風もなく穏やか、南の方は灰色の雲だが、北側は青空が広がりまっ白な雲が浮かんでいる。
この山にあったスキー場が閉鎖になって20年ほど経つが、残雪の具合でゲレンデだった判る。
マンモスにパラダイス、真ん中のメチャ急斜面はなんだったけかな。
明るい太陽が雪を照らしている、もしや「雪虫が出ているかな」と思い雪面を探してみた。
雪虫と呼ばれているのが何種類かいるが、
探しているのは氷河期の生き残りといわれている黒い色をしたセッケイカワゲラのことである。
「いた、いた、いた」、雪の上を探すこと数10秒で見つかる、その近くで何匹も見つかった。
雪原の表面が融けて凍って堅雪になったころ、十和田湖外輪山を散策するもいいな。