野のココロ[高槻・茨木]

☆地球とコドモに寄り添う親子の集い☆

4つの気質と個性のしくみ

2009-03-05 | おすすめ書籍
気質に関してのおすすめ書籍です。
具体的な例でわかりやすく表現されているのでとても読みやすいですよ。

気質に関して誤った理解(実践)をするととても危険です。
自分以外の人を分類したりする前にまず自分を知る手段として活用してくださいね。
そして自分の気質がだいたいわかってきたら「私は○○質だから」と決めつけないで色んな気質の要素を自分の中に取り入れてみてください。

みんなが幸せになりますように。

以下、本文より
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私たち人間の性格は、4つの気質からできています。
怒りっぽい「胆汁質」、ほがらかな「多血質」、のんびりした「粘液質」、きまじめな「憂鬱質」といった特徴をもつ4つの気質が混じりあう割合が、人によってそれぞれちがうため、一人ひとりの性格が異なっているのです。

(中略)

自分を知り、相手を理解できるようになるためには、自己教育が欠かせません。
ここまで見てきたように、自分の気質は、努力しだいでかならずコントロールできるようになります。
この章では、大人の気質のコントロールのしかたについて、具体的にとりあげます。
そのためには、それぞれの気質の長所と短所をよく知っておく必要があります。

まず、さまざまな人間関係の中で、いちばん問題を起こしやすい胆汁質からはじめましょう。
胆汁質の長所は、やる気と行動力に満ちあふれていること。
短所はすぐカッとなることと、よく考えずに行動してしまうことです。

憂鬱質の長所は、行動する前によく考えること。
短所は、なかなか行動に移せないことです。
この点では胆汁質と憂鬱質は正反対です。

多血質の長所は、活発で、陽気にいろいろなところを動きまわり、まわりの人をほがらかに楽しくすること。
短所は、落ち着きのないことと、あきっぽいことです。

粘液質の長所は、とても落ち着いていること。
短所は、あまり活発でなく、何に対してもほとんど関心を示さないことです。

親や先生のように、何らかのかたちで子どもの教育にたずさわる人は、自分の気質をコントロールできるようにならなければいけません。
それができないと、子どもたちの健康な発育に支障をきたしてしまうからです。

シュタイナーは「教育者は、子どもの一生をつねに意識しながら、教育にたずさわらなければならない」と言っています。

また、シュタイナーは、先生自身の気質がどのような影響を子どもに与えるかについて、具体的な例を紹介しています。
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どうですか?気になるでしょ?

図書館にもありましたので、ぜひ。

↓こちらから本書の内容が一部見れます
http://www.transview.co.jp/books/4901510355/top.htm

家族のさじかげん

2009-01-03 | おすすめ書籍
山本ふみ子著

川崎のおじいちゃん、おばあちゃんの思い出を綴りながら、家族との日常、縁あってそばにいる人や動物やものたち、目には見えなくてもそこにいると感じる人々との間で起こる出来事。
家という場所を通して見えてくるかけがえのないつながりや、家という居場所がテーマとなったエッセイ集。

日々の暮らしにつながるヒントがたくさん描かれています。
短い物語で構成されているので1日1つ読むだけで暮らしが豊かになりそうです。
図書館でも借りれます。
ぜひ。