※クリックすると拡大・(+)をクリックすると更に拡大
文学者小林秀雄氏の奥さんが信州の実家の近くにあ
る栗の樹を見たいと帰られたことがあり、「ちゃん
と生えていた」と喜んで戻らた。
夫人は片道一里の田舎道を歩いて小学校に通う途中
その栗の樹を見上げては、「あと半分」と自分を励
まして行き来された思い出の樹だった。
そして小林秀雄氏が「自分の栗の樹は何処にあるの
か?」と苦しい胸の内を明かされていると新聞に。
あれ程の人でもそうだから、我々一般は、というよ
り、人それぞれ同じで、スケールが違うだけなのか
も知れない。
皆同じように、苦しいことや嫌になることがあるが
何とか、「栗の樹」を見つけようと頑張っているの
かもしれない。「栗の樹」を見つけられるかどうか
は、その人次第?