里山遊歩

かづの野遊び研究所

晴れた日は、野に、山に、川に、
部屋の中にとじこもっていてはもったいないもったいない。

雪解け始まる

2022-03-14 | 歳時記
天気予報を見ると、氷点下になる時間帯は今日明日ともにない。

道の駅にある八幡平を模した築山の東南側の斜面に芝生が現われてきた。
川原のナラの木の根元には、根開きが出来ている。
大湯川は、雪どけの濁りが入ってきた。

それだけを見ると、春が順調に進んでいるように思うが、
雪が多かった分、雪消えは相当遅くなっている。





       

屋根の上のクレバス

2022-03-13 | 歳時記
暖気が入って3日目、厚く積もった屋根の雪が少しづつ移動している。

この屋根は角度が甘いのか3日前にひび割れが入ったのに、
なかなか滑り落ちないで、まだ屋根の上にある。
割れた上と下で滑り落ちるスピードが異なり、日毎に幅が広がってきている。
横から見ると厚い氷河のクレバス、落ちたら助からないだろうな。




 

日時計の先端が見えてきた

2022-03-08 | 歳時記
大湯環状列石(ストーンサークル)は「北海道・北東北の縄文遺跡群」のほかの遺跡と共に、
令和3年7月、世界文化遺産に登録されました。

つい先日、遺跡の前を通ると雪の中に姿を隠れていた日時計状組石の先端が出ていました。
こうなれば太陽の温もりで組石のまわりの雪から解けて、
(これからの雪降り具合・暖かさによりますが)例年3月末には、遺跡の全景が現れます。





     

桃の節句

2022-03-03 | 歳時記
雛まつり、白酒やアラレはおろか、雛様にもまったく縁がない。
旧暦の3月3日まではあと1ヶ月もあるけど、
新暦の立春過ぎにお雛様を出して旧暦のひな祭りをして仕舞えば、
大切なお雛様を披露する時期もぐんと長くなる、・・・婚活も長くなる?。
 
北国では、桃の花が咲くまでさらにその先1ヶ月ほど待つことになる。





     

立春大吉

2022-02-05 | 歳時記
二十四節気の立春、一年は立春に始まり節分で終わります。

市内の寺院では立春近くになると門前に立春大吉の札を貼りだします。
寺を訪れた檀家の人たちに分けられ、
火伏のお札ともに持ち帰り、玄関など入口に貼ります。

昨日の豆まきなど様々な方法で厄を払った家に、
年の始めに立春大吉のお札を貼って、厄が入って来ないようにと願うのです。
立春大吉はほぼ左右対称で、裏から見ても立春大吉と読める、
一度家の中に入り込んだ厄が裏からお札を見てそこが入口だと勘違いし、
外へと出ていくという。