晴れときどき風

ノンキな主婦が時に風に吹かれながら送る平凡な毎日。

「偉大なる、しゅららぼん」これも面白かったよ。

2011年05月20日 11時44分39秒 | 趣味
万城目学著。


琵琶湖・石走には、「力」を持つ日出家と棗家がいがみ合っている。
その日出涼介・日出淡十郎、棗広海が高校で同じクラスになってしまう。
そこから始まる彼らの戦い。共通の敵との戦い。
はたしてどっちに軍配は上がるのか。


面白かった。
「グレート清子」。どこまで傲岸不遜なんだ。(笑
でもいろいろな事情を抱えていて。あたしも引きこもりになっちゃいそう。
それに「ぶたん十郎」。グレート清子と同じ体系で不機嫌そうな顔。
面白い。

なにより、涼介目線で書かれているのに、肝心の涼介がしょうもない。
なにをやるにも、頭が悪いってか、勘が悪すぎ。
棗広海を引き立てる役割か。
でもそこがいいんだけどね。

湖の民・・・

そんな「力」を持ちたくはない。
だから涼介や淡十郎の気持ち、よ~く分かる。(←私はもう年だからね。平凡に暮らしたいのよ)
それでもこんなことをされたら黙ってられないのさ。

という事で、「しゅららぼん」とみんな頑張って戦っていく。
荒唐無稽なこともやっていくのだ!

読み終わったら、なんだか心があったかくなった。
そこがいい。


PS. 今週末、ゆずのライブで静岡に行ってきます。
横浜2DAYSに続いて3度目。楽しんでくるぞ!


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