Noriaki Hosoya - 細谷紀彰のドイツ日記

ベルリン在住、日本人ベーシスト細谷紀彰のあれこれ。
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Adamovic Eclipse 6 String Fretless "Contrabass"

2016-01-25 | 楽器と機材
お久しぶりです。。。


2016年になり、Adamovicより新たなベースを入手致しました!



Adamovic Eclipse 6 String Fretless "Contrabass"
The DarkThe HollowといったAdamovicの中のコンセプト・ベースの中の新たなシリーズ"Contrabass"の記念すべき第一号のベースです!

一応、対外的には「Nikolaと僕の共同開発で完璧なデザインを作り上げた」という事になっていますが、実際の所は、僕が「Anthony Welington氏の使っているフレットレスがすごく良かったから僕にも6弦で同じようなのを作って」と丸投げしたのをNikolaがブラッシュアップしてくれた、という感じです。苦笑
なので、このベースはNikolaの献身と、Anthony Welington氏のフィードバック(彼のベースがプロトタイプという事になるらしいです)がたくさん詰まっています。



色々な写真がありますが、色味的にはこれがいちばん見た目に近いです。


それではスペックをざっと紹介していきます。

Model : Contrabas (僕のもらった証明書では”Contrabass”ではなく"Contrabas"と、最後のsが一つになっていました)
Number of Strings : 6

Body
Top wood : Plum
Body wood : Walnut
Back wood : Plum

Neck
Neck wood : Maple / Walnut
Fingerboard : Ebony, 30 fret
たぶん僕のHaloと同じCustom 16,5-17mm string spacingのはずです。ナローピッチなのは確かなはず。

Tuners : Hipshot Ultralites, Black
Bridge : Ebony
Pick Ups : Bassbar, ebony cover (Series / Single Coil / Parallel switch) + Piezo
Electronics : East 3-band

Knobs : Ebony

Finish : Catalyzed Oil

重さは確認してないですけど、僕のHaloと同じかそれより気持ち軽いくらいなので、おそらく3,8-3,9kg前後だと思います。
そして、ラウンドワウンド弦ではなく、ブラック・ナイロン弦によってセットアップされています。



後ろ姿も美しい。そして、木製ブリッジなので弦が裏通しになるようになっております。


今回も、完成した時にAdamovicの工房まで行き、直接このベースを受け取ってきました。

この僕の嬉しそうな顔。笑


サウンドは、見た目通りとてもアコースティック。ブラック・ナイロン弦と相まって、とても心地よい空気感を含んでいます。
そこからピエゾをブレンドしていくと、さらにエアー感が増し、エレキベースではなくてまるでアコースティック楽器を弾いているような錯覚さえ覚えます。

とは言え、プリアンプによるサウンドメイクの幅も広く、何よりピックアップの配線セレクター(シリーズ/シングル/パラレル)による音色の違いも大きくて、シリーズにするとソリッドな音もしっかり鳴ります。見た目以上に多彩な音色が作れます。


もう何年もフレットレスを弾いていなかったので、最初に受け取った時はあまりの難しさに恐れおののいてしまいました。とんでもないじゃじゃ馬を手に入れてしまった、と、最初はこのベースをちゃんと弾きこなせるか不安でした。苦笑

ベルリンに帰ってきて、何日か弾き込む事によって、少しずつではありますけど慣れてきた感じはします。道のりは長いですけど、希望は見えてきた感じです。
素晴らしい楽器を作ってくれたNikolaに改めて感謝です。
これからもっと弾いていって、この楽器の事をもっと知っていって、体の一部になるように大切に弾いていきたいと思います。




モデルは違えど同じAdamovic、そして同じ6弦、同じ弦間スペーシングという事もあり、この2本を持ち替えた時の違和感はゼロ!ハンドメイドの楽器なので、多少はネックのサイズが違うのかもしれませんが、それでも本当に違和感ゼロ!これは本当に嬉しいです!
僕がバークリーにいた頃の師匠も「フレットレスの上達を助けるには、似たようなフレッテッドがあるのが大事だ」と言っていたので、Adamovicで二つのベースを作ってもらえたのはまさに理想的。
そして、フレットレスを弾いた後にフレッテッドを弾くと、とても弾きやすい!いかにフレットに助けられているかが分かります。フレッテッドとフレットレス、同じようで別物、別なようで同じですね。


左が完成したてのネック、右が2年半ほど弾き込んだネック。

この2本のベースさえあれば、他のベースは何もいりません。
とはいえ、お仕事の事を考えると他のベースも欲しくなったりしますから、人間って本当に欲深い生き物ですね。苦笑


と、ファーストインプレッションはこんな感じです。
先ほども書きましたが、とてつもなく素晴らしい楽器なので、これから時間をかけて仲良くなっていきたいと思います。


P.S.1
このベースをオランダから持って帰ってきて、僕のHaloに着けているストラップを着けとうと思ったら、シャーラーのストラップ・ロックが外れなくなりました。

こんな状態です。
どうやらシャーラーのストラップ・ロックの規格が変わったらしく、ストラップ側の古い規格が今回受け取ったベース側の新しい規格にうまく対応しておらずに、こうして噛み合ったまま外れなくなってしまったみたいです。
急いでNikolaに相談し、アドバイスをもらい、ブランケットを間にかまして、ロックを解除しながら外す方向にハンマーで優しくトントンしたら、無事に外れました!慎重に作業したので、楽器本体にももちろんノーダメージです。
シャーラーのストラップロックをお使いの方、古いストラップロックを新しいロックピンに着けると規格が違うのでこんな事が起こります。お気をつけを!

P.S.2
このフレットレスの名前は「桃子」になりました。理由は……トップ材がPlumなので。。。
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