成長過程

ロリコン風味のハイ!クオリティヲタ日記。

経済

2005年10月31日 23時56分26秒 | Weblog
・「萌え経済学」 森永卓郎著

萌えバブルは弾けたのかな、と思ったらこの本がでて再燃か?

モリタクさんはヲタクの血がビンビン流れていて、ギャグなのかもしれないが堅苦しい経済論の間にヲタむき出しなことを書く。

萌え市場を把握し、偏見なく語れるのはヲタクという側面をもつモリタクさんならでは。浜銀総研などによる市場調査は過小評価であるといい、その解説は経済学、萌えの両道に通じるモリタクさん、鋭い指摘にただ頷いてしまう。

そしてエピローグという形でご主人様事件に触れている。ヲタクとはどういったものか、という視点からイケメンであった小林容疑者はアキバ系でない、同一視して欲しくないと書いている。もっとも、アキバ系の定義が色白、小太り、メガネ、服装、うつむき無口、としているのもやや強引であると思うが…俺も彼はアキバ系ではなかったと思うし、俺はご主人様と呼ばせようと強制するということは一切ない。が、よろこんで呼んで貰えるならそれなら構わないというスタンスでいたい。結びとしてアキバ系への誤解を解けたら、幸せとしている。

ぜひ一般の人に読んで貰いたいと共にマスコミの植え付けによる曲がった偏見を少しでも取り除けたらと思う。まあ、理解しろとムリに嗜好を押し付けるような内容ではないので気軽に読んでもらいたい。

が、経済関係の本の中に他にない輝き、異彩を放つ本があったら間違いなくこの本であろう。そのため、非常に買いにくい本であると思う。まあこうでないと萌えを強調できないのだろうが、一般の人が買いにくいのでは、売れ行きに影響がでるのでは?と心配してしまう。

がんばれニッポン萌え経済!俺も貢献してますよー

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