『ニョロ子の生放送!』 第1巻 感想
さぁ、配信を始めよう!
以前に取り上げた『ひなこのーと』と同じくキューンシリーズ第1弾作品として単行本が発売された『ニョロ子の生放送!』。これが凄く面白い。コミックキューンは『ひなこのーと』、『パンでPeace! 』、『となりの吸血鬼さん』を始めとして素晴らしい作品がたくさんあるが、個人的には『ニョロ子の生放送!』が頭一つ抜きに出てると思わされるくらい素晴らしいのだ!
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・『ひなこのーと』 第1巻、ひな子ちゃんという大天使が降臨した!
主人公の蛇目小夜子ちゃんは料理や裁縫が得意な嫁スキルがカンストしている美少女なのだが、恥ずかしがり屋で「人と話すこと」が苦手な女の子。そんな口下手の小夜子ちゃんが、ある時、幼なじみにして親友の茉莉ちゃんに誘われて「動画配信」に挑戦することになるのである。
とにかく、小夜子ちゃんがかわいすぎる。やっぱり、おんなのこは黒髪ショートが至高だね。茉莉ちゃん以外の人に話しかけられると、涙目でオドオドしてしまう小動物のようなかわいらしさなのだが、持っているバストは超一級というギャップの破壊力たるや。言葉で主張するのは苦手な小夜子ちゃんだけど、おもちはその存在を主張してくるのだ。
制服の上からでもわかるこの爆発力。世の中の紳士を一撃でノックアウトさせるSランク相当の宝具だよね。罪深い...。この完成された天使を形容するうえで「かわいい」と言う言葉以上にぴったりな言葉が出てこないまである。社会の荒波に揉まれて疲れ切った精神エネルギーを全回復させてくれる究極の癒し!『コミックキューン』は癒しの宝庫ですよ。
さて、おんなのこたちの日常が描かれる漫画はキューンに限らず「まんがタイムきらら」でもメジャーなテーマだが、『ニョロ子の生放送!』の個性的な点はやはり「配信」にある。
最初の生放送でテンパって噛みまくる小夜子ちゃん(ニョロ子さん)。失敗を繰り返し、恥ずかしがりながらも生放送に挑戦する小夜子ちゃん(ニョロ子さん)が反則級にかわい過ぎるのだ。何度でも叫ぶぜ!おんなのこの魅力は赤面にあると!
おんなのこたちの日常に「配信」という風変わりな題材を織り交ぜている本作だが、主人公の小夜子ちゃん(H.N:ニョロ子さん)が配信初心者ということもあり、「配信」に馴染みのない人でも違和感なく読むことが出来るのが良いところ。作中で「配信動画のコメント」があちこちに現れるのが最初は不思議な感覚が少しあったのだけど、数話読むと慣れてきたのか、それもこの作品の個性とも言える要素になっていておもしろい。
「配信」という題材を4コマ漫画で描くのは新しい切り口で見慣れていないから凄く新鮮。それでいて、あくまでも「配信」は口下手で人と話すことが苦手な主人公の小夜子ちゃんが友達の輪を広げ深めていくためのツールという点をこの1巻はきちんと押さえてるのが良いよね。
第3話から登場する幾月こころちゃんも少し素直じゃなくひねくれたところがあるけれど、根は寂しがり屋というなかなかどうして魅力に溢れるキャラクターだ。
元々、茉莉ちゃんや小夜子ちゃんたちの番組の視聴者だった彼女だが、ひょんなことから同級生であることがわかり、友達になってほしいと頬を赤らめて言うところがもうね...。おんなのことおんなのこが友達になる瞬間の尊さときたらエントロピーを凌駕するレベル。「配信」を通じて友達の輪が広がり、やがて深まっていくのがこの作品を貫くテーマになっていくのだろうなぁ。
小夜子ちゃんとこころちゃんが仲良くキャッキャウフフしているのを見て嫉妬メラメラになる茉莉ちゃんという関係がもうニヤニヤが止まらない。茉莉ちゃんが小夜子ちゃんの事を溺愛しているのがもうかわいいのですよ。この作品の何が素晴らしいって、小夜子ちゃんと茉莉ちゃんのイチャイチャっぷりが夫婦の域まで達しているところですからね。
理想郷はここにあったのか...。
世の中には2種類の人間がいる。幼なじみを持つ人間と幼なじみを持たない人間だ!あぁ。この二人のイチャイチャっぷりが完全に読者を悶絶させにきてるよ...。昔の思い出話の破壊力がヤバ過ぎる。
幼少期に一緒に過ごしてきた日々は、2人にとって未だに忘れることのできない「いちばんのおもいで」。そして10年ほどの月日が経ち、人見知りな小夜子ちゃんが最も頼れる存在が茉莉ちゃんで、そんな小夜子ちゃんを溺愛している茉莉ちゃんという関係は今も変わらずに過ごしてきたんだなぁと思うとこの二人の友情の深さが眩しいね。
初めての連載作品でこれほど素晴らしい作品を描ける作者のむく先生が凄いなぁ。今後がとても楽しみな作品。
配信とおんなのこと友情と
さぁ、配信を始めよう!
以前に取り上げた『ひなこのーと』と同じくキューンシリーズ第1弾作品として単行本が発売された『ニョロ子の生放送!』。これが凄く面白い。コミックキューンは『ひなこのーと』、『パンでPeace! 』、『となりの吸血鬼さん』を始めとして素晴らしい作品がたくさんあるが、個人的には『ニョロ子の生放送!』が頭一つ抜きに出てると思わされるくらい素晴らしいのだ!
<関連記事>
・『ひなこのーと』 第1巻、ひな子ちゃんという大天使が降臨した!
主人公の蛇目小夜子ちゃんは料理や裁縫が得意な嫁スキルがカンストしている美少女なのだが、恥ずかしがり屋で「人と話すこと」が苦手な女の子。そんな口下手の小夜子ちゃんが、ある時、幼なじみにして親友の茉莉ちゃんに誘われて「動画配信」に挑戦することになるのである。
圧倒的かわいさ
とにかく、小夜子ちゃんがかわいすぎる。やっぱり、おんなのこは黒髪ショートが至高だね。茉莉ちゃん以外の人に話しかけられると、涙目でオドオドしてしまう小動物のようなかわいらしさなのだが、持っているバストは超一級というギャップの破壊力たるや。言葉で主張するのは苦手な小夜子ちゃんだけど、おもちはその存在を主張してくるのだ。
ふぅ...
制服の上からでもわかるこの爆発力。世の中の紳士を一撃でノックアウトさせるSランク相当の宝具だよね。罪深い...。この完成された天使を形容するうえで「かわいい」と言う言葉以上にぴったりな言葉が出てこないまである。社会の荒波に揉まれて疲れ切った精神エネルギーを全回復させてくれる究極の癒し!『コミックキューン』は癒しの宝庫ですよ。
さて、おんなのこたちの日常が描かれる漫画はキューンに限らず「まんがタイムきらら」でもメジャーなテーマだが、『ニョロ子の生放送!』の個性的な点はやはり「配信」にある。
まさに初体験!!
最初の生放送でテンパって噛みまくる小夜子ちゃん(ニョロ子さん)。失敗を繰り返し、恥ずかしがりながらも生放送に挑戦する小夜子ちゃん(ニョロ子さん)が反則級にかわい過ぎるのだ。何度でも叫ぶぜ!おんなのこの魅力は赤面にあると!
おんなのこたちの日常に「配信」という風変わりな題材を織り交ぜている本作だが、主人公の小夜子ちゃん(H.N:ニョロ子さん)が配信初心者ということもあり、「配信」に馴染みのない人でも違和感なく読むことが出来るのが良いところ。作中で「配信動画のコメント」があちこちに現れるのが最初は不思議な感覚が少しあったのだけど、数話読むと慣れてきたのか、それもこの作品の個性とも言える要素になっていておもしろい。
「配信」という題材を4コマ漫画で描くのは新しい切り口で見慣れていないから凄く新鮮。それでいて、あくまでも「配信」は口下手で人と話すことが苦手な主人公の小夜子ちゃんが友達の輪を広げ深めていくためのツールという点をこの1巻はきちんと押さえてるのが良いよね。
配信を通して広がる友達の輪
第3話から登場する幾月こころちゃんも少し素直じゃなくひねくれたところがあるけれど、根は寂しがり屋というなかなかどうして魅力に溢れるキャラクターだ。
元々、茉莉ちゃんや小夜子ちゃんたちの番組の視聴者だった彼女だが、ひょんなことから同級生であることがわかり、友達になってほしいと頬を赤らめて言うところがもうね...。おんなのことおんなのこが友達になる瞬間の尊さときたらエントロピーを凌駕するレベル。「配信」を通じて友達の輪が広がり、やがて深まっていくのがこの作品を貫くテーマになっていくのだろうなぁ。
小夜子ちゃんとこころちゃんが仲良くキャッキャウフフしているのを見て嫉妬メラメラになる茉莉ちゃんという関係がもうニヤニヤが止まらない。茉莉ちゃんが小夜子ちゃんの事を溺愛しているのがもうかわいいのですよ。この作品の何が素晴らしいって、小夜子ちゃんと茉莉ちゃんのイチャイチャっぷりが夫婦の域まで達しているところですからね。
おんなのこの友情
理想郷はここにあったのか...。
世の中には2種類の人間がいる。幼なじみを持つ人間と幼なじみを持たない人間だ!あぁ。この二人のイチャイチャっぷりが完全に読者を悶絶させにきてるよ...。昔の思い出話の破壊力がヤバ過ぎる。
幼少期に一緒に過ごしてきた日々は、2人にとって未だに忘れることのできない「いちばんのおもいで」。そして10年ほどの月日が経ち、人見知りな小夜子ちゃんが最も頼れる存在が茉莉ちゃんで、そんな小夜子ちゃんを溺愛している茉莉ちゃんという関係は今も変わらずに過ごしてきたんだなぁと思うとこの二人の友情の深さが眩しいね。
初めての連載作品でこれほど素晴らしい作品を描ける作者のむく先生が凄いなぁ。今後がとても楽しみな作品。