ふわふわな記憶

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『ぺたがーる』 第1巻、小さくたっていいじゃない、かわいいんだもの!

2016-02-28 13:10:00 | コミックキューン
『ぺたがーる』 第1巻 感想


ぺたがーる

 おっぱいはこの世に必要ありません!!こと『ぺたがーる』の第1巻がついに発売されました。最初は『おっぱいはこの世に必要ありません。』というタイトルでコミックフラッパーとコミックアライブで読み切りとして掲載されており(1話~7話収録分)、コミックキューン創刊時にタイトルを『ぺたがーる』に改めて連載がスタートした本作。もうね、最高に笑えるんだこれが。「胸」というテーマのみで話を転がしていくなんて最高にクール!ってもんじゃないですか。他のコミックキューン作品とは全く毛色が違うんだけど、キューンが用意したリーサルウェポンとでも言うべき破壊力。主人公のぺったん娘・ひいちゃんが最高にかわいくておもしろいんです。

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ぺったんこ

 ブヒィィィィィ!なんだこのかわいさは・・・。最高にブヒれる。確かにね、大きい胸には計り知れない夢が詰まっているんです。大は小を兼ねるっていう諺もありますからね。そりゃ、どっちかって言ったら大きい方がイイって言う人の方が多数派かもしれんですよ。でもさ、杓子じゃ耳かきにはならないでしょ...?小さいものってのには小さいものなりの価値があるちゅーもんです。


 確かに胸には夢が詰まってる。我々の業界では胸と書いて夢と読みますからね。まさに大きい胸とは理想胸りそうきょうです。でもさ、胸が小さいおんなのこは皆に夢を与えているから小さいんですよ。言うなれば、貧乳とは優しさの証ですからね。

 それに、小さいのを気にして悩んでるおんなのこのかわいさときたらニヤニヤが止まらないじゃないですか。反則的なまでにかわいすぎて男心をくすぐるってもんです。「おっぱいないから私かわいくない」だって?かわいすぎて悶え死ぬっつーの!ぺったん娘の真髄をここに見たね。心から叫ぼう!小さいことを気にするひいちゃんは最高にかわいい!





ひいちゃん劇場

 な...なんだと.....(笑) このネタの切れ味よ...。ダークサイドに堕ちたひいちゃん劇場のおもしろさは尋常ではない。腹筋崩壊マシーンだね。はっきり言って吹き出す。落ち込んでいるひいちゃんに下手にフォローを入れようとすれば地雷を踏むっていうね。胸に対する言葉はひいちゃんの脳内で褒め言葉も嫌味に自動変換されるってんだから、最高にめんどくさかわいい。

 事あるごとにおっぱいネタに反応し、巨乳あるあるに絶望し、ダークサイドに堕ちる。オチをきっちりつけてくる4コマ漫画は本当におもしろいんだけど、『ぺたがーる』はきっちり堕ちをつけてくるからね。笑わないで読むことは困難なレベルです。

 加えて、ひいちゃんの周りには大きい友達が集まってますからね。回を増すごとに卑屈さが増していくのも仕方なしってもんです。



小さくなりましたか...?

 「胸が大きいことを気にする巨乳」VS「胸が小さいことを気にする貧乳」の繰り広げる絶対に交わることのない平行線の悩みである。そう、そう。大きいと地震とかあったら揺れちゃって大変だしネタにされちゃうもんね。まぁ、小さくても揺れなかった・・・とかネタにされちゃうんだけどさ!

 しかしなかなかどうして胸が大きいことを気にするおんなのこもかわいいじゃない...。もうね、小さい胸にも大きい胸にもドキドキできる。それが最も幸せじゃないですか・・・。(悟り)争わなくていいんです。「それなのに僕ら人間は どうしてこうも比べたがる? 一人一人違うのにその中で一番になりたがる?」ってやつです。世界に一つだけのおっぱいなんです。一人一人違うんです。もともと特別なオンリーワンなんです。要は、「胸」の大きさを気にするおんなのこはかわいい!これが大事。究極的に言って、これに尽きるのです。 (※個人の意見です。)



 胸の小ささを気にするひいちゃんのかわいさにニヤニヤし、めんどくさくてひねくれたひいちゃんに悶絶し、ダークサイドに堕ちたひいちゃんに腹筋を崩壊させられる。『ぺたがーる』とは胸が嫌いで胸が大好きな素直になれないひんぬー娘をこれでもかと愛でる作品なり。まさに傑作です。かなりおすすめ。




みなさんはあるのとないのどっち派ですか...?


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