レンタル畑

わたくしが小学生の頃・・・

　今と同じくらい可愛かった頃～！





我が家から

歩いて５分くらいの空き地の所有者が

その土地を

畑として貸し出しすことを始めたので～・・・

　


土いじりをしたい田舎者の母が

その１区画を借りて

野菜作りをしていたのでした～！

　楽しいわね～♪







そんな畑でわたくしは～・・・




出来たプチトマトを食べたり

出来たきゅうりを食べたり

出来たナスを食べたり

出来たラディッシュを食べたり～・・・

　食べるだけ？





それでも

いつもその借りた畑に２人で行って

土遊びをしているわたくしの横で

楽しそうに畑仕事をしている母の姿を

今でも想い出します～

　想い出が光り輝いて見えます～☆


　　　。。。。。。。。。。




先ほど

横浜の父から

電話がかかってきまして・・・




お母さんのお墓なんだけどさ～・・・








４９日法要のときには父は


「俺の実家の墓は九州にはあるんだけど
　　若くして横浜に出てきてコッチのほうが長いわけで
　　今更、九州の墓に入るのもな～・・・
　　だから本当は横浜に墓を作りたいんだけど
　　これから先、俺が逝ったら墓を守る人が居なくなるだろ？
　　だから俺が逝くまではお母さんのお骨はお寺に預けて
　　俺が逝ったら北海道にお墓を建ててもらって
　　お前に俺らが入ってる墓の面倒をみてもらおうと思ってる！」




って言ってたんだけど・・・

　ど？





今回の電話で・・・



お母さんのお参りに行くにも
　　前もってお寺さんに電話してお骨を出してもらって準備してもらって・・・
　　それにバスに乗って電車を乗り継いでって微妙に遠いしな～
　　けっこう面倒くさいんだよ・・・
　　北海道にお墓を建てようと思ってたんだけどそれを止めて
　　横浜に建てちゃおうと思ってるんだ～！
　　家の近くに墓地があって昨日、散歩がてら見に行ったら
　　係りの人がちょうど居たから聞いてみたら
　　一般的な広さの所はもう売り切れちゃってたんだけど
　　ちょうどキャンセルが出て１区画だけ売りに出ているんだって・・・
　　・・・決めちゃって良いか？





良いかもなにもお父さんも入るとこなんだから
　　お父さんが良ければ俺がなにも言うことはないよ～！



　　　。。。。。。。。。。




でもね・・・



実はわたくし的には

お墓って～必要？

と思っていまして・・・




～千の風になって～

私のお墓の前で泣かないでください
そこに私はいません
眠ってなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています。

～





ではないですが・・・



わたくしも

母がじっと眠っているとは思っていません・・・

　そんなに落ち着いた人ではなかったですしね…




母は風になって

大好きな花を見に全国を巡り

気が向けば孫の様子を伺いに訪れ

と自由気ままであると思っています！

　想えば何処にでも居ます！


　　　。。。。。。。。。。




でもね・・・



残された父がそれを欲していて

この先にその父も入る場所ですから

　悲しいですが必ず訪れます…



お墓を建てることはいいのですが・・・





以前に父が言っていたとおりに

２人のお墓を北海道に建てちゃったら・・・






わたくしのランドマークが

なくなっちゃうの～！







と淋しかったので～


今回の横浜に建てるお墓の話し



大賛成～♪



　　





～ランドマーク～

探検家などが一定の地域を移動中に
またそこに戻ってくるための目印とする
地理学上の特徴物を指す。






帰れる場所がなくならないで

よかった



　　　。。。。。。。。。。






んでその家の近くの墓地って
　　何処にあるの？







その場所を

父に詳しく聞いてみますと～・・・










なんとも偶然





母が土地を借りて野菜作りをしていた

その想い出の場所が

今は墓地となってて

そこに母のお墓を建てようとしていたのでした～♪







偶然なのか必然なのか・・・


めぐり合わせと言うのでしょうか・・・


　母の意思？


　　　。。。。。。。。。。