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弁当箱の中身

もう弁当は作っていませんが、日々の事、料理、旅行について適当に記事にします。15年のブランクを経て投稿を再開しました。

最終回

2006年07月04日 | 弁当の無い日(旧)
記事の投稿をしなくなって一ヶ月経ちました。
一年以上にわたりブログでいろいろなネタを書いてきましたが
そろそろ一通りのパターンは書き尽くした感も有り
またこのところ、仕事などが忙しいこともあり
新規記事の投稿やコメントが負担になっていました。
ついては、このブログはひとまず終了しようと思っております。

記事の一部はホームページとリンクしているため
ブログそのものは、しばらくは削除しませんが
新規記事やコメントの投稿は、もう行う予定はありません。

長い間愛読していただきありがとうございました。

未練

2006年05月06日 | 弁当の無い日(旧)
週末は天気が悪くなると言うことでしたが
土曜日の今日は、まだ晴れています。
休み前の予告どおり、特に行楽にも出ず
部屋の掃除などに明け暮れていました。

ところで、前回の記事の椋鳥の話ですが
実はまだ攻防は続いています。
といっても、巣材を撤去した以後は
昼間は換気扇をつけっぱなしにしているので
巣材を持ち込むことはできないようですが
巣材を口にくわえて、様子を伺いに来るのを
何度も目撃しています。

巣材撤去から1週間。
いいかげんあきらめたかと思ったら・・・

ベランダで鳥の声が聞こえるので
もしやと思い覗き込んだら
ベランダの手すりでさえずる椋鳥が1羽。
ガラスに向かってしきりにさえずっています。
レースのカーテン越しに撮った映像が上の写真です。

3年前はこれほどしつこくなかったですけど
今回は、相当ねちっこい奴のようです。
ちなみに隣室の喚起口も狙われたようで
何日か前に外から見たら、巣材が覗いていましたが
今は巣材も見えず、鳥も出入りしていないところを見ると
隣室の人も、気づいて巣材を撤去したみたいです。

いずれにしてもこの様子では
しばらく換気扇を止められそうもないようです。
本格的に、換気口を網などでふさぐことを
検討しないといけないかもしれません。

攻防

2006年04月29日 | 弁当の無い日(旧)
連休初日ですが、夕べは久々に夜更かしをしたので
今朝起きたのは9時でした。

春から初夏にかけては、多くの動物が繁殖の季節。
初夏に繁殖と言えばツバメが有名ですけど
日頃見かけるほかの鳥も、繁殖のため巣作りを始めます。

私の家は集合住宅の3階にありますが
台所は南側の部屋なので、換気扇は南側の外壁に開いています。
構造としては、外壁に換気扇剥き出しで付いているのではなく
換気扇本体は、内壁側についており
そこから壁の厚さ分の50cmほどの短いダクトを通じて
外壁に口を開けており、開口部には雨よけの覆いがしてあります。

この換気口は、どうやら鳥の巣作りの場所には
なかなかの好条件のようで、しばしば狙われています。

換気扇に巣材が持ち込まれているのに気が付いたのは
先週の水曜日の朝。
ベランダからする、椋鳥の声に怪しんで換気扇を覗くと
枯れた草が少しばかり、換気口に運ばれているのに気づきました。
そこで水曜日は、昼間ずっと換気扇を回しっぱなしにして
鳥が巣材を運べないようにしていました。
そうでもしないと、昼間の留守の間に巣くられるからです。
木曜、金曜は近くに鳥の気配もなく、特に昼間に換気扇をまわさなくても
巣材が増えている様子が無かったので、油断していたら
今朝、再び鳥の声がするので換気扇を回そうとしたら
シャッターが引っかかって、開かなくなっていました。
巣材を入れられると、換気扇のシャッターが跳ね上がらなくなり
動かなくなると言うわけです。
何度か紐を引っ張り、無理やり換気扇を回すと
案の定、巣材がたくさん入っています。
夕べ確認した時は無かったので、今朝私が寝坊している隙に
運び込んだのでしょう。

椋鳥は嫌いではないですが、換気口に巣くられるのは迷惑。
繁殖が終われば、きれいに巣を取り除いてくれる・・・
と言うわけでもないですから、早々に巣材の除去が必要です。
換気口はベランダの位置からずれており、おまけに3階。
外からはアプローチできないので、中からの作業です。
実は3年前にも同じようなことがあり
夜帰宅したら、同じように巣材が詰まっていたことがあります。
この時は夜だったので、夜影に乗じて
巣材を内側から押し出して、外に排除したのですが
今回は真昼間。換気口からゴミのようなものを
外へ放り出しているのを、他に人(特に階下の人)にでも見られたら
あまりよろしくないので、今回は内部へ引き込む形での除去です。
(最初は夜を待とうと考えましたが)

換気扇のファンを外し、水槽用の長いピンセットで
内部へ引きずりこむ形で除去した巣材はこの通り。
今朝運んだという割には、結構な量があります。
(DVDケースは量の比較のために並べています)



ちなみに鳥は巣材を、奥から敷いているようで
実際にこれらの巣材は、換気扇のシャッター前に積まれていました。
もしも換気口すべてに、巣材を敷かれていたら
とんでもない量になっていたことでしょう。
換気口の方は、細かいゴミも掃除機で吸い
きれいにしてしまいましたが、再び巣材を運びこまれないように
換気扇はつけたままにします。

ところが案の定、昼頃になって鳥の声が聞こえるので
換気扇を覗いてみたら、鳥がいました。
私が覗いたため飛び立ちましたが
外を見ると2羽の椋鳥が、恨めしそうにこっちを見ています。
おそらくつがいでしょう。



とりあえず巣材は除去したし
しばらくは換気扇をつけたままにしておけば
巣作りをあきらめると思います。
しかし、もし連休だからといって旅行で何日も留守にしたら
完全に巣作りを完了されて、偉い目にあうところです。
同じ集合住宅の他の部屋は、大丈夫なのだろうか?と思います。

ちなみに椋鳥は、普段は集団で大きな木などをねぐらにします。
繁殖の時期になると、屋根裏や戸袋などに巣作りする鳥です。
(基本的に鳥の営巣は、寝るためではなく繁殖のためです)
ですからこうした攻防は、年がら年中気をつける必要はなく
春先の、ちょうど今時が注意が必要になります。



※トップの写真の椋鳥は、3年前に撮ったものですが
 今回も同じ椋鳥かどうかまでは、判りません。

伊東の食事

2006年04月15日 | 弁当の無い日(旧)
<2006.4.16記>

塩気の多い風呂から上がり、ビールで寛ぎながら
夕飯を待ちます。
今回は、特にオプションをつけない基本コースです。
追加の別注メニューは、当日でも頼めるようです。

料理が運ばれてきます。
運んでくれたのは、ちゃんと制服を着た仲居さんです。
どうでもいい事、といえばどうでもいい些細なことですが
旅館気分にはプラスですね。
(ちなみに今までの旅館だと
 エプロン姿の女将さんが、そのままやってきます。)

料理の方は、前菜・酢の物・刺身・焼き物・・・と
特別豪華ではありませんが、十分な量の料理です。
もっと海の幸を食べたい、と言う人ならば
別注メニューから、人数と好みに応じて
追加しておくのがいいと思います。





今夜の宴会のお客さんは、かなりな大人数のようで
宴会場には、50は下らない数の膳が並んでいました。
21時頃まではそれなりに騒がしかったですけど
TVを見ていた私は、それほどは気になりませんでした。
ただ宿が古いために、外や隣の音は結構聞こえますので
カップルのイチャイチャは
やめておいたほうがいいでしょう。

そういえば、この日は大宴会で調理場も大忙しなのでしょうが
料理はどれも温かく、焼き物(笹に包まれた鰆)も
焼き立てを持ってきてくれました。

いつもどおり寝る前にも一風呂浴びて就寝です。
もちろんお布団は敷いてくれます。


就寝。


翌朝、寝起きの風呂に入ったあとに
朝食となりますが、こんな感じです。



鍋の中身は湯豆腐で、そばも付いていました。
しかしやはり定番のアジの干物は、海の宿で食べるのが
一番美味しいです。
焼きたてを持ってきてくれました。
箸でチマチマ突付いたりせず、頭と尻尾をとったら
後はそのまま齧って食べた方が美味しいです。

朝食の後、うだうだしてから9時半にチェックアウト。
チェックアウト後、ロビーでサービスのコーヒーを頂き
ご主人に見送られながら、宿を発ちました。
今回の会計は、ビール・入湯税込みで、9285円。
ホームページにある標準プランは1万円ですが
今回はじゃらんを通しているためか
インターネット用の特別コースが適用されていたようです。

一人旅を歓迎してくれるのはもちろん
人数がまとまれば、貸切にも応じてくれるそうです。
研修にも使える、となっていますが
もしかして大広間で、畳に座って研修でしょうか?
部屋もレトロなので、まるで寺子屋の雰囲気になりますが
たまにはそんな研修も有りかもしれません。
手ごろな値段で、老舗旅館のレトロな雰囲気が好きな方には
ぜひお薦めの宿だと思います。
また遠からず、来て見たいところですが
その時は、別注料理を追加したいところです。

春の旅行

2006年04月14日 | 弁当の無い日(旧)
<2006.4.16記>

金曜日は会社を休んで旅行してきました。
いつもの温泉旅行です。
ここ直近では、12月の南伊豆、2月の伊豆高原と
伊豆が続いたので、山の方にでも・・・と思いましたが
やはり比較してみると、伊豆の方が魅力のある
旅館が多いので、今回も伊豆になりました。

今回お世話になったのは、伊東温泉の山喜旅館です。
“伊東とへ行くなら・・・”のCMでおなじみの
ハトヤホテルの少し先、伊東港近くの
海沿いの道を一本入った旅館です。
もうあと30分も走れば、いつも行く港屋旅館があります。
ところでこの“一本入った道”、と言うのが曲者で
一応カーナビで案内はされますが、本当に車が入れるのか?
と思うような狭い入り口なので
ナビで案内されているにもかかわらず
最初は入り口を、通り過ぎてしまったくらいです。
その狭い入り口を入っていって見える看板もこんな感じ。
この道、写真奥の方向が海岸通なのですが
一方通行なので海岸通からは入れません。
(ちなみに狭いと言ってもトラックも入れる道幅はあります)



まるで新宿大久保あたりの裏路地にある
古い連れ込み旅館を彷彿する雰囲気ですが
正面に来て見ると、立派な玄関(タイトル写真)になっています。

レトロ調に、それらしく作った旅館はよくありますが
ここは本当に古い。昭和15年に建てられたそうです。
しかし入り口の構えや、中のロビーなんかは
なかなか立派で、老舗旅館の名がふさわしい宿です。
確かに施設が古いのはいがめませんが
館内はとてもきれいに掃除されています。
なんでもこの建物は、宮大工の手で作られたのですが
今では修理できる職人も少なくなってしまい
なかなかメンテナンスが行き届かない、との話でした。
(ロビーとかの写真は、旅館のサイトで見て下さい。)

私が泊まるような、小さくて安い旅館は
あまり施設面での豪華さとか立派さはないですし
期待もしていないのですけど
この旅館の玄関とロビーは立派でした。
部屋数は12部屋ですが、大きな宴会場があります。

予定通り16:00に到着。部屋は6畳ほどの広さです。
早速お風呂に入ります。
さすがにまだ他の客の気配はないですが
どうやら今夜は宴会があるようです。



お風呂は男女別に、それぞれ内湯が一つずつあります。
特に広いわけではないですが、きれいなお風呂です。
お湯は塩分を含んでいるため
なめるとかなりの塩味がしました。
少しぬるめですけど、長湯するにはちょうど良く
1時間近く浸かって、疲れをとりました。

新年

2006年01月01日 | 弁当の無い日(旧)
今日の朝食
 お雑煮
 伊達巻

世間では元旦のようですね。
明けましておめでとうございます。
昨年中は、たくさんのコメントありがとうございました。
今年もよろしくお願いします。

新年早々、ブログへの書き込みをしている方々には
恐縮の限りです・・・暇そうですね。
私は毎年恒例のことながら、夕べ大晦日は
風呂に入って、23時くらいにはさっさと寝てしまいました。
紅白歌合戦?・・・そんなもん、小学生の頃に見たのを最後に
ぜんぜん観ていません。
年賀状?・・・何の準備もしていません。
というか、まだ今日は一歩も外に出ていないので
ポストも確認していません。

そうは言っても、新年からことばかり書き連ねても何ですので
いちおうブログネタとして、料理の紹介です。
お雑煮と伊達巻。



お雑煮は、先日作った鳥はむスープの残りに
昆布を加えて出汁をとってみました。
味付けは、塩少々と醤油少々だけです。
かまぼこは、正月用に値段が上がる前に買って置いたもの。
(正月用かまぼこはなんであんなに高いんでしょう)
三つ葉も少し前に買ったので、萎れ気味でしたが
汁に入れてしまえば、一緒です。
あとは餅と鶏肉。
餅はあえて少し焦げを出すため、ガスコンロで焼いたら
一個を丸焦げにしてしまいました。
あっさり系のお雑煮です。

伊達巻は、先日みかんずさんに教わったサイトのレシピで作りました。



レシピでは卵8個となっていましたが、うちの冷蔵庫そんなに無かったので
すべて半分にして作りました。
そのためか、焼き型に浅くしか入らず
薄くなってしまったので、巻いた伊達巻も
小さい伊達巻になってしまいました。
おまけに焼き色もあまりつかず
まるで、玉子焼きか黄色いナルトのようです。
でもみかんずさんの言うとおり、弁当おかずには
ちょうどいいかもしれません。
味のほうは・・・まぁこんなもんですかね。
でも伊達巻って、買うと高いですけど
子供以外は、好んで食べるおせち料理でもないので
この程度で十分でしょう。


今年もこんな調子ですが
よければ、読みにきて下さい。

タイヤ交換

2005年12月31日 | 弁当の無い日(旧)
やっと昨日から休みに入りました。
世間では大晦日らしいですね。
スーパーに行ったら、早くも正月向けの
琴の音のBGMでした。

昨日、注文していたスタッドレスタイヤに
やっと交換しました。
スタッドレスを履くのは
先々々代に乗っていたセプター以来、5年ぶりです。
セプターの頃は、ABSすらついていませんでしたが
今度の新しい車は、ABSとVCSを装備。
セールスの話でも、この車は滑りにくいとの話ですので
雪が降ったら、どこか広いところで試してみたいものです。
最もタイヤ自体は、安くはありましたが
それ相応のものでしたけど。

しかしどれほど優れたタイヤを履いていようとも
やはり雪道は怖いです。
私も散々スキーには行きましたが
車が滑り始めると、どうしてもパニックになってしまいます。

もう20年近く前、まだ私が車を持っていなかった時
友達の車でスキーに出かけた志賀高原で
私の運転中に、事故を起したことがあります。
下り坂でスリップした挙句、対向のバスと正面衝突しました。
幸い相手のバスは、地元の路線バスで
旧式で頑丈なボディーだったために
けが人はなく、バスの損傷も比較的少なくて済みましたが
こちらの車はボンネットが“へ”の字に曲がって
ラジエーターも潰れてしまい、ラジエーターから白煙上げながら
蓮池のパス営業所まで、自走するのがやっとの状態でした。

幸いにも幸運が重なって、バス会社が良心的に対応してくれたおかげで
バスは全額を対物保険でまかなえました。
車両保険に入っていない友達の車の修理費は
私が負担しましたが、その負担も破格の45万で済みました。
(親父さんがTV局勤めで、スポンサーのディーラーから買った車だそうで
 陸送費用はタダ、修理費も大マケだったそうです。
 ちなみに少し前話題になった、M自動車の車です。
 さらにバス会社が良心的だったというのには
 これまた裏の話があるのですが・・・それは別の機会にでも)
もしも相手が観光バスで、休業損失など請求された日には
数百万は下らないう請求になっていたこと間違いないので
おそらく首をくくっていて、今頃ブログなんて書いていなかったでしょう。
まして乗用車相手に事故を起して、けが人でも出ていたらなおさらです。
(ちなみにこの事故のことは、うちの親は知りません)

雪道でのスリップは、経験した人なら判ると思いますが
慣れていないと、ほんとに怖いです。
操舵が不能になるばかりか、スリップする前よりも
速度が上がるんですから。

車がグリップを失って滑り始めるとき
一般的には後輪駆動車(FR車)はテールを振りますが
前輪駆動車(FF車)はノーズが流れることが多いです。
この場合、FR車ではアクセルオフ
FF車ではアクセルオンが基本と言われています。
あの時の事故でも、ハンドル切ってアクセルオンにすれば
回避までは叶わなくとも、車の側面を当てていくことで
自車の走行不能は免れていたかもしれません。
しかし滑り始めたとたん、ブレーキから足を離す勇気が
私にはありませんでした。

一瞬、ハンドブレーキに目が行きましたが
滑っている車に、ハンドブレーキをかけても効果は無い
と判断して引きませんでした。
これについては、ハンドブレーキを引くことで
前後輪の間に制動力の差が生じ、車体が横向きになるかもしれません。
車体側面でぶつかれば、エンジンを潰さずに自走できたかもしれません。
しかしそれも、フットブレーキを外さなければ
制動力の差は生じません。
それに仮に車の姿勢を変えられ、側面を当てた場合
状況から、運転席側面が当る可能性が高かったので
あるいは、運転中の私自身が大怪我をしていたかもしれません。
今となっては、甲乙つけがたい対応ではありますが
事故と言うのは、何が結果の差を分けるか判りません。

今でもあの時のことは、はっきり覚えています。
いまでも路面が黒くなるところでは、ちょっとドキッとします。

今回スタッドレスタイヤを買うに当り
いくつかのサイトで調べましたが
結局のところ、安全なスノードライブでは
安全速度と、運転技量がもっとも物を言います。
どんなタイヤを履いても、車が四輪駆動でも
絶対に滑らないと言うことはないし、滑れば一緒です。
実際、雪道で路肩に落ちている車は
たいてい四輪駆動車だったりします。
(それも東京ナンバーの)
前述のスリップした時の回避セオリーも
知識として知っている人は多いですけど
実際に自分で出来るか、となると
未経験の人には、まずできないでしょう。
私だって、もう一度同じ場面に出会って
適切に状況から、逃げられる自信はありません。
こればかりは、場数を踏んで体で覚える
しかないのでしょうが、その場数のたびに
事故を起していてはたまりませんけどね。

東京でも大雪となると大騒ぎですが
今年は全国的に、雪の多い地域が多く
事故なども多いようです。
まだ春遠いですけど、運転には気をつけて。

補足:
実は上で紹介した事故は、その日に起した事故の半分でしかありません。
残りは別に機会にでも、記事にします。

伊勢海老祭り

2005年12月16日 | 弁当の無い日(旧)
<2005.12.18記>

金曜日は、会社を休んで旅行に行っていました。
いつもの一泊旅行です。
冬タイヤも履いていない私の車では
今の時期は、山の方には近づきたくないので
海方面に出かけますが、海と言えばやはり伊豆。
いつもの港屋旅館さん・・・と言いたいところですが
7月と10月に行ったばかりで、続けて行くのも芸がないので
行ったことのない宿を探してみました。

今回は南伊豆の弓ヶ浜海岸にある、あじろ荘です。
ペリー来航で有名な、南伊豆下田港の少し先にあります。
あいにくと伊豆は、道路事情が良くないため
下田までは、いつも行く伊豆高原から
さらに車で1時間くらいかかります。
鉄道なら、下田までは伊豆急行線がきています。
私は東名高速から、沼津、天城高原経由で入りましたが
家から5時間もかかりました。
(途中、三島あたりで渋滞もありましたが)
結局着いたのは、あたりも暗くなった夕方5時近くです。

あじろ荘は、防砂林を挟んで弓ヶ浜の海岸沿いにあります。
8部屋しかない小さな宿です。
港屋旅館もそうでしたが、こうした小さい宿が
静かでくつろげます。
実際、金曜の泊り客は私一人だけのようでした。

早速お風呂に入ります。
この宿は3種類くらい風呂があるようですが
入れたのは、なまこ壁のお風呂です。
湯気が多くてうまく撮れませんでしたが
なまこ壁とは、伊豆の方でよく見られる
黒地の壁に白い漆喰の格子模様が付いた壁です。



部屋は広々としていましたし、トイレも付いています。
(トイレも広かったですが、寒かった)
新しくはないですけど、清潔ないい部屋です。
南伊豆とはいえ、この週末は寒波が来ているとの事で
窓の外は、かなり寒かったです。

風呂上りの後ビールを飲んで、待つことしばし。
夕食が運ばれます。
今回は「伊勢海老祭り」という、伊勢海老コースを取りました。
調理法は、刺身、鬼殻、蒸し、汁のうちから
好きなものを選べます。
今回はお刺身にしてもらいました。
夕食は料理はこんな感じです。

 

 

 

 

前回10月に旅行した時は、伊勢海老を鬼殻焼きにしてもらいましたが
やはり魚介類は刺身が美味しいです。
ちなみに伊豆の伊勢海老のシーズンも、もう終わりになるようで
この伊勢海老コースも、12月20日までのコースでした。
もちろん伊勢海老以外の基本料理も、かなりの量があります。
ご飯もたっぷり食べてしまい、かなり腹がきつくなりました。

膨れて苦しい腹が収まった頃
いつものように寝る前にも風呂に入った後寝ます。

翌朝も起きてすぐに、風呂を浴びます。
なにやらここの温泉は
源泉から遠くて、お湯が安定しないとのことですけど
特に熱すぎもせず、ちょうどいい湯加減でした。
朝食もこんな感じ。
味噌汁は、伊勢海老の汁です。



夕べおひつのご飯を平らげたせいか
今朝は、夕べ以上のご飯がおひつに入っています。
3合はあるでしょうか。
相撲取りじゃないんですから、こんなに食えません。
基本的に、出されたものは全部食べる主義ですが
朝食のおひつのご飯は、半分ぐらい残してしまいました。

9時にチェックアウト。
宿泊代ですが、伊勢海老祭りのコースは
12,600円でした。
海岸通りに車を回すと、弓ヶ浜の海岸が広がります。
さすがシーズンはずれですので、誰もいません。
でも冷たい風が吹く中、海と空はきれいでした。


寛一お宮

2005年10月29日 | 弁当の無い日(旧)
<2005.10.30 記>

土曜日は雨の予報でした。
日の出は雲に覆われ見えませんでしたが
5時半に起き出し風呂を浴びます。

朝食はいつもの朝食ですが
今回は、なにやら豆の料理が付いていました。



紙切れが付いていて・・・
「自家製健康食品(血液サラサラ、ダイエット効果あり)
 ゆっくり噛んでお召し上がり下さい」
とあります。
あいにく、料理を出してくれた後女将さんに会えず
詳細は聞けませんでしたが
節分豆を炒って、酢の物にしたような感じです。

朝食を食べて、一休みしたあと
9時ごろにチェックアウトします。
いつものごとく観光するでもなく
まっすぐ岐路に着きます。

ふと思い立ち、途中の熱海で車を駐車場にいれます。
つい数日前、多田同然さんが訪れたという
「寛一お宮」の像を見に行きました。
実は今まで正確な場所を知らず
ナビで調べてはじめて、ビーチラインの入り口手前にあることを知りました。
今まで何度も、この前を通っているんですけどね。

なるほど像からは、音楽が流れています。


像の隣にある、お宮の松の方は
養生作業とかで、手入れの最中でした。


ところで、寛一お宮の道路を挟んで反対側は
こんな状態でした。


熱海駅は、右写真の上のほうにありますから駅からは至近。
熱海海岸の目の前の位置する一等地です。
かつては、大きなホテルが建っていたはずの場所ですが
今はこの通り、まるでどこかの遺跡のようです。
遺跡になったホテルと、背後に聳え立つリゾートマンションが
観光地の世情を象徴しています。
ちなみにこの場所も、リゾートマンションが建つようで
左写真のさらに左の仕切り壁には、複数の温泉設備を持つ
マンションの売り出し広告が、貼り出してありました。

古くからの観光地といえども
栄枯盛衰の波とは無縁ではいられません。

常宿

2005年10月28日 | 弁当の無い日(旧)
<2005.10.30 記>

先週の金曜日は、会社を休んで病院に検査に行っていました。
少し前に血尿が出たので、先々先週、先週に引き続き
最終的に大学病院へCTを撮りに行きましたが
結局、異常はありませんでした。

検査は午前中なのですが、それが終わって会社に行っても
午後の勤務時間には間に合いませんので
有給休暇をとって、一日休みました。
せっかくとった休みですので、午後からは旅行に出かけていました。
・・・と言うのは表向きの話で
もともと旅行に行きたかったので、わざと検査を平日にして
休む理由を作ったと言うのが、真相です。
(土曜日に検査予約取りにくいには事実ですけど)
おかげで会社の上司からは、大丈夫?と心配されながら
大手を振って会社休めました。

出かけたのは、7月にも泊まった伊豆高原の港屋旅館です。
予約する際に、奇をてらって違うところを・・・
と思ったのですけど、ゆっくりしたい気持ちがあったので
気心知れた旅館にしました。
港屋旅館の詳細は、過去記事とHPでも見て下さい。
2005年7月22日記事 海が庭
2005年7月22日記事 海の夕べ
2005年7月23日記事 海の朝

家を出たのが14時と言うこともあって
到着は17時。いつもより1時間遅い時間です。
4階の展望風呂に行くと、あたりはすでに真っ暗で
景色は見えません。
珍しく風呂場には相客もいました。
そのため、いつもはたっぷり1時間は風呂にいる私ですが
今回は30分足らずで風呂から上がり
18時からの食事を待ちます。

料理はいつもどおり、海の幸たっぷりの料理です。
まったくいつもと同じでは芸がなさ過ぎると思い
今回は伊勢海老の鬼殻焼きプランを選択しています。



見た目豪勢ですが、食べるところは多くはありません。
それでも香ばしい味は、なんともいえないです。
こういう時は、お上品に箸でつついても美味しくないので
手をぐちょぐちょにしながら殻を剥き
食べられる限りの部分を頂きます。

伊勢海老はオプションで
これ以外の料理は、ほぼいつもと同じです。
もちろん、いつものカサゴのから揚げも付いています。
料理内容は、季節やタイミングで若干変わります。
(予め希望を伝えておけば、対応もしてくれます)



まだ今回で4回目の宿泊なので
常宿と言えるかは判りませんが
また次も、行くつもりでいます。