寄せたものなので返品も出来なさそうですし、ストラップ・ロックも取り付けちゃったし、どうしようかな(苦笑)

という訳で、しばらく様子見です。フレットレスでどうしようもなかったら、このストラップはプレベ用にしよう(笑)
しばらく使ってみて、腕に当たる部分が柔らかくなってこずにずっと気になるようなら、改めてRichter Strapを購入して無理矢理短くして使おうかな。というか、最初からつまらない事を試さずに、素直にRichter Strap買っておけば良かったかなぁ。。。。ああ、残念。。。。