■サークルに入ると学生のうちにしか出来ない、バカなことが出来るらしい
某大学のとあるサークルの昼会にて、学祭では痛チャリを作ってみないか?やらないか?(←フラグ)
という計画が立ち、いざ実行することになった。
経緯としては巷での痛車ムーブメントもそうだが、痛チャリってカッケーよな!!!!
という話になり、そのまま作ることになってしまった。
そもそも痛い自転車とはどのようなものか考え、意見を出すと
旗が立っていたり、自作のエアロパーツがカコイイ!という話になった。
しかしながら時間の関係上、ホイールに絵が貼ってあるタイプのものに挑戦することになった。
参考にさせてもらったページは工房鳥坂さんの痛チャリ制作のページであり、
ここで紹介されている、フレーム内に塩ビ板を仕込むという方法で挑戦することになった。
以下、制作の様子である。
■東急ハンズにて塩ビ板を購入する。
600×900の黒、0.5mmを使用することにした。値段は1200円程度である。
今回は黒の板を使用したのだが、他にも白、赤、クリアを確認したので、次は色を変えるかもしれない。
■ホイール口径、中心部の大きさを測り、下書きをする。
大きなコンパスなど道具が身近になかったので針を中心に指し、紐を引きつつ、円を描いた。
このとき、塩ビ板とフローリングの間にはなにもなかったために、フローリングをみっくみくにした。(←フラグ)
■写真にはプラ用のカッターが写っているが、これは役に立たなかったというか、
用途が違っていたの気がする。普通のカッターでも0.5mmなら十分切ることが出来ました。
丸く切る際のコツとしては極力ゆっくり切ることを心がけるとミスをしないと作業終了後に気づいた。
でも、ホイールに入れれば多少のゆがみは気にならないのでとくに気にしないでよさそうです。
■中心部も丸く切り落とす。
後輪の中心にブレーキが入っているタイプの自転車だったために穴が大きくなった。
一般的な自転車であればこれほど開けることはないと思うし、
デザイン的にも塩ビ板と、中心部との間が狭い方がカッコイイと思いました。
■ステッカーは俺の仕事ではなかったのでその工程は飛ばします。
以下、完成した痛チャリである。手前からヤンデレ号、初音ミク号、のらないか?号である。
■やっつけ企画であり、学祭後に自転車通学をするため、ステッカーを貼ると問題があった。
そのため、多少見栄えは劣るがダンボールの上に貼ることになった。
■ベニヤで巨大な展示パネルを設ける。ベニヤ代は塩ビ板よりも低コスト。
安価で作ることが出来るアイデアの一つ。量産したら面白いかもしれない。
■以下、青春の1ページ
■大学の周りで自走させてみた。
フレームに仕込んだ絵は回転しても十分なインパクトがあることが分かった。
外で走ってみると痛チャリは結構気持ちいいということが分かった。
ヲタク的なアピールは場をわきまえ、自重の必要性を十分に知ることが出来た。
■痛い自転車(痛チャリ)の企画を終えて
ヲタサークルの学祭での展示物として制作したが、とても濃厚で、ヲタサークル的な活動が出来た。
スタイリッシュ系の痛チャリとは対極を目指したので、ネタありきではあるが、楽しいものに仕上がったと思う。
大学のヲタサークルに入り、このような経験が出来たのはツイてたと思う。
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