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少し日が長くなったような感じの今日。
貴重な時間を大切にしたいと思うのとは、
裏腹に色々な行事の多い季節でもあります。
親戚に腰を痛めた者がいて、それを見てい
ると、時間の大切さをつくづく思うのです。
例えば、体を動かすのにも、痛さとの戦い。
私は通風ぐらいしか経験がありませんが、
相当に痛そう。かといって本人でないと対
処のしようが無い。何をするにも時間がか
かり、あっという間に時間が過ぎます。そ
れも、一人でなく二人三人の時間です。
改めて介護の大変さを実感しているところ
です。手摺とか、段差の無い床とか、車椅
子が通れる通路とか。確かに必要だが、そ
の前に必要なのが、本人と介護者の覚悟で
はないでしょうか。
介護してもらうということは、自分でする
のが当たり前と思っていた、体の移動、着
替え、排泄、排泄後の始末、食事、入浴を
自分以外の人の手助けを、恥を忍んで、し
てもらうことなのですね。
例えば、若い人が外科に入院して助けても
らうのは、下手なこと言ってつねられたり、
ある意味希望がありますが、老人のそれは
笑いも希望も希薄な現実があり、考えさせ
られます。その状況を笑い飛ばせる雰囲気
にさせるのが、介護のプロなのかも知れません。