の~の『ぶ』

馬の仕事や家族の事、大好きな食べ物飲み物、趣味の乗り物の事などなど。わたくし「の~」の『ぶ』ろぐ!

ボコーにて

2013-10-16 10:39:26 | 想ひで
「ね~ね~、あそこの金木犀

  ちょっとチョ~ダイ!」










って

急に見ず知らずのオジサンからこんなこと言われたら

コワイよね~!?






     。。。。。。。。。。。。。












土曜に行われたクラス会から4日後にこんな大きな台風とかって

ギリギリラッキーだったんだね~☆

 今日だったら中止だったね!















楽し過ぎてまるで夢の中にいたような

20年ぶりの高校のクラス会だったのですが

その懐かしい級友との会話の中に懐かしい高校の近況なんかもありました!

 へ~、そ~なんだ~!













そ~んなクラス会の翌日は夕方の飛行機までフリー!

 16:50発!












お墓参りに行ったとしても時間的にかなり余裕があるので

それならクラス会でも話題に登ってた

懐かしの我らが母校に行ってみよ~っと!

 イヤッホ~イ!










と意を決し

早々にホテルからチェックアウトしてひと駅隣の厚木まで行き

26年前のオボロゲな記憶を頼りに歩き出す!

 道路は新しいけどたぶんコッチ~☆













26年前に同級のフカホリ君を見つけては

「オイ!フライデー買ったんなら先に見せろよ!」

と丁寧にお願いして本人よりも先にフライデーを読まさせて頂いていた

懐かしの通学路を少し反省しながら歩き!


















途中に見知らぬ大きな道路が横切ってたりして惑わされながらも

迷うことなく当時の通った道で懐かしの我らが母校に到着!

 衰えぬ記憶力!











高校に入る前にクラス会でも話題になった

高校の裏門(通学路的に正門よりもメインな裏門)の前にあることから

「前店(まえてん)」と呼ばれていたお店に寄って









26年ぶりに逢った当時と変わらぬオバちゃんと再会を喜びながら

裏庭でタバコを吸わせてもらったり

バイク禁止だったからスクーターを隠してもらったりした当時の悪行の数々のお礼を言い・・・

 オバちゃんも喜んでくれたよ~!











少し緊張しながら裏門から高校に入り

体育館の横を通って校舎の入り口に出る・・・

 アソコの屋根にフカホリ君の靴を投げて隠したな~!









部活の野球をしてるグランドを横目で見ながら

一年生の時に毎日通った校舎から寮への道を歩く・・・

 中庭とか懐かし~!











校舎を過ぎると

右から牛舎、豚舎、鶏舎と並んでいた畜舎が全部なくなり

更地になってる箇所を左に曲がり

真っ直ぐ行った突き当りにあった懐かしの寮もすっかりなくなり

他所の業者の建物になってるのを感慨深く眺め・・・

 26年の長さだよな~!












場所の替わった畜産課の実習畜舎へ行くと

相棒だった臭いも懐かしいブ~!











とかモ~







なんかを眺めながら歩く歩く・・・

















何処からともなくふわりと漂う懐かしい甘い香り・・・

 お!?
















子供の頃から大好きだった







キンモクセイの花の甘い匂い・・・










季節になると木の横に行っては深呼吸して過呼吸気味になるくらい好きだったのに

わたくしが現在住んでる北海道には生えてないキンモクセイ・・・










北海道に来てから実家に帰省するっても夏休みか冬休みで

キンモクセイの花の季節に帰省することがなかったから

キンモクセイの香りを嗅げたのも高校を卒業して以来の26年ぶり・・・







    ーーーーーーーーーーーー







そこでヒラメクわたくし!

 そうだ!










キンモクセイの木も見たことなけりゃ~

生の匂いも嗅いだことのない北海道で留守番してる

愛しの奥さんと娘のお土産に持って帰ってあげよ~っと!

 ナイスアイディ~ア!






         ーーーーーーーーーーーー










しかしそこは高校の敷地内・・・






農業高校でわざわざ栽培している高価な樹木じゃないけれど勝手に枝を折るのは否まれる・・・






そこで教師を探す・・・

 誰かいないの~?
















やっと探し出せた温室で花に水撒く若き女性






スイマセ~ン!」



はい?」



あっちに咲いてるキンモクセイの花を少しだけ頂きたいのです!」



「・・・はい?」



え~っと、あちらの通路に咲いているキンモクセイの花を・・・」



あっ、私はここの職員じゃないので先生がアッチの方に・・・」



あら、スイマセン!」









と一緒に教師を探す道すがら

無言では尚更怪しまれると思い話しかける、









わたくし、ここの卒業生でして

  ここを卒業してからすぐに北海道へ行きまして26年ぶりに母校を訪れまして

  懐かしく見学させてもらっていたのですが

  すぐそこに良い香りのキンモクセイを見つけまして

  わたくし、子供の頃からキンモクセイの匂いが大好きだったのですが

  北海道には残念ながらキンモクセイは咲いてなく

  北海道で生まれ育った我が家の奥さんと娘にお土産としてキンモクセイの匂いを持って帰りたいので

  枝の2~3本でも分けて頂けたらと思いましてお願いをした次第なのです。」





そ~だったんですね~☆」(匂いのお土産なんて素敵な人
                          ↑
                     (絶対思っていたはず!)















やっと見つけた若い女性教師、





はい?なんでしょう?」










〈絶対に不審がってる目をしてる!これは手短に説明して早々にこの場を去りたいぞ!〉










あそこの金木犀、ちょっとチョ~ダイ!」






へ?・・・あ!?・・・ど~ぞ!」







     。。。。。。。。。。。。。













3本折ってコンビニ袋に入れて持って帰ったキンモクセイの匂いのお土産は

懐かしの母校の先生に確実に不審者と思われてビビられたけど

苦労の甲斐あり奥さんも娘も大喜びでした~☆

 翌日には匂わなくなっちゃったけどね~!


















甘い匂いを嗅いだ奥さんからは




芳香剤と同じ匂い!」って




元も子もないことを言われたけどね~☆







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