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JR四国のバースデイきっぷでリッチな乗鉄~その14~

2017年10月01日 21時00分00秒 | 2017年07月四国旅行
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松山からはしおかぜに乗車して東を目指します。今回は新型車両8600系が投入されている列車を狙いました。土曜日でしたが繁忙期ではなかったので車両変更もありませんでした。

8600系車内の様子

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グリーン席
グリーン席はJR東日本のE5系新幹線グリーン席と同様のものが2-1配置で設置されています。床もモダンな柄のカーペット敷きとなっており高級感のある車内環境です。座席はリクライニング(手動)・レッグレスト(電動)で好みの位置に調整することも容易です。読書灯はヘッドレスト横にLEDタイプのものが設置されています。テーブルは背面テーブルと小型インアームテーブルの2段構え。車両中央部分にはグリーン席利用者専用荷物置き場もあります。

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普通席
普通席はシートモケット・乗降ドアがグリーン・オレンジの2種類あります。座席はJR東日本のE657系(ひたち・ときわ)、E353系(あずさ)などと同じもののようです。これらの特急列車は普通席のグレードが高く満足のいく座り心地を提供します。

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ヘッドレストカバーはグリーン車(写真)・普通車ともにロゴが刺繍された布製です。グリーン車はまだしも、普通車までロゴ刺繍とかお金の使い方間違っていませんか(褒め言葉)?

JR東日本の特急列車ではグリーン車のグレードダウンで普通席とグリーン席の違いがあまり感じられない仕様のものが多いですが、このJR四国8600系はグリーン車と普通席の座席で明確な違いがありグリーン車らしい風格もあります。また、両座席とも大変満足のいくものとなっていて、普通席でも3時間近い行程を快適に過ごすことができるはずでした。


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お手洗い
ウォシュレット付き多目的お手洗い

今回は松山から伊予西条まで1時間ほど乗車しました。座席の座り心地はとても素晴らしく列車が動いていないときは大変満足できる車内環境でした。しかし、一度走り始めると立て付けが悪いのか終始ガタガタガタガタと耳障りな音が鳴り、カーブにさしかかると不自然な車体傾斜が起こり、車体傾斜が回復するタイミングも不自然で乗り心地は決してよくありませんでした。予讃線の特急車両は2000系・8000系と車体傾斜方式が振り子式でカーブが続く区間においても乗り心地が悪いという印象はありません。今回乗車した新型8600系は車体傾斜方式が空気式(イメージとしては空気の入った風船を膨らましたりしぼめたりすることで車体を傾斜する)となり、そのシステムの熟成不足か、そもそもそのシステムがカーブの連続する予讃線では対応できないのかは不明ですが、せっかく素晴らしい座席や車内環境も乗り心地の悪さで非常に微妙になってしまっていると言わざるをえないのは残念です。

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伊予西条に到着。

つづきます


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